ブレインストーム
ブレインストーム
メインキャスト
マイケル・ブレイスを演じるクリストファー・ウォーケン
リリアン・レナルズを演じるルイーズ・フレッチャー
カレン・ブレイスを演じるナタリー・ウッド
アレックス・ターソンを演じるクリフ・ロバートソン
あらすじ(ネタばれ)
ノース・カロライナ州のエヴァンス電子研究所は、科学技術の最先端をいく複合未来産業であった。そこでは画期的な実験が行なわれていた。女性科学者リリアン・レナルズ博士(ルイーズ・フレッチャー)をチーフにした研究で、1人の人間の記憶・知覚を他人に伝達するマシーンを開発しようというのだ。
レナルズの良き片腕であるマイケル・ブレイス(クリストファー・ウォーケン)がヘルメット型のマシーンをかぶり、実験を続けている。この知覚伝達はブレインストームと名付けられていた。
ブレインストーム開発プロジェクトが会社のオーナー、アレックス・ターソン(クリフ・ロバートソン)の支持でスタートしたのが、ほぼ10年前。研究は完成に近づきつつあった。レナルズ、ブレイス、そして研究助手ゴーディのチームに、デザイナーとしてカレン(ナタリー・ウッド)が参加。
カレンはブレイスの妻だが、2人の仲は冷えきっていた。
研究の完成を聞いたターソンは、重役会を招集して、マシーンを披露する。そしてこの研究に軍部が介入して来た。
人間の脳から直接、攻撃を指令することが可能になるわけだから、軍部が目をつけるのも当然。しかし、レナルズはこの研究の軍事転用に強く反対する。
そんな折、研究仲間のハルが、グラマー美女にかこまれたブレインストームのテープをかけ、心臓麻痺をおこしかけた。
さらに心労がつのっていたレナルズは、研究中で心臓発作に襲われる。
しかし、レナルズは必死でブレインストームのマシーンをかけて、死亡するまでを記録する。
彼女の死を契機に、軍は直接、研究室に乗り込み、軍事転用のための研究を始めた。
この間にブレイス夫妻の関係は好転していた。