バレー日本代表の男女監督が決定!
日本バレーボール協会は都内で理事会を開き、次期日本代表監督に男子が元代表ウィングスパイカーでVプレミアリーグ男子堺の中垣内祐一部長(48)、女子が元代表セッターで同女子久光製薬の中田久美監督(51)に選出したと発表した。
今季のVリーグ終了後に就任予定で任期はそれぞれ2年だが、木村憲治会長兼強化本部長(71)は「東京五輪までお願いしたい」と明言。往年のスター選手に4年後の東京でメダル獲得を期待した。

新監督就任会見を行った男子の中垣内監督(左)、木村会長(中央)、女子の中田監督
ロンドンオリンピック、リオデジャネイロオリンピックと2大会連続で出場を逃している男子日本代表。
かつての日本の主砲、中垣内氏に低迷する男子バレーの再建を託した。
男子は南部氏を含め3人の候補者が強化委員会でプレゼンテーションを行い、今月17日の選考委で中垣内氏に絞られていた。
中垣内氏は90年代に日本の大黒柱としてバルセロナ五輪で6位。指揮官としても05年度に堺をVリーグ優勝に導き、日本オリンピック委員会の指導者海外研修員として米国に約2年間、留学経験もある。木村会長は「留学を通して(強国の)米国、ブラジルにも人脈があり、20年までに明確な計画も立てていた」と評価する。
26日、都内で行われた会見時には「とっぴだとか現実的ではないとおっしゃる方がいるかもしれませんが、私は挑戦する以上はメダルを取りたい」と中垣内氏は高い目標を掲げた。

選手時代の中垣内祐一氏
また、木村会長は女子日本代表監督に就任した中田氏に関して「中田氏は選手時代に銅メダルに終わった悔しさを持っており、それが(東京五輪の)原動力になる。」と期待を寄せた。
バレー女子代表監督を80年代の天才セッター・中田久美氏に一本化へ!25日に正式決定! - Middle Edge(ミドルエッジ)