ファミコン版登場の翌年、MSXとMSX2に移植されたドラクエⅡ
ファミコンユーザーにとってはあまり馴染みのない話かもしれませんが、前作「ドラゴンクエスト」はファミコン版が登場した同年に、そしてこのドラクエⅡはファミコン版の翌年に、それぞれMSX版とMSX2版に移植されたんです。
ファミコン版「ドラクエⅡ」
「MSX版とMSX2版」というのもややこしいですがMSXとMSX2とではマシン性能に違いがあり、とくにファミコンよりスペックの劣るMSX版で、ファミコンと同じ表現が出来ない部分をアレンジしての移植となっていました。
MSX版ドラクエⅡ
なお、MSX2版はファミコンとほぼ同等のクオリティーを実現していました。
ちなみに筆者は当時ファミコンとMSX2ユーザー、ドラクエⅡはファミコン版とMSX2移植版をプレイした、ちょっとニッチな層と呼べるかもしれません。
次に紹介する「あぶないみずぎ」のあぶない演出、実はコレMSX版のみで実装されました。
MSX2版にはなかったという、なんともニッチな現象だったのです。。。
MSX版ドラクエⅡ「あぶないみずぎ」のあぶない演出
それがこの「ハイレグの水着」演出だ~!
ドラクエⅡの名場面「あぶないみずぎ」ゲットのシーン
ゲットした瞬間にナント!?
なお、この演出で登場する画像はドラクエシリーズのデザインを手掛けた鳥山明さんのデザインとは別物です。
Youtube動画もありました。
再生回数が200万回を超えてます、けっこう有名だったんですね。
で、ちなみにこちらがMSX2版のドラクエⅡ。
このあぶない演出がMSX版だけであったことが確認出来るかと思います。
ドラクエで知られるエニックス、でもドラクエ以前は様々なジャンルのゲームに挑戦
実は元々MSXも含めたパソコン向けに、多くのゲームを手掛けていたエニックス。
ファミコン参入時の「ドアドア」や「ポートピア連続殺人事件」もRPGではありませんが、パソコンゲームではアダルトも含めた様々なジャンルに挑戦していました。
シンプルながら、見た目ほど簡単じゃない!パズル要素もあるアクションゲーム「ドアドア」 - Middle Edge(ミドルエッジ)