『敦煌』(佐藤純彌)
【映画チラシ】敦煌
敦煌 (映画) - Wikipedia
さすがに現地中国各地でのロケだったのでスケールの大きな作品というのが
第一印象です。ただキャストが全て日本人ということもあり、当然セリフは日本語
中国側からの協力もあったにもかかわらず如何にも「日本の映画」となってしまっていたのが
残念でした。
それでも原作(井上靖の同名の小説)の出来の良さとしっかりとした構成と演出、各俳優陣の
演技で誰が見ても楽しめる作品だと思います。
第13回
『黒い雨』(今村昌平)
映画プレスシート 黒い雨
解説・あらすじ - 黒い雨 - 作品 - Yahoo!映画
もう絶望しかない。モノクロのフィルムを使い、特撮もかなり使っていたのでしょうが、
やけにリアル感があり、悲惨としか言いようのない情景を現代の映像と繰り返し入れ替えながら
表現していたんですが、印象に深く残ってしまい頭から離れなくなってしまいました。
本当の苦しみはこの後、被爆後遺症を抱えたまま生きていく女性とそれを支える叔父夫婦の
淡々とした物語なのですが、その「淡々と」表現されることから余計に絶望しか残らなく
なりました。子供にはチョット刺激が強すぎると思われますが、見ておかなくてはいけない
と思わせる1本です。
それとこの作品の作成に当たり少し面白い記事があったので下記に引用させていただきます。
第14回
『少年時代』(篠田正浩)
映画パンフレット 「少年時代」
これも時代考証というのだろうか?それとも誰かの記憶の中の画像なのだろうか?「なるほど」
と思わせる教室や建物の説得力は、安っぽいテレビドラマとは違い、まず特筆したいです。
子供の頃、自分が物事をどう見て、どう感じていたのか(ふと)思い出してしまうのは
物語が子供の感覚、視点、そんなものを大事にして撮影されている感じでした。
ラストシーンには音楽も含めて驚くほどの感動を与えてくれましたね。
第15回
『息子』(山田洋次)
息子 [DVD]
普通でどこにでもありそうな物語なんです。でもなんでこんなに感動的にえがけるのでしょうか?
主役の三国連太郎の演技力や和久井映見の自然な美しさだけでは説明できない何かがあります。
やはり監督の「力量」というものなのでしょうか?そういえば山田洋次監督の作品は
いたって普通の人々の普通の出来事を映画化している作品が多いように思います。
この物語も「家族」という普通の題材をテーマとしていますが、ラストシーンにはやはり
感動させられてしまいました。