【その一言が人生を変えた】乱一世【今は声を中心に活動】

【その一言が人生を変えた】乱一世【今は声を中心に活動】

1990年代にレポーターとして活躍、小倉智昭さんと2枚看板と期待された「乱一世」さん。1997年の番組で失言をしてしまい、あっという間に仕事が消えた恐怖と、そこからの立ち直りをテレビ番組で話していました。


乱一世さんのプロフィール

トゥナイトとは

過去にテレビ朝日が制作・放送していた『23時ショー』の流れを汲む深夜番組として放送開始。 『23時ショー』と同様に情報番組の要素とバラエティ番組の要素双方を併せ持っていたが、この番組は情報面をより強化した内容で放送されていた。司会は、番組放送開始から終了まで一貫して作家の利根川裕が務めた。週4日編成で、基本的には55分番組として放送されていたが、1985年9月11日にロス疑惑の三浦和義が逮捕されたのを受け、緊急報道特別番組の形で35分延長し、1時間30分の放送を行ったことがある。 番組は、放送開始から半年後に始まった映画監督の山本晋也による風俗街リポートで、山本がリポート時に発していた「ほとんどビョーキ」というフレーズは、当時の流行語にもなった。他方、「未成年の性犯罪」、「薬物汚染問題やロス疑惑」、「豊田商事の永野一男会長の殺害事件」、「日航機墜落事故」(1985年)など、政治・事件・事故など社会的に関心の強い硬派な内容にも積極的な取材を続けたため、ワイドショーの特性を生かしたニュース性も強みがあり、ナイトショーとしての制作スタンスを頑なに守り続けた。また、初期においては田原総一朗などによる政治討論の企画もしばしば組まれており、現在放送中の『朝まで生テレビ!』のような田原司会の討論番組の土壌を築いた番組でもあった(この事が関係してか、『朝生』の第1回目では利根川が討論司会を務めていた)。 番組は13年半にわたって放送され続けたが、1994年4月4日に『トゥナイト2』と題してリニューアルされた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E7%95%AA%E7%B5%84)

トゥナイト (テレビ番組) - Wikipedia

伝説の深夜番組『トゥナイト2』が14年ぶりに復活!! - Middle Edge(ミドルエッジ)

エンディングテーマ曲がなんとも豪華

沢田知可子「会いたい」、ZARD「眠れない夜を抱いて」、西脇唯「7月の雨なら」など、そうそうたる名曲がエンディングを飾っていたようですね。

乱一世さんは、当時まだテレビでは少なかったリポーターとして活躍、軽妙な語り口と歯に衣着せぬ物言いで人気者になり、テレビ、ラジオでレギュラー番組を6本も抱えていた売れっ子でした。

事件は1997年8月26日に起きた。

番組をテコ入れしようと、盛り上げるために番組内で乱一世さんは、ついつい、禁断のセリフを出してしまいます。
「トイレはCM中に、どうぞ行ってください。」と、言ってしまったのです。

生放送でしたので、当然カットもなし。

CM中にすぐに謝罪すべきか確認した。

もちろんテレビ業界で働いている乱さんなので、自分の発言がまずかったことはすぐにわかりました。
CM中に、プロデューサーに、「CM後に謝罪すべきかどうか」お伺いを立てたそうです。
しかし、プロデューサーは、「乱さんの言ったことだから、みんな冗談だとわかってくれるよ」と楽観的な判断をし、番組はそのまま謝罪なしで続けられました。

これがニュース番組などでしたら、すぐに謝ることも不自然ではなかったのでしょうが、トゥナイトという、ある意味ノリで突っ走る番組だったので、謝罪などしてしまうと空気が重くなると判断したようです。

この判断が、完全に乱さんのその後の仕事人生を狂わせてしまいました。

楽観視しすぎた現場。

乱さんも、現場で一番偉い人に聞いて、「問題ないよ」と言われたので、「ああ、そんなもんか」と、安心していました。

しかし、そううまくはいきません。
多額の広告費を出して番組を支えているスポンサーに対して、「CMは見なくていい」という発言は、当然スポンサーの激怒をかいます。

翌日の新聞で大騒ぎに。

深夜番組なので、朝刊ではないですが、翌日の一般紙の夕刊に軒並み、乱さんの失言が記事になりました。
また、テレビのニュースにもなったようです。

ここで、乱さんも、自分の発言が、「社会的に影響を与えてしまった!」と気づきました。
しかし、ここまで問題が大きくなると、もはやどうすることもできません。

テレビ局のトップから呼び出しを受ける。

早速、テレビ局から、今後の対応について話をするために、乱さんは呼び出しを受けます。
乱さんが普段会わないような、経営のトップが出てきて、「とりあえず、2,3か月間はおとなしくしていてくれ。そのうちみんな忘れるだろうから」という説明だったそうです。
つまり「謹慎処分」ですね。

乱さんも、それを真に受け、2,3か月待てば復帰できるのだな、と思っていました。

芸能界から消されてしまった乱さん。

しかし、いつまでたっても、復帰のオファーは、乱さんのもとには来ませんでした。
自宅謹慎の乱さんは、ついこの間まで自分が出ていた番組が、自分がいなくてもなんの変りもなく流れているという現実に、ショックを受けます。

ああ、干されたのだな、とその時感じたのでしょう。

「犯罪者」「重病人」扱いされてしまう。

そのうち、友人や仕事仲間からは、「どうなの?」「大丈夫なの?」「これからどうするの?」などと、連絡が入ってきます。
しかし、乱さんにはどうしようもありません。諦めの気持ちも入ります。
乱さんは、「犯罪者か重病人のような扱いだった」と表現していました。
そのうち、乱さんのまわりからは人が消えていきます。

テレビの世界は甘くなかった。

トゥナイト (テレビ番組) - Wikipedia

事務所は乱さんを見捨てなかった。

それまで、乱さんの収入は最高月500万、平均でも月300万くらいあったそうです。それがゼロになってしまったということです。
当時乱さんは40代後半、家族の生計も立てるべき年代でしたが、事務所にも迷惑をかけたということで、事務所を退職することにしたそうです。

しかし、事務所は、乱さんを見捨てはしませんでした。
事務所はあくまでも、小倉智昭さんと乱さんの2枚看板で行く、という方針を崩さず、解雇をせずに、サラリーマンとして月給制で雇入れすることにしてくれたとのことです。

乱さんの今

失言報道から月日は流れ、徐々に仕事のオファーが再開されだしてきた乱さん。

自分がどん底だった時に支えてくれた人への感謝の思いは、今でも忘れないと言っていました。

今はラジオなど声の仕事を中心に、精力的に活動しているようです。

華やかなスターとしての活躍は失敗してしまいましたが、その苦い経験を乗り越えた今、乱さんは新たな仕事をしてくれるでしょう。

乱一世 プロフィール

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