第20回
『Shall we ダンス?』(周防正行)
【映画チラシ】Shall we ダンス?
中年のサラリーマンの普通の通勤風景。車窓から見えるダンススクールの看板。
何故かその看板が彼の頭に残って気になってしまいます。そんな処からこの物語は
始まります。
一言でいえば「絶対見てください」です。登場するキャラクターたちの個性の強すぎる
言動から大爆笑してしまうのですが、この年齢のごくごく普通のサラリーマンの人生が
こんなきっかけで生きざままで変えてしますとは・・・
それでいて妙にリアルな場面を差し挟むことによってただのコメディーな物語には
なっていません。
僕には、こんなにいろいろと楽しませてくれた映画は初めてだったかもしれません。
再度言わせてください。まだ見ていない人は是非見てください。
第21回
『もののけ姫』(宮崎駿)
【映画チラシ】もののけ姫
日本アカデミー賞最優秀作品賞を取った初めてのアニメーション作品です。日本の映画の
興行成績を当時大きく塗り替え、TV放映時にも圧倒的な視聴率を記録したものでした。
物語は「自然と人間」。ジブリ作品には多く見られるテーマではありますが、この作品も
スケール間の大きさ「自然」に対する人間の「畏怖」を良く表現されている逸品だと思います。
もうすでに皆さん御覧になっているでしょうし、僕がこれといったコメントを差し挟むのも
いかがなものかと・・・
第22回
『愛を乞うひと』(平山秀幸)
愛を乞うひと [DVD]
こういう作品ってありなんですか?と誰かに聞きたくなるほどの虐待シーン。
母親がわが子に対してここまでサディスティックになれるものなのか?原田美枝子の
演技力によるものなのでしょうか、一人二役で全く違う性格の女性の演技を見ていると
何だか頭が混乱してしまい、見終わったあともしばし呆然としてしまいました。
ただ娘役の野波麻帆が全体の暗さを救い、役柄上でも「母子逆転」してしまうような
シーンも見事に演じていたのを好意的に見ていました。キャスティングの成功では
ないでしょうか。
第23回
『鉄道員(ぽっぽや)』(降旗康男)
鉄道員(ぽっぽや) [DVD]
やっぱり「健さん」は凄い。監督の手腕もあるのでしょうが只のお涙頂戴物語で
終わらなかったところに年齢を重ねた「健さん」の存在感を感じました。
ストーリー的には日本人受けするものだと思います。チョット残念だったのは
キャスティングはこれでベストだったのか?役者同士の相性とか演技力とか解釈の違いも
あるのでしょうが「もし」を考えると重厚感の違うここまで「ベタ」な感じには
ならなかったのではないでしょうか?
しかし「健さん」のファンは絶対に見てほしいと思います。
第24回
『雨あがる』(小泉堯史)
雨あがる [DVD]
僕はこの作品の原作者である山本周五郎の大ファンで、むろんこの話しも読んでいました。
人情譚を書かせれば右に出るものはいないと思います。
この作品でも主人公夫婦の素朴で細やかな心情を寺尾聰と宮崎美子がよく表現していたと
思います。仕官するという目的を持ちながら人情優先と結果的になってしまう切なさも
人間としてのあるべき姿、美しさはそれを超えてしますものだと原作者は語っているようです。
故黒澤明が本を書いた遺稿を映画化したという話でしたが、黒澤明の色はあまり感じませんでしたね。
第25回(2001年)~第39回(2015年)
ここからは2000年を過ぎますのでまとめさせていただきます
『千と千尋の神隠し』(宮崎駿)
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第26回
『たそがれ清兵衛』(山田洋次)
たそがれ清兵衛2010
第27回
『壬生義士伝』(滝田洋二郎)
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第28回
『半落ち』(佐々部清)
半落ち [DVD]
第29回
『ALWAYS 三丁目の夕日』(山崎貴)
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第30回
『フラガール』(李相日)
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