初めて買った車は新車or中古車?今ではネットが当たり前の中古車選び、その歴史について。

初めて買った車は新車or中古車?今ではネットが当たり前の中古車選び、その歴史について。

初めて買った車は忘れることはありません、そしてその車が中古車だった方も多いと思います。アルバイトで稼いだお金で憧れの車を中古車で探しましたよね、当時は雑誌「カーセンサー」「Goo」が中古車選びの定番。雑誌で見て電話して、ディーラー覗きに行って。それを繰り返してようやくゲットした中古車。いまではネットで簡単に選べる時代ですが、そんな中古車の歴史について。


初めて買った車、新車でしたか中古車でしたか?

みなさんが初めて乗った車は何でしたか?
初めて乗った車は、ご家族の車だったという人が多いかと思います。免許取った後は親の車で練習したって人はけっこういますよね。

それでは、初めて自分で買った車は何でしたか?
もちろん、人によって千差万別でしょう。その車は新車でしたか、中古車でしたか?

私は、バイトで貯めたお金でどうにか頭金を用意して憧れの車を中古でゲットしました。
何冊ものカーセンサーやGooを部屋に山積みにして、少しでも好条件の車を探した記憶はいまでも忘れるものではありません。

手探りながら、中古車のどこをチェックすればよいのか詳しい人や雑誌から情報集めたりしたのもよい思い出です。

今ではこんな便利な動画もありますね

今ではネットで当たり前に探せる中古車情報

例えばグーグルなどで「中古車」と入力すれば、そこにはズラリと中古車情報、中古車比較、買取見積もりなどのサイトが並びます。

そして「中古車」と入力した後、しばらくの間はどのサイトを訪問しても「中古車」関連の広告が表示されるかもしれません。

それほどに「中古車選び」は今やインターネット上で行われるのが常識となり、またそこで動く経済で商売をする業者さんも数多いということなんです。

成約するたびに大きなマージンが手に入る中古車選びの顧客紹介。
いまではインターネット広告市場のなかでも、アツいジャンルとなっています。

インターネットには「中古車情報」が溢れています

中古車の歴史について

1885年のガソリン車本格製造開始から13年、中古車販売の歴史が幕を開けます

1870年、ユダヤ系オーストリア人のジークフリート・マルクス(Siegfried Samuel Marcus)によって初のガソリン自動車「第一マルクスカー」が発明されます。

1876年、ドイツ人のニコラウス・オットーがガソリンで動作する内燃機関をつくると、ゴットリープ・ダイムラーがこれを改良して二輪車や馬車に取り付け、走行試験を実施。

1885年になるとダイムラーによる特許や、ドイツのカール・ベンツがダイムラーとは別にエンジンを改良して、車体から設計した3輪自動車を製造。

ベンツは最初の自動車販売店を作り、生産した自動車を数百台販売。また、ダイムラーも自動車会社を興します。現在、ガソリン式自動車の発明者はダイムラーとベンツの両者とされています。

初期のガソリン自動車、3輪。

1885年型ベンツ

遅れること60年。
太平洋戦争を終えて高度経済成長期に差し掛かる頃、日本国内でも中古車売買の市場が掲載され始めます。

ちなみに日本における中古車の扱いは、

-新車オーナーが車を買い換える際に、それまで乗っていた車をディーラーに下取りに出すか、中古車業者に売却。
-業者が買い取った中古車を整備して自ら売るか、中古車業界のオークション市場に出品。 販売や買取業者には古物業法に基づく古物商の許可が必要。

国内中古車販売の市場形成

1960年代はまだ中古車流通の仕組みが確立されてはおらず、ディーラーが自社で販売しきれない下取り車を独立系中古車ディーラーに流通させていました。

独立系業者は零細企業が多く市場の主導権はディーラーが握っていたものの、時代は高度経済成長期。新車販売でメーカーからのインセンティブ獲得で急成長していたディーラーは、当然ながら中古車部門にあまり力を注いでいませんでした。

アメリカで始まった中古車オークションですが、日本で中古車のオークションが始まったのは、1967年のトヨタオークション。
のちに「メーカー系車オークション」と呼ばれるように。

日本初のオートオークションとされるトヨタオークション(1967年)

このトヨタオークションあたりを機に、全国各地で独立系の中古車専業ディーラーが力を持ち始めます。
中古車ディーラーは、新車ディーラーのようにメーカーからの仕入れルートを持っていませんでしたが、一方、新車ディーラーにも大量に発生した下取り車を、いかにさばくかという課題が存在していました。

両者のニーズを上手く仲介するポジションとして、中古車ブローカー業者も登場し始めます。

中古車オークションの盛り上がり

トヨタをはじめとした「メーカー系オークション」、全国に誕生し始めていた中古車ディーラーが、主に地域単位で設立した同業者組合主催の「組合系オークション」などを経て、中古車はオークションによる流通が活発化していきます。

メーカー系、独立系を超越した大規模なオークション専業業者が登場

全国の中古車業者を対象としたオークションを大都市周辺で展開。
ポスやコンピュータ導入など最新の情報技術によって市場が拡大します。

中古車オークション市場が大きく成長を始めます

1970年代にはオークション形式での業者間取引が各地で行われるようになり、1980年代にはユー・エス・エスをはじめとするオークション業者による大規模な現車オークションや、オークネットによる通信衛星を介したネットオークションなどが行われるようになります。

オークション専業業者は出品料や成約手数料から収益を上げることを目的とするため、オークション規模は全国クラスの大規模なものへと展開していくことに。

販売機会の成長に伴って買取事業が勃興

1994年4月、羽鳥兼市が福島県郡山市の東京マイカー販売株式会社の車買取部門として創業。

中古車買取から始まったガリバーインターナショナル

1990年代にはガリバーインターナショナルに代表される新業態「中古車買取専門店」が各地に登場。
市場形成に伴って、特定の車種だけを集めるなど特徴を持った独立系販売業者も増えることに。

新車から中古車へ需要がシフトしたのが追い風となり、1990年代後半まで市場全体が大きく拡大。買取専門店チェーンなどが成長した一方、市場におけるディーラーの地位は相対的に低下しました。

1990年代後半以降は市場全体が頭打ちとなり、単価の安い低年式車への需要シフトも起こりますが、2000年になるとトヨタ自動車が買取専門店チェーンT-UPを立ち上げ日本最大級のネットワークを構築するなど、メーカー、ディーラーも中古車に力を注いでいきます。

中古車市場の盛り上がりと歩みを同じくして、中古車情報誌も

「Goo」

1977年、中古車情報通信(現・Goo)が名古屋で創刊されました(プロトコーポレーション社)。

中古車選びでお世話になった「Goo」。
いまでは北海道・東北・北関東・首都圏・甲信越・北陸・静岡・東海・関西・中国・四国・九州・中/南九州・沖縄で提供されています。

老舗中古車情報誌「Goo」

「カーといえばGoo」でおなじみだったCM

「カーセンサー」

Gooと並んでお世話になった「カーセンサー」、こちらはリクルートから1984年に創刊されました。

分厚いイメージだったカーセンサー、必死で中古車を探したものです。

リクルートの「カーセンサー」

「車選ぶな~ら カーセンサー♪」でおなじみだったCM

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