音楽全盛期ミリオンヒットソング(1990~1991年編)
現在、CDが売れないのは時代のせいではなく、良い曲が少ないだけなのかと思えるほど、今聞いても良い曲が多い1990年代。記録に残るようなミリオンヒットソングも数多く誕生しました。そこで、ここでは1990年代の幕開けである1990~1991年のミリオンヒットソングを、当時の様子とともにプレイバックしていきましょう。
1990年はこんな時代!
1990年にはこんなことがありました
・スーパーファミコン発売、空前の大ブームに!

・バブル経済崩壊!

・ポール・マッカートニー初来日公演

・キリン一番搾り発売!

1990年生まれの有名人
・浅田真央(プロフィギュアスケーター)
・エマワトソン(女優)
・ローラ(タレント)
・黒木華(女優)
・玉森裕太(Kis-My-Ft2)
・柳楽優弥(俳優)
・三浦春馬(俳優)
・バロテッリ(サッカー選手)

浅田真央
1990年 ミリオンヒット曲 「踊るポンポコリン」B.B.クィーンズ 130.8万枚

1990年のヒット曲は、浪漫飛行(米米CLUB)や情熱の薔薇(THE BLUE HEARTS)など今もよく聴かれている名曲が多い中、唯一のミリオンヒットとなったのが、BBクイーンズが歌う「踊るポンポコリン」。
ご存知、この年に始まったアニメ「ちびまる子ちゃん」の主題歌で、アニメの大ヒットとともに、主題歌も空前の大ヒットで、誰もが口ずさめる曲になりましたね。
最近、E-girlsがカバーして話題になりました。
BBクイーンズ現在は?
1993年に活動休止後は、コーラスの女性3人がMikeで活動など個々で音楽活動をしているも、結成20年周年のきっかけに待望の再結成!現在では、新生BBクイーンズとして、フェスに参加するなど精力的に活動中!
1991年はこんな時代!
1991年にはこんなことがありました

・若貴ブームで大相撲大人気

・ジュリアナ東京オープン

・新宿新都庁完成

・宮沢りえヌード写真集「Santa Fe」発売

・世紀末クイズ大ヒット
1991年生まれの有名人
・秋篠宮眞子さま(皇族)
・夏帆(女優)
・高橋みなみ(元AKB)
・石川遼(プロゴルファー)
・原口元気(サッカー選手)

・前田敦子(元AKB)
1991年 ミリオンヒット曲① 「ラブ・ストーリーは突然に」小田和正 254.2万枚

1991年で1番売れたCDが、ダブルミリオンも達成した小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」です。月曜日の夜は街から人が消えるとまで言われるほど大ヒットしたドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌で、しばらくドラマ主題歌=ヒットソングの法則は続きました。
今もこの曲を聴くと、東京ラブストーリーの名シーンが蘇ってくる人も多いのではないでしょうか?またカラオケでチャレンジするも、あまりにも高音ボイスで途中で息絶える人も続出でしたね。
小田和正現在は?
70歳となった今も精力的にツアーを開催中。毎年クリスマスに行われる「クリスマスの約束」など何十万人も動員しての大規模ライブを常に満員にするなど、根強い人気を誇っています。
1991年 ミリオンヒット曲② 「SAY YES」CHAGE&ASKA 250.4万枚

上記の「ラブストーリーは突然に」が主題歌だった「東京ラブストーリー」に次ぐ、月9ドラマとして、こちらも大ヒットした「101回目のプロポーズ」主題歌。美しい旋律が印象的です。
こちらも双璧をなすほどの大ヒットとなりました。この曲以降、「YAH YAH YAH」などしばらくの間、チャゲアスブームが続きましたね。
CHAGE and ASKA現在は?
活動休止中に、ASKA(飛鳥涼)が薬物疑惑で世間を賑わしてしまうなど、音楽シーン以外で話題となってしまったCHAGE and ASKA。
CHAGEは1人でソロコンサートやテレビ出演など地道に活動中、ASKAも地元福岡を拠点に再起を図ろうとしています。ファンには根強い復帰論があるものの、絶望と言う声もあります。果たして・・・。
1991年 ミリオンヒット曲③ 「愛は勝つ」KAN 186.3万枚

当時大人気だった「山田かつてないテレビ」でも毎回よく歌われていましたね。ストレートながら心に突き刺さるような歌詞が印象的です!
最近でもCM曲に使用されるなど、未だに愛されている名曲ですね。
KAN現在は?
2002年には、「フランス人になりたい」の夢に近づくため、住居をフランス・パリに移住。その後も日本とフランスを行き来し、コンサートなども定期的に開催している。
2011年には三谷幸喜監督作品「素敵な金縛り」で、なんと死んだ人の役で出演!とてもはまり役でした。
現在は弾き語りツアーなど趣向を凝らしたライブなどを開催しています。
その後は、
1991年 ミリオンヒット曲④ 「どんなときも。」槇原敬之 116.4万枚

映画『就職戦線異状なし』主題歌で、数ある槇原敬之の曲のなかでも代表曲の一つとなりました。自然と耳に入ってくるような心地よいサウンドと、ストレートな歌詞は、まさにマッキーサウンドですね。
槇原敬之現在は?
「どんなときも。」ヒット後も、「もう恋なんてしない」「SPY」などヒット曲を続々と誕生される一方、「世界に一つだけの花」(SMAP)や「チキンライス」(浜田雅功)などでクリエーターとしても活躍しています。
今もシングル曲も発表するなど、まだまだ現役です。
1991年 ミリオンヒット曲⑤ 「はじまりはいつも雨」ASKA 107.1万枚

1991年2位のダブルミリオンとなった「SAY YES」の勢いそのままに、ASKAがソロ曲でもミリオン達成。切なくも綺麗な情景が目の中に浮かんでくるような美しい曲です。
1991年 ミリオンヒット曲⑥ 「あなたに会えてよかった」小泉今日子 100.7万枚

1980年代に比べて、アイドルソングは下火でしたが、本人作詞、小林武史作曲の楽曲のクオリティの良さもあってミリオン越えの大ヒットに。キョンキョンの優しい声が好きな人は多いですよね。
本人主演の「パパとなっちゃん」の主題歌です。
小泉今日子現在は?
歌手としての活動はご無沙汰ながら、朝ドラ「あまちゃん」での役名での歌手デビューや、主演ドラマ「監獄のお姫さま」でも歌声を披露するなど、あの透きとおる優しい歌声は健在です。
1991年 ミリオンヒット曲⑦ 「LADY NAVIGATION」B'z 100.5万枚

この曲以降、怒涛のミリオンラッシュとなる時代を代表するアーチストになったB'zの記念すべき初ミリオン曲。B'zならではの心地よいギターサウンドと、シャウトするボーカルのコンビネーションが最高ですね。今もカラオケの定番曲です。
カネボウ化粧品 '91夏のイメージソングとして作られました。
B'z現在は?
CDが売れなくなった今も安定的なセールス、ライブ動員数を誇っているトップランカーアーチストと君臨しています。
アルバム総売上枚数、シングル連続首位獲得数(通算含む)など数多くの歴代1位をたたき出しており、今もなお更新しづけている、生きる伝説とも言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「やっぱりこの時代の曲はいいなぁ」と思えるほど名曲揃いだと思いますよね。今もカラオケの定番になっているのは、やはり名曲の証拠ではないでしょうか?
曲って聞くと、その時代自体をプレイバックできるから良いですよね。