本人紹介
高倉 健
1975年の作品「日本任侠道 激突篇 」ころまでは、任侠映画には
なくてはならない存在であった[健さん]。
確かにあの頃、この手の映画を見た後の映画館から出てくるお客さんたちは、
皆、「健さん」に成りきって出てきていましたね。
デビュー作 「電光空手打ち」
電光空手打ち(DVDジャケット)
同時期に発表された続編の「流星空手打ち」と共に収録されていますが、「電光空手打ち」がデビュー作です。
上映時間 59分
製作国 日本
初公開年月 1956/01/29
]1955年に大学時代の知人のつてで、芸能プロのマネージャーになるため喫茶店で面接を受けたが、居合わせた東映東京撮影所の所長で映画プロデューサー・マキノ光雄にスカウトされ、東映ニューフェイス第2期生として東映へ入社。落ちこぼれ扱いされてたと思ったけど採用1っか月半で主役デビューが決まったそうです。
元々、この作品は、牧野吉晴原作、波島進主演で人気を博した「飛燕空手打ち」「力闘空手打ち」に続くシリーズで何故、[健さん]が主役として起用されたかまでの経緯は不明です。
日本侠客伝シリーズ
「健さん」の人気を決定的なものにした東映任侠映画長期シリーズ
1964年から1971年にかけて11本が製作されました。
日本侠客伝
シリーズ第1作 日本侠客伝(1964)
シリーズ第2作 日本侠客伝 浪花篇(1965)
シリーズ第3作 日本侠客伝 関東篇(1965)
シリーズ第4作 日本侠客伝 血斗神田祭り(1966)
シリーズ第5作 日本侠客伝 雷門の決斗(1966)
シリーズ第6作 日本侠客伝 白刃の盃(1967)
シリーズ第7作 日本侠客伝 斬り込み(1967)
シリーズ第8作 日本侠客伝 絶縁状(1968)
シリーズ第9作 日本侠客伝 花と龍(1969)
シリーズ第10作 日本侠客伝 昇り龍(1970)
シリーズ第11作 日本侠客伝 刃(ドス)(1971)
網走番外地シリーズ
主題歌も大ヒット。但し一時は放送禁止歌になった。
網走番外地 [DVD]
石井監督作品
シリーズ第1作 網走番外地
シリーズ第2作 続 網走番外地 (1965年度興行収入ベスト10 : 6位)
シリーズ第3作 網走番外地 北海篇 (1965年度興行収入ベスト10 : 2位)
シリーズ第4作 網走番外地 荒野の対決 (1966年度興行収入ベスト10 : 9位)
シリーズ第5作 網走番外地 南国の対決 (1966年度興行収入ベスト10 : 3位)
シリーズ第6作 網走番外地 大雪原の対決 (1966年度興行収入ベスト10 : 1位)
シリーズ第7作 網走番外地 決斗零下30度 (1967)
シリーズ第8作 網走番外地 悪への挑戦 (1967)
シリーズ第9作 網走番外地 吹雪の斗争 (1967)