※写真は一部、映画「クヒオ大佐」から拝借しています
映画・クヒオ大佐
クヒオ大佐
本名:鈴木和弘
結婚詐欺師の経歴
ニセ軍人を名乗ったクヒオ大佐こと鈴木和弘
髪も金髪に染めてカタコトの日本語を用いるように
以下、実際に用いた「ニセ」プロフィール。
【名前】ジョナサン・エリザベス・クヒオ(日本名は彼の本名)
【職業】アメリカ空軍特殊部隊パイロット
【国籍】アメリカ合衆国(日本国籍も所持する、いわゆる「二重国籍」)
【出身地】ハワイ
【両親】
父:カメハメハ大王の末裔
母:エリザベス女王の双子の妹
【履歴】
6歳でワシントン大学を卒業
10歳でミネアポリスの士官学校(実際の米海軍兵学校の所在地はアナポリス)の入学資格を得るが、体格が伴っていなかったために15歳まで入学を辞退。
その5年間でエール大学で弁護士資格を得て、東京大学法学部大学院で法学博士号を得る。
伯母の要望もあってケンブリッジ大学にも留学していた時期がある。
士官学校卒業後はアメリカ海軍に任官。のちに空軍に転籍し、ベトナム戦争や湾岸戦争などで常に最前線に赴く特殊部隊パイロットとして従軍。
履歴では「6歳でワシントン大学卒業」とあります
そしてターゲットとなる女性には下記のように話を持ちかけたそうですが、
いまみると随分とデタラメな印象を受けますね。。。
なぜかイギリス王室からお祝い金
結婚式の司会はKONISHIKI
一方で、このような振る舞いがみられたそうで。
当然、あとから不審な点は出てくるんです
「なぜこのような手口で次々と女性をだますことができたのだろう、、、」と思ってしまいますが。
こうしてクヒオは女性を巧みに口説き、結婚費用を騙し取った後に
「また最前線に赴かなくてはいけなくなった。仮に私が戦死してもキミには軍から莫大な額の功労金が支給される」と言い残して姿を消すのです。
女性はここでようやく詐欺だったと気づくことに。
一度服役した後に、またもや繰り返していたそうです
結果、当然「クヒオ大佐」は結局逮捕され、その手口がワイドショーなどで報じらました。
刑期を終え出所した後もやはり同様の手口で女性から結婚費用を騙し取るなどし、その被害総額は約1億円と言われています。
この実話は2009年に映画化されました(主演:堺雅人)
無責任に言ってしまえば豪快過ぎたこの事件。
現代のようにネットなどが普及しておらず、情報量が少ない時代だったからこその事件なのかもしれませんね。