竹内まりやプロフィール

生年月日:1955年3月20日
出身地:島根県簸川郡大社町(現出雲市)
学歴:慶應義塾大学文学部英文科中退
生家:老舗旅館『竹野屋』
1978年11月シングル「戻っておいで・私の時間」、アルバム『BEGINNING』でデビュー。
1982年 山下達郎さんと結婚
山下達郎さんとの間に長女がいます。
竹内まりやシングルコレクション
1979年にリリースした「SEPTEMBER」で、第21回日本レコード大賞新人賞を獲得。当時アイドルが不在の時期だったため、アイドル歌手のような存在でした。
目がパッチリして可愛いですものね。
でも、これが竹内まりやさんを休業に追い込んでしまうのです。
1981年過酷なスケジュールで喉を痛めてしまった竹内まりやさん。それに加えアイドルとして仕事のオファーがきていることに疑問を抱き休業してしまいます。
本人はアイドル歌手になりたかったわけではないのですから。
1982年山下達郎さんと結婚してから、メディアにはほとんど出なくなってしまいました。しかし、作詞・作曲家として活動を始めるのです。
竹内まりやさんには数々のヒット曲があります。
歌手としてリリースしたシングルをいくつかご紹介します。
不思議なピーチパイ
1980年2月にリリースした『不思議なピーチパイ』が資生堂化粧品のCMソングに起用されヒットします。
この頃は安井かずみさんや加藤和彦さん、松本隆さんなどからの提供された曲を歌っていました。
本気でオンリーユー(Let's Get Married)

この曲は結婚式の定番ソングでしたよね。
花嫁と花婿が登場するシーンに使われたり、お友達が披露宴で歌っていたように思います。
元気を出して

『元気を出して』は薬師丸ひろ子さんに提供した曲です。アルバム『古今集』に収録されていました。
竹内まりやさん自身も17枚目のシングルとしてセルフカバーしています。
世代を超えた愛されている曲であり、2011年「竹内まりやの一番好きなシングルランキング」調査で、トップになりました。
シングル・アゲイン
「シングル・アゲイン」は、日本テレビ『火曜サスペンス劇場』の8代目主題歌でした。
TBSテレビ『ザ・ベストテン』の最終回に8位にランクインされ、主婦業と子育てに専念していたため、司会の黒柳徹子さんと電話インタビューをしています。
竹内まりやさんは自分のことを「シンガーソング専業主婦」と呼んでいます。あくまでも家庭中心の生活なんですね。
告白

「告白」は「シングル・アゲイン」に続き、『火曜サスペンス劇場』の9代目主題歌になった曲です。
「駅」から「シングル・アゲイン」「告白」と続くこの3曲がいいですね。
私の好きな曲です。
カラオケでもよく歌っていました。
純愛ラプソディ
タイトルに「純愛」とありますが、不倫がテーマの曲です。
ドラマ『出逢った頃の君でいて』の主題歌でした。酒井法子さん演じるナナが陣内孝則さん演じる圭介に恋をしてます。でも、彼には奥さんがいたのです。大まかなストーリーはこんな感じです。
詳しい内容はあまり覚えていないけれど、このドラマ見てました。
今夜はHearty Party
「今夜はHearty Party」の歌詞に「♪キムタクさえも かすむような男」というフレーズがあります。これは当時木村拓哉さんがドラマ『あすなろ白書』出演していたのを見て思いついたそうです。そこから発展し、竹内まりやさんがジャニーズ事務所に依頼、本人がコーラスで登場することになります。
曲の最初の「ねぇ、パーティにおいでよ」も木村拓哉さんの声です。
最後の「愛してるよ」もそうですよね。
真夜中のナイチンゲール
「真夜中のナイチンゲール」は、中居正広さん主演TBS系ドラマ『白い影』の主題歌として書き下ろされた曲です。曲の最初のフレーズ「♪あなたの瞳に映る悲しみの訳を教えて」は、竹内まりやさんがバラエティー番組に出演している中居正広さんを見て感じたことを歌詞にしたそうです。また、中居正広さんの写真を見ながら書いたとか。竹内まりやさんがSMAPのライブを見に行ったときに、中居正広さんの目に「直江に通じる悲しみのようなものを感じた」とラジオで語っています。竹内まりやさんにはそう見えたんですね。曲を書く人は他の人に比べて感じる部分が違います。だから良い曲が書けるのだと思います。
幸せのものさし
天海祐希さん主演TBS系金曜ドラマ『Around40~注文の多いオンナたち~』主題歌です。天海祐希さんは、竹内まりやさんのリクエストでコーラスにも参加、しています。ドラマの最終回では、竹内まりやさんもほんの少し出演しています。
「駅」の歌詞
「駅」は竹内まりやさんが中森明菜さんのために書いた曲です。しかしこの曲、竹内まりやさんと中森明菜さんとでは曲に対する解釈が違います。
真逆だったのです。
まずは、歌詞を見てみましょう。
解釈が違う部分は2番目の歌詞です。
では、どう違うのでしょう。
竹内まりやの「駅」に対する解釈
みなさんなら、「♪初めてわかるの痛いほど私だけ愛してたことも」このフレーズをどのように受け取りますか?
私なら、「彼が自分のこと本気でを愛していたのかが、別れたから気づいた」と受け取ります。
竹内まりやさんがこの歌詞の込めた思いは「痛いほどあなたは私のことだけを愛していた」。
つまり、彼が自分のことをどれだけ愛していたのかが、今になって身に沁みて分かったということです。
私もどちらかと言えば、竹内まりやさんよりですね。
でも、中森明菜さんは違っていたのです。
中森明菜の「駅」に対する解釈
中森明菜さんは、「私だけがあなたのこと愛していた」と捉えています。これでは、彼は自分を愛していなかったことになりますね。
切なさを表現する中森明菜さんらしい受け取り方ではありますが。
歌う人の曲に対する受け取り方によって、曲は違うものになっていくのですね。不思議です。
2人の歌い方を比較してみてください。
また違った曲に聞こえてくるのではないでしょうか。
竹内まりやが中森明菜に提供した曲
以下の曲はすべて中森明菜さんの10枚目のアルバム「CRIMSON」に収録されている曲です。このアルバムの中に「駅」も入っています。
OH NO,OH YES
約束
赤のエナメル
ミック・ジャガーに微笑みを
竹内まりやの現在の活動

竹内まりやさんって、もう60代なんですね。
びっくりしました。
メディアではあまり見かけないけれど、可愛い女性のままです。
私もこんな年齢の重ね方をしたいものです。
竹内まりやさんの現在の活動は、2016年4月フジテレビ系木曜22時ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』山下達郎さん&竹内まりやさんが歌っている「Let It Be Me」が劇中歌に起用されたり、8月TOKYO FM『山下達郎のサンデー・ソングブック』、「納涼夫婦放談」にゲスト出演しています。
いつまでも仲良し夫婦なんですね。