日本アカデミー賞とは
日本アカデミー賞最優秀作品賞トロフィー
「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典を」をキャッチコピーとして
第1回目は10賞で始まったそうです。
第2回目からは2次選考は会員(1058名)による投票という形に変わり「日本アカデミー賞協会」の運営自体会員による会費によって運営されています。
現在は全22賞、会員数も約3900人となっているようです。
第4回からは一次選考も会員全員の投票によっておこなわれる事となり、ノミネートされた作品は
優秀賞として賞金・表彰状・ブロンズ像が贈賞されることとなっているようです。
第1回
『幸福の黄色いハンカチ』(山田洋次)
幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター
解説・あらすじ - 幸福の黄色いハンカチ - 作品 - Yahoo!映画
歴代日本アカデミー賞最優秀作品中で、僕の中で文句なく3本の指に入る作品です。
高倉健、映画初出演とは思えない演技を見せてくれた武田鉄矢、相変わらずの独特の雰囲気を
醸し出す桃井かおり、脇役に渥美清まで出してしまう豪華さ・・・本編途中の各エピソードも
さることながら、やはりラストシーンで感動しなかった人はいなかったのではないでしょうか?
見ていない人は、もう絶対に見ていただきたい作品です。
第2回
『事件』(野村芳太郎)
事件 [DVD]
名作『十二人の怒れる男』を思い出しました。事件内容は単純なものなのでしょうが
検察対弁護士という図式が観客を推理の世界に引き込んでいく。この感じが日本映画としては
何とも新鮮に感じました。ただ僕としては病的な感じが強く感じて、見ていてちょっと
辛い時間もありましたね。
第3回
『復讐するは我にあり』(今村昌平)
映画パンフレット 「復讐するは我にあり」
解説・あらすじ - 復讐するは我にあり - 作品 - Yahoo!映画
各俳優さんの演技がスゴイ感じで特に緒方拳の狂気の世界の表現力には唯々圧倒されました。
監督さんのイメージがこの通りのものであったとすれば、かなり不気味な感じを前面に
出したかったのでしょうね。でもとても子供には見せられる代物ではないことは間違いありません。
ご注意を…