ロック界に多大な影響を与えた映画「ロッキー・ホラー・ショー」について

ロック界に多大な影響を与えた映画「ロッキー・ホラー・ショー」について

ロック音楽に乗ってスクリーン上で繰り広げられるコミカルなストーリーと奇妙な登場人物達は、一部の観客から熱狂的に受け入れられ、その後のポップカルチャーに影響を与えました。この記事では映画「ロッキー・ホラー・ショー」について振り返りたいと思います。Let's do the time warp again !


●博士の餌食になったブラッドとジャネット、ジャネットには変化が表れます

博士がロッキーとベッドへ行ってしまうと、ブラッドとジャネットは別々の部屋に案内され二人は仕方なく泊まる事になりました。二人が部屋で休んでいると、ジャネットの部屋にはブラッドの変装をしてブラッドの部屋にはジャネットの変装をした博士が侵入してきました。変装している事に気付いていない二人は博士を受け入れてしまいます。しかし行為の途中で変装がバレてしまい二人は激怒しますが、時既に遅し二人は博士の誘惑に負けてしまいました。
行為が終わった後、ジャネットは傷心を抱いたまま何故か実験室へ向かいます。実験室にはリフ・ラフにいじめられてケガをしたロッキーがいました。ケガを介抱するだけのつもりがジャネットはロッキーに対して抑情する事ができず、ロッキーと行為に及んでしまいます。

●恩師スコット博士の思わぬ訪問

フランクン・フルター博士の城に偶然にもスコット博士が訪ねて来ました。思わぬ再会に喜ぶブラッドでしたが、フランクン・フルター博士は出来過ぎた偶然を不審に思います。スコット博士は異星人の研究をしていてフランクン・フルター博士は異星人として調査の対象になっていました。スコット博士が訪問した理由は甥のエディを探しに来ただけで、城にブラッドとジャネットがいる事を当然知りませんでした。

●最後の晩餐~物語はクライマックスへ

ブラッドとジャネットそしてスコット博士はディナーに招かれ、重苦しい雰囲気の中で食事をします。話題がエディの話になるとフランクン・フルター博士はテーブルクロスを引っ張りました。するとテーブルの下にはエディの死体が置いてあり周囲は騒然とします。思わずロッキーに抱きついたジャネットを見たフランクン・フルター博士は熱り立ってジャネットを責めます。フランクン・フルター博士の怒りは収まらず止めに入ったブラッドとスコット博士そして最愛のロッキーを石像に変えてしまいます。

(※この後、物語はクライマックス~エンディングと進行しますが
是非観ていただきたいので、ここから先のあらすじは割愛します。)

「ロッキー・ホラー・ショー」がロック界に与えた影響について

映画「ロッキー・ホラー・ショー」が公開された年は1975年です。1970年代前半イギリスはグラムロックが流行していました。フランクン・フルター博士のキャラクターや映画で使用された音楽等は当時の流行を反映した物だったと思われます。映画で使用された音楽や登場人物達の奇妙なメイクや衣装はその後のロック界に大きな影響を与えました。1980年代入るとイギリスではニューロマンティック、アメリカではLAメタルとして発展していきます。

イギリスのバンド、JAPAN
日本では女子の圧倒的支持を
得ました

LA出身ではありませんが
80年代ブレイクしたバンド、
TWISTED SISTER

●「ロッキー・ホラー・ショー」の影響を受けた日本人アーティスト達

ROLLY氏はこの映画の影響を受けたアーティストの一人で、日本で行われたミュージカルの「ロッキー・ホラー・ショー」では、フランクン・フルター博士役(1995~2000年)とエディ役(2011~2012年)で出演しています。

エディ役のROLLY氏(向かって左)と
フランクン・フルター博士役の古田新太氏

THE YELLOW MONKEY のギタリスト菊池英昭氏とドラマーで弟の菊池英二氏はかつてKILLER MAYというバンドで活動していました。
KILLER MAY はメンバー全員がフランクン・フルター博士のコスチュームという一度見たら忘れられないバンドでした。1986年にデビューして3枚のアルバムを発表しましたが1989年に解散しました。

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