狂骨の夢(1)
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なんか堂々と表紙になっていますが、京極堂さんだいぶ登場回数減っていたような
鉄鼠の檻(1996年)
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) | 京極 夏彦 |本 | 通販 | Amazon
鉄鼠の檻
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) | 京極 夏彦 |本 | 通販 | Amazon
文庫版で1376ページ。着々と太っています。
百鬼夜行シリーズのひとつの魅力に《ヒロイン》があるのですが、この作品は禅寺が舞台なので必然的に女性の出番が少ないです。だからこそ《山中駆ける振袖の童女》の異様さが際立ちますが。
この作品は漫画版がまだありません。というのも、
とのこと。
絡新婦の理(1996年)
聖ベルナール女学院にとびかう《悪魔》の噂。
ソレは願えば人殺しでも行う。
ソレには僕(しもべ)が存在している。
ソレは《蜘蛛》と呼ばれている。
一方、釣り堀の主である伊佐間と骨董屋の今川は《織作家》を訪れていた。女系家族の織作家には紫、茜、葵、碧からなる四姉妹がおり、うち碧は聖ベルナール女学院の2年生。茜の婿は聖ベルナール女学院の理事長であった。
《蜘蛛の巣屋敷》とあだ名される織作家と聖ベルナール女学院の《蜘蛛》を、京極堂は退治することができるのか。
絡新婦の理
文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫) | 京極 夏彦 |本 | 通販 | Amazon
2作ぶりの女学院もの。文庫版で1408ページ。絶好調。
個人的にはシリーズのなかでも屈指の作品かなと思っています。「魍魎の匣」と迷いますが、織作家の姉妹たちがたいへん魅力的。
これも漫画が存在しています。
絡新婦の理(1)
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塗仏の宴 宴の支度(1998年)
中禅寺敦子が連れ去られた!
頼り榎木津と木場は行方不明。関口が役立たずなのはいつも通りとしてもなんと逮捕までされてしまう。
自称郷土史家、流浪の物書きの堂島静軒は言う。
「世の中には不思議でないものなどないんですよ。ここに私がいることも、そこにあなたがいることも、不思議と云えば皆不思議だ」
塗仏の宴 宴の支度
文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫) | 京極 夏彦 |本 | 通販 | Amazon
ダイエットに成功しました。文庫版で994ページです。
《絡新婦》が百鬼夜行シリーズのひとつの集大成に感じられるのは、《塗仏》が特殊な展開だからかもしれません。
それぞれの章で登場人物ががらりと変わる短編的な構造。厚さの割には読みやすい、という評判があります。
塗仏の宴 宴の始末
文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫) | 京極 夏彦 |本 | 通販 | Amazon
いわゆる解決編。
文庫版で1088ページです。あわせると2082ページ。ダイエットとはなんだったのか。