彼の仲間、ザ・ハートランド(THE HEARTLAND)と一緒に制作した初めてのアルバム。ジャズ、ソウル、スカ、レゲエなどさまざまなリズムが採り入れられ、イギリス風のサウンドが特徴の一枚。
Cafe Bohemia
『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』
初めて日本語でつけられた6枚目のオリジナルアルバム。しかも、曲名もすべて日本語です。
ロンドンで、現地のミュージシャンやプロデューサーを起用し、レコーディングが行われました。当時、影響を受けていたとみられるUKロック的なサウンドのなかに、東洋的なセンスが垣間見える新しい邦楽ロックの新境地を開拓したとも言え、佐野本人も『このアルバムが好きだ』と語る一枚になります。
ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
『Time Out!』
前作、『ナポレオンフィッシュ』に続いてザ・ハートランドを伴い、バンド・サウンドを追求したアルバム。目新しい試みは見られないものの、やや抑制された演奏と内省的な曲が印象的な一枚と評されます。
Time Out!
『Sweet 16』
1992年にリリースされたアルバム。邦楽ロックにおける90年代の傑作(via ロッキング・オン・ジャパン)と評されています。
Sweet 16
『The Circle』
ザ・ハートランドとのコラボレーションによる最後のスタジオ録音アルバム。また、この時期は、バンドの解散や母との死別など、人生におけるさまざまな別れのなかで、彼の歌詞はより哲学的なものになっていきます。
The Circle
『FRUITS』
後にザ・ホーボーキング・バンドとなる数人のミュージシャンたちがセッションに参加しながら制作された、佐野自身、ソロアルバムを作る気持ちで制作したというアルバム。多様な音楽性を内包し、ポップ寄りなサウンドが特徴の一枚です。
FRUITS
『THE BARN』
1997年にリリースされた、ザ・ホーボーキング・バンドと共にアメリカに渡り、レコーディングしたアルバム。再びアメリカのアーティストの影響を受けているかのようなアメリカン・ポップ・ロック風のサウンドが特徴の一枚です。
THE BARN