音楽好きには説明不要だけど誰かに教えたくなるバンド、レッド・ツェッペリン

音楽好きには説明不要だけど誰かに教えたくなるバンド、レッド・ツェッペリン

改めて紹介する必要がないほど語りつくされているバンド、レッド・ツェッペリン。ですが、一度はまってしまうと抜けられない中毒性は一人で抱えておけず、誰かに話したくてしかたなくなります。レッド・ツェッペリンのアルバムに駄作なし!ではありますが、その中でも代表作に挙げられることの多い「Led Zeppelin IV」を聴いてみましょう。


このアルバムの素晴らしいところは、収録曲がロックンロール一辺倒ではないというところです。ハードで荒々しい面と美しく優雅な面が絶妙なバランスで配されたアルバムになっています。
中でも「天国の階段」は、静なるレッド・ツェッペリンを代表する名曲です。

天国への階段

レッド・ツェッペリンが現在でも多くの人々に受け入れられている理由のひとつに、独自のグルーヴ感が挙げられます。その代表と言えるのがこのアルバムの最後を飾る「レヴィー・ブレイク」で、このドラムはスタンダードと言えるほどサンプリングされています。

なお、3曲目の「限りなき戦い」には、ゲスト・ボーカルとしてフェアポート・コンヴェンションのメンバーだったサンディ・デニーが参加しています。
レッド・ツェッペリンの楽曲でロバート・プラント以外でリードボーカルをとったのは唯一サンディ・デニーのみです。
アルバムを通して聴くと、これがまた何とも良いアクセントになっています。

Sandy Denny

After that

その後、アルバムを「聖なる館」、「フィジカル・グラフィティ」、「プレゼンス」、「永遠の詩 (狂熱のライヴ)」、「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」と5枚出したところでジョン・ボーナムの死亡によりレッド・ツェッペリンは解散してしまいます。

1988年に行われたアトランティック・レコード40周年コンサート以降は残りの元メンバー3人にジョン・ボーナムの息子であるジェイソン・ボーナムをドラマーとして迎え入れLED ZEPPELINとしてライブが行われています。

未発表音源もいろいろとアルバムとして発表されていますが、それらを聴くとレッド・ツェッペリンはつくづくライブ・バンドだったんだなと思います。

それでは最後にレッド・ツェッペリンの素晴らしいライブ・ステージをご覧ください!

関連する投稿


鮎川誠さんの「ロック葬」がSNSで物議…公式ツイッターがコメントを発表。

鮎川誠さんの「ロック葬」がSNSで物議…公式ツイッターがコメントを発表。

1月29日にすい臓がんのため亡くなったミュージシャン・鮎川誠さん(享年74)の「ロック葬」が4日に東京・代田橋で行われ、その模様が撮影されSNSに続々と投稿された件について、シーナ&ロケッツの公式ツイッターがコメントを発表しました。


「レッド・ツェッペリン」×「OJICO」 アルバムアートや公演チラシをモチーフにしたTシャツが登場!

「レッド・ツェッペリン」×「OJICO」 アルバムアートや公演チラシをモチーフにしたTシャツが登場!

ブランド「OJICO」から、「レッド・ツェッペリン」とのコラボレーションTシャツが登場。ラインナップは「半袖Tシャツ・レッド・ツェッペリン×OJICO #1」など。ファンにはたまらない商品となっています。


70年代のブルース・スプリングスティーン。売れなかった頃でも魂は常に熱く正しかったのです。

70年代のブルース・スプリングスティーン。売れなかった頃でも魂は常に熱く正しかったのです。

デビュー当時、全く売れなかったブルース・スプリングスティーンは苦悩していた。もっとも世界的なスターとなってからも苦悩の連続。苦悩の人、ブルース・スプリングスティーンなわけですが、売れなくて苦悩していた頃にスポットを当ててみます。


日本のロックシーンを根本から塗り替えた「キャロル」解散から45年!各メンバーのその後は?

日本のロックシーンを根本から塗り替えた「キャロル」解散から45年!各メンバーのその後は?

1975年4月に解散した、伝説のバンド「キャロル」。この記事では、キャロルの概要及び彼らの解散後の人生を追っていきます。


バッチでもバッジでもなく、バッヂ。今や伝説のバントと呼ばれている「The BADGE」の音楽を聴いてくれっ!

バッチでもバッジでもなく、バッヂ。今や伝説のバントと呼ばれている「The BADGE」の音楽を聴いてくれっ!

ブリティッシュ・ビートにポップなメロディ。そこに絶品のコーラス。これがザ・バッヂのサウンド。シンプルでタネも仕掛けもありませんが、その分、思いっきり熱いロックン・ロールを聴かせてくれます。


最新の投稿


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。


伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体『UWF(ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)』が、設立40周年を記念し、特別イベント「無限大記念日」を書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します(2025年12月24日~2026年1月12日)。第1次UWFの貴重な試合映像や控室、オフショットなど、4,000枚以上のアーカイブから厳選された写真が展示されます。復刻グッズや開催記念商品も販売され、当時の熱狂が蘇ります。


グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

株式会社グラニフは、TVアニメ『幽☆遊☆白書』との初コラボレーションアイテム全21種類を、2025年12月2日(火)より国内店舗および公式オンラインストアで販売開始します。主人公の浦飯幽助をはじめ、桑原、蔵馬、飛影のメインキャラクターに加え、戸愚呂、コエンマなど欠かせないキャラクターをデザイン。11月26日より先行予約も開始され、ファン必見のラインナップです。


全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、隔週刊『1/18 エクストラスケール 国産名車コレクション』を2026年1月7日に創刊します。全長約20cm、1/18スケールのダイキャスト製で、日本の自動車史を彩る名車を精巧に再現。ボディラインやエンジンルーム、インパネなどの細部ディテールにこだわった「エクストラ」なコレクション体験を提供し、マガジンでは名車の開発秘話や技術を深掘りします。