作品紹介
1988年日本公開。
体から体へ乗り移る時に見せるエイリアンの姿が、ナメクジのオバケみたいで何とも気持ち悪い。しかも口から口なので、こりゃたまらんです。
そして、銃が好き、ロックが好き、スーパーカーが好き、女は大好き・・・
しかし、そんなシーンがありながらもジーッと見入ってしまう面白さがあります。
さすが淀川長治さんおすすめの作品です。

【あらすじ】
ヒドゥン(1988) | Movie Walker
予告
「さよなら、さよなら、さよなら」でおなじみの淀川長治さん。懐かしいですねぇ。
映画界のドンならではのユーモアある解説。淀川さんの解説が聞きたくて最後まで見ていた方もいらっしゃるのでは?
今ではこのようなスタイルの映画番組もなくなりました。。
主役はこの2人

最初の犠牲者
どこからかいきなりやってきたエイリアンは、人間を乗っ取り、次から次へと新しい体を求め、凶悪犯罪を繰り返していきます。

寄生
どうやって寄生するかと言うと。。。



次の犠牲者



更なる犠牲者



人間以外も?

ペットのワンコからマスターソン署長へ、そしてベック刑事の同僚・ウィリス刑事へと目まぐるしく寄生した後は、何と次期大統領候補がターゲットになってしまいます。
次期大統領候補

最終決戦


友よ 深い友情の証
ともに語らい、ともに戦い、自分をかばって死んでいったベックに自分の命を託すギャラガー。
ギャラガーの熱い友情とかけがえのない慈悲の心に、思わず涙してしまうラストシーンでした。

B級映画と言われつつも結構な人気があり、ロングランを続け、続編も制作されました。
(続編はどうも失敗作だったようです)
フランスの映画祭でもグランプリを受賞するなど、B級の枠を超えた作品と言えるでしょう。
エイリアンの好きなスーパーカー
フェラーリ 308GTS

フェラーリ モンディアル

ポルシェ928

3台で楽に5000万円以上!!
なんとも豪華な車が好きなエイリアンですねぇ。
うらやましいかぎりです。
主な登場人物
カイル・マクラクラン ギャラガー

マイケル・ヌーリー ベック刑事

異星人(登場人物?)


脚本的にはB級なのかもしれませんが、映画的には決してB級ではありません。
ドキドキ・ハラハラのスピード感ある展開、そして涙のエンディング。
見入ってしまうこと間違いなしです。ぜひ本編をご覧ください。