「両国予備校」とは?

両国予備校の看板
全寮制のスパルタ予備校!

「艱難辛苦」を乗り越えるのが目標
現在は廃校に

東京校の地図(90年代後半)

大阪校の地図(90年代後半)
CMでも有名!
予備校なのに「校歌」がある!
youtubeに上がってました!
予備校だけど学校法人ではありません
生徒は通学定期でなく通勤定期で通っていた!

学校法人の予備校の場合、そこの予備校生は「通学定期」が使えるのですが、両国予備校は学校法人ではありませんでした。そのため、両国予備校の学生は寮から予備校までの通学を通勤定期を使用しなければいけなかったんです。結構痛い出費ではないでしょうか?
浪人生が生活していた学生同仁寮!
生活を厳しく管理されていました
両国予備校OB・OGの集うスレ

実際の寮内の写真
両国予備校ホームページ
両国予備校にまつわる都市伝説の数々!!
英単語帳の「ゼロックス」

両国予備校の学生に配布された英単語帳に収録されていた単語の数はなんと5000以上!人気のあった旺文社の英単語帳「ターゲット」ですら1900。覚える量が半端ないですが、その単語帳に収録されていた単語の中に「xerox」というのが収録されていました。その意味は「ゼロックスでコピーする」。なんで収録されていたのか見当がつきません??現在「ググる」が「googleで検索する」という意味になっているのと同じ感覚でしょうか?

両国予備校発行の単語帳
実際は4クラス程度しかない

両国式学習システム 能力別少人数(5~35名位)クラス編成個別特訓コース
実際に通っていた人によれば、パンフレットによれば両国予備校は多数のクラスで編成されており、A~Z、そして特Aなどのクラスがあるとされていますが、実際には、例えば「D、K、H、Z」のような4クラスしかなく、その4クラスがクラス分けのたびに「C、J、G、Y」のようにクラスの名前が変わっていくとのこと。校長によれば、「勉強して頭がよくなったんだから、ZからYに上がるんだ」とのことです・・・
柱の前に机が置いてある

こんな感じでしょうか?
教室に学生を詰め込みすぎたせいでしょうか、ビルの柱の前にも机を設置していたため、「そこの席に座った生徒は黒板が見えない」という事態があったそうです。講師が板書するたびに柱の横から覗き見するような体勢になってたそうです・・・過度な詰込みはどうなんでしょうね?
予備校時代を振り返って
両国予備校は「牢獄予備校」と揶揄されるくらい厳しいところで、自分の周囲での評判は正直よくありませんでした。しかしながら、私の知人で一人だけ両国予備校に入学した人がいるのですが、その人は国立大学に合格していましたので、一概に悪い予備校ではないとは思います。全寮制(とはいえ通学生の入学可能でしたが)というある意味閉鎖空間での生活だったせいか、あまり情報が外に漏れてこないのですが、両国予備校のOB・OGの方がいらっしゃいましたら面白いエピソードを教えてくれると嬉しいです。
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