桑田佳祐とMr.Childrenによる『奇跡の地球』
1995年1月23日発売のチャリティーシングル。規格は8cmCD。発売元はタイシタレーベル。
作詞・作曲は桑田佳祐。プロデュースを小林武史が担当した。
【サポートメンバー 担当楽器】
小林武史・キーボード
藤井謙二・ギター
山本拓夫・サクソフォーン
荒木敏男・トランペット
村田陽一・トロンボーン
CAROL STEELE・パーカッション
松本賢・コンピュータ/プログラミング
高安錬太郎・コンピュータ/プログラミング

桑田佳祐とMr.Children 『奇跡の地球』(きせきのほし)
同作は同年6月までの限定生産として発売された。
そういった理由から、再発はされていない。
ただ、2002年11月27日発売の桑田2枚目のベスト・アルバムである『TOP OF THE POPS』に収録されている(Disc 2の10曲目)。
【オリコン順位】
・週間1位
・1995年2月度月間1位
・1995年度年間7位
【ゴールド等認定】
・2ミリオン(日本レコード協会)

桑田佳祐と桜井和寿
チャリティーシングルだった『奇跡の地球』

「奇跡の地球」 in Store Sample プロモ盤CD

「奇跡の地球」 in Store Sample プロモ盤CD

世界のエイズ患者の状況(WHO報告より)
「LIVE UFO」のテーマソングでもあった
1993年から1995年まで毎年ゴールデンウィークに行われていたLIVE UFO。
主催はフジサンケイグループで、会場は東京都渋谷区の国立代々木競技場およびその周辺地区だった。
1995年のテーマソングに『奇跡の地球』が起用され、LIVE UFOの盛り上がりと共に、桑田と桜井のビッグアーティストによる共演も話題となった。
同イベントは、フジテレビジョン事業局が中心になり様々な企画、制作が行われ、各種大手メーカーをスポンサーとした各種イベントパビリオンや、食品メーカーがスポンサーとなったフードコート、このイベントのために約1億円で購入したメリーゴーラウンドを中心に、K-1やシルク・ドゥ・ソレイユの公演、第一・第二体育館でのコンサートなどの各種興行や『森田一義アワー 笑っていいとも!』の公開生放送も行われた。

「LIVE UFO '95 “Acoustic Revolution with Orchestra” 奇跡の地球」 アンケート用紙

LIVE UFO'94オフィシャルマガジン
年別テーマソングは以下の通り。
・1993年はCHAGE and ASKAの『夢の番人』
・1994年は米米CLUBの『ア・ブラ・カダ・ブラ』
・1995年が桑田佳祐&Mr.Childrenの『奇跡の地球』だった。
各年度のライブ公演に関しては、大阪公演・名古屋公演も「LIVE UFO協賛企画」として開催されており、公演日が東京より先行する場合でもチケットをLIVE UFOの入場券として使用できるようになっていた。
なお、ライブの模様はフジテレビにおいて後日放送されている(1995年はNHK衛星第2テレビジョンで放送)。
桑田佳祐のソロ企画において最大のセールスを記録した!
本作は累計172万枚(オリコン調べ)を売り上げた。
これは、桑田のソロ企画としては現時点で最大のセールスであり、桑田佳祐が作詞作曲をしたシングルとしても290万枚以上を売り上げた「TSUNAMI」に続く売り上げを誇っている。
ちなみに「TSUNAMI」はウッチャンナンチャンのTBS『ウンナンのホントコ!』の一コーナー、恋愛ドキュメンタリー「未来日記」内のテーマソングに起用された。同曲は平成に発売したシングルの中で売上歴代1位となっている。

『奇跡の地球』を歌う桑田佳祐と桜井和寿
日記通りに恋をする!恋愛ドキュメンタリー・未来日記。桜坂やサザンのヒット曲も! - Middle Edge(ミドルエッジ)
2006年には11年ぶりに披露された!
奇跡の地球とは - goo Wikipedia (ウィキペディア)

「LIVE UFO '95 “Acoustic Revolution with Orchestra” 奇跡の地球」 フライヤー
『奇跡の地球』での桑田と桜井のデュエットがまさに奇跡的だった!
当時、音楽番組に彼らが出演した際の録画ビデオを何度も見ていたなぁ。