【第6位】Higher Love / Steve Winwood
60年代に天才少年と称され、あのエリック・クラプトンをも魅了した、スティーヴ・ウィンウッド。スペンサー・デイヴィス・グループ、トラフィック、ブラインド・フェイスなどでも、白人とは思えぬソウルフルな歌唱を披露し、さらには様々な楽器もプレイするマルチ・プレーヤーぶりを発揮する等、ある意味玄人ウケするアーティストであったわけですが。ソロとなって80年代に突入すると、遂に時代がウィンウッドに追いつき、この「Higher Love」のビッグ・ヒットが生まれたのでした!チャカ・カーンとのかけあいも必聴です!
【第5位】Venus / Bananarama
Venus / Bananarama
UKのニュー・ウェイヴ・シーンで活躍していたバナナラマが、まさかのユーロ・ビート路線へ転身を遂げた、ビッグ・ヒット!ストック・エイトケン・ウォーターマンがプロデュースしたことで、この時代を象徴するサウンドとなっております!原曲はショッキング・ブルーなのですが、バナナラマでこの曲を知った世代にとっては、ディスコ調のサウンドの方が、しっくりきますよね。ちなみに、当時日本では、演歌に転身する前の長山洋子が同じくディスコ調でこの曲をカバーし、ヒットしてましたっけ。
【第4位】Friends And Lovers / Gloria Loring and Carl Anderson
Friends And Lovers / Gloria Loring and Carl Anderson
Friends and Lovers (song) - Wikipedia, the free encyclopedia
今回のチャートの中で、日本ではイマイチ知名度の低いアーティスト及び楽曲かもしれませんね。カール・アンダーソンは、ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター 』のユダ役でも知られるヴォーカリスト。
この曲、最初は1985年にアメリカのテレビドラマ用にレコーディングされ、レコードはリリースされてなかったのですが、その翌年に遅れてリリースしたところ、実に14週にわたってTOP40内にランクインし、年間チャートでも13位に食い込む大ヒット・ナンバーとなったのです。
【第3位】Stuck With You / Huey Lewis and the News
Stuck With You / Huey Lewis and the News
Stuck with You - Wikipedia, the free encyclopedia
前作のアルバム『スポーツ』がモンスター・ヒット、さらには映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』主題歌となった「ザ・パワー・オブ・ラヴ」も全米No.1ヒットということで、名実ともにアメリカを代表するバンドとなった、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース。満を持してリリースされたこの曲も、勢いに乗って、最終的には1位を獲得するヒットになったのでした!