1975年の映画『潮騒』

映画『潮騒』の原作は、三島文学

他のアイドルとは一線を画していた山口百恵の清純なイメージ。映画『潮騒』は村の金もち村田照吉の娘の初江(山口百恵)と漁師の青年、久保新治(三浦友和)の出会いから、困難を乗り越えて結ばれるまでの物語だ。
ほかには、新治に想いを寄せ、初江との恋の邪魔をする千代子が、最後にこれまでの行いを悔い「二人をいっょにしてあげて」と手紙に託し、いなくなるところが泣かせる。
映画『潮騒』名場面シーン

「恥ずかしいの」という初江。「それなら俺も裸に」と服を脱いで、ふんどし一丁になる新治。
山口百恵が吐息まじりに発する「恥ずかしいの」の一言がとても魅力的だ。



外は嵐、心も体も、目の前の炎のごとく熱く燃え上がるふたり。初江も新治を受け入れたいが、関係を拒み結婚を誓いあう。
山口百恵自身の内に秘めた熱い思いが伝わる、百恵・友和ならではの感動のシーン。
映画『潮騒』名場面ネタバレ
映画『潮騒』名場目は、見つめ合う清純な百恵と一途な友和だから、あり得た「エロより情熱」のシーンだ。
普通の男女であれば、下記のような展開もあり得る。
”新治がふんどしを脱いだ時、初江の視線は自然に下に行き、新治の熱く燃える股間を確認した。
立派な新治の男性自身を見た初江は、結婚への期待に大きく胸を膨らました。”(笑)
それに「火を飛び越えて来い」→炎の横を通ったほうが安全だが、あえて火を飛び越える。
初江さん、誘っておいて「嫁入り前にいかん!」って、火を飛び越える前に言ってよ。
伝説:三浦友和のふんどし姿・映画『潮騒』の見どころ


三浦友和のふんどし姿
百恵・友和★ゴールデンコンビ★…潮騒|なんてったってアイドル&マカロニウエスタン
三島文学の一つのモチーフ「ふんどし」

『潮騒』原作者:三島由紀夫ののふんどし姿
墨東キネマさんのツイート: "ふんどしの似合う方々。三島由紀夫先生、高倉健さん、若山富三郎さん、風大左ェ門さん。#ふんどしの日 https://t.co/NdHoqGQ6Nc"
映画『潮騒』のロケ地鳥羽地方


山口百恵と三浦友和は映画『潮騒』が撮影される1年前の15歳と22歳の時に出会った。
そして『潮騒』で火を飛ぶ超えてから5年後の1979年に山口百恵は21歳結婚、芸能界を引退した。
山口百恵&三浦友和☆グリコのマーシャルで出会っていた - Middle Edge(ミドルエッジ)