1990年のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」!原作は司馬遼太郎、主演は西田敏行、鹿賀丈史でした!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
徳川慶喜
『最後の将軍-徳川慶喜』(さいごのしょうぐん とくがわよしのぶ)は、司馬遼太郎の長編時代小説。『別冊文藝春秋』96号~98号(1966年6月、9月、12月)に連載。
翌67年に文藝春秋で初版単行本が刊行された。現在は文春文庫版(改版1997年)で重版している。
江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜を、その生い立ちから没するまで描いた。1998年にNHK大河ドラマ『徳川慶喜』の原作となった。
作者は、徳川慶喜を才知に富んだ人物ではあるが、感情的に不可解な人物として描いている。慶喜自身、生母が有栖川宮家から嫁いだ上に、幼い頃から水戸史観に大きな影響を受けたため、後世の逆賊の汚名を避けるために薩長に対し絶対恭順をしたと説明されている。
1998年
1998年 NHK大河ドラマ 主演:本木雅弘
原作は司馬遼太郎が、1960年代に執筆した中編小説『最後の将軍 徳川慶喜』(文春文庫ほか)。司馬の原作が短いので、本作では他に、渋沢栄一らが編んだ基礎史料たる『徳川慶喜公伝』(平凡社東洋文庫全4巻)を参考に、随所で原作以上に用いた。
大河ドラマで、幕末を題材にしたのは、同じ司馬遼太郎原作、1990年の『翔ぶが如く』以来の8年ぶりであった。主演・本木雅弘は、1991年の『太平記』以来で、二度目の大河ドラマ出演で主役抜擢された。
脚本は『武田信玄』(1988年)や『信長』(1992年)などを手がけた田向正健。
江戸幕府最後の征夷大将軍・徳川慶喜が主人公で、主に幕府側の視点から幕末の政治劇を描く。ナレーションを担当したのは大原麗子で、大原演じる新門辰五郎の妻れん(架空人物)が当時を回顧する体で物語を進めていた。
江戸っ子のれんが江戸弁で砕けたナレーションを行なうという設定のため、慶喜を「ケイキさん」と呼んだり「これは後から判ったことなんだけど」「ここだけの話なんだけど」「わっちら下々の者は知らなかったんだけど」といったフレーズがよく用いられた。
菅原文太・若尾文子・杉良太郎らベテラン勢の他、石田ひかり・深津絵里ら若手女優を起用して人気確保に努め、また架空人物のエピソードや多面的表現を盛り込むなどしたが、幕末の対立構造の複雑さや、主人公の慶喜の動きの乏しさ、そして数多く登場する架空人物の存在意義の低さなどから、視聴率は伸び悩んだ。
一方で、主演の本木は、常にポーカーフェイスで通しクールで聡明、策謀にも長けた慶喜を表現し、その演技に好評価を得た。また慶喜の家臣で、幕末の動乱に巻き込まれていくなど準主役格の活躍を見せる村田新三郎(架空の人物)を、当時はまだ無名に近かった藤木直人が演じている。
蒼天の夢〜松陰と晋作・新世紀への挑戦〜
『世に棲む日日』(よにすむひび)は、司馬遼太郎の長編歴史小説。1969年2月から1970年12月まで「週刊朝日」に連載された。初版は1971年に文藝春秋から全3巻で刊行された。現行版は文春文庫全4冊(改版2003年)で重版している。同社の『全集 27』もある。
幕末初期の長州藩士の思想家吉田松陰と、門下生で奇兵隊を結成し、馬関戦争や長州征伐において活躍した倒幕の志士高杉晋作を描く。前編の吉田松陰編と後編の高杉晋作編に分かれる。
司馬は『世に棲む日日』を中心とした作品業績により、1972年に第6回吉川英治文学賞を受賞している。
1977年放映のNHK大河ドラマ『花神』の原作の一部になった。
2000年
2000年 NHK正月時代劇 主演:中村橋之助
菜の花の沖
『菜の花の沖』(なのはなのおき)は、司馬遼太郎の長編小説。1979年4月から1982年1月まで『産経新聞』に連載。1982年5月~11月に文藝春秋全6巻で刊行。現在は文春文庫全6巻(改版2000年)と、『司馬遼太郎全集 42・43・44』(文藝春秋)に収録。
江戸時代の廻船商人である高田屋嘉兵衛を主人公とした歴史小説。
司馬作品は、歴史小説の体裁をとりつつも、作者独自の歴史観による解説を折り込んだ構成を特徴としており、後期作品である本作は、近世社会の社会経済や和船の設計・航海術をはじめ随所で思弁的に史論を述べつつ、後半で主人公が当事者となるゴローニン事件へ至る背景事情(日露関係史への知見)と共に、物語が進行する構成となっている。
2000年
2000年 NHKドラマ 主演:竹中直人