Led Zeppelin

Led Zeppelin
レッド・ツェッペリンは1968年にアルバム「レッド・ツェッペリン I」でデビューし、音楽シーンを塗り替えた後、1980年9月24日ドラマーのジョン・ボーナムの急死により解散。
新しいロックのスタイルを確立し、脅威的なアルバム・セールスを記録しました。
今さら説明の必要が全くないバンドの筆頭であるレッド・ツェッペリンですが、彼らを代表する名盤「Led Zeppelin IV」を改めてご紹介します。
Member

Jimmy Page
ジェームス・パトリック・"ジミー"・ペイジ OBE(James Patrick Page OBE)
1944年1月9日生まれ
エリック・クラプトン、ジェフ・ベックと共にヤードバーズが誇る3大ギタリストの1人です。レッド・ツェッペリンのリーダーであり、全アルバムのプロデューサーでもあります。
レッド・ツェッペリン解散後も未発表音源のリリースやアルバムのリマスタリングなどを行っています。

Robert Plant
ロバート・アンソニー・プラント(Robert Anthony Plant CBE)
1948年8月20日生まれ
ロバート・・プラントのルックス、声、ステージパフォーマンスなどは、ハード・ロックのボーカル・スタイルを決定してしまったと言えます。

John Paul Jones
ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones)
1946年1月3日生まれ
ベーシストとしてだけでなくキーボードなど様々な楽器を手掛け、サウンド面で大きな貢献をしています。
また、アレンジや作曲でも欠かせない存在です。

John Bonham
ジョン・ヘンリー・ボーナム(John Henry Bonham)
1948年5月31日生まれ
1980年9月24日に吐瀉物を喉に詰まらせ32歳という若さで窒息死しています。
「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」及び「LA Weekly誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」で共に第1位に輝く伝説のドラマーです。
それでは、レッド・ツェッペリンを代表するアルバム「Led Zeppelin IV」を聴いてみましょう。
Led Zeppelin IV
レッド・ツェッペリン4枚目のアルバム「Led Zeppelin IV」。もっともレッド・ツェッペリンらしいアルバムといえるかと思います。そして、現時点でもっとも売れたレッド・ツェッペリンのアルバムでもあります。

レッド・ツェッペリン IV
この歴史的名盤の最初を飾るのは「Black Dog 」です。
「Black Dog 」の勢いを引き継いで2曲目の「Rock And Roll」が更にたたみかけます。それにしても、どこかで耳にしたことがある曲をつぎはぎにしたようなこの曲は、ずるいと言うか、上手いというか、とにかく美味しいとこどりの名曲に仕上がっています。

ロックンロール
このアルバムの素晴らしいところは、収録曲がロックンロール一辺倒ではないというところです。ハードで荒々しい面と美しく優雅な面が絶妙なバランスで配されたアルバムになっています。
中でも「天国の階段」は、静なるレッド・ツェッペリンを代表する名曲です。

天国への階段
レッド・ツェッペリンが現在でも多くの人々に受け入れられている理由のひとつに、独自のグルーヴ感が挙げられます。その代表と言えるのがこのアルバムの最後を飾る「レヴィー・ブレイク」で、このドラムはスタンダードと言えるほどサンプリングされています。
なお、3曲目の「限りなき戦い」には、ゲスト・ボーカルとしてフェアポート・コンヴェンションのメンバーだったサンディ・デニーが参加しています。
レッド・ツェッペリンの楽曲でロバート・プラント以外でリードボーカルをとったのは唯一サンディ・デニーのみです。
アルバムを通して聴くと、これがまた何とも良いアクセントになっています。

Sandy Denny
After that
その後、アルバムを「聖なる館」、「フィジカル・グラフィティ」、「プレゼンス」、「永遠の詩 (狂熱のライヴ)」、「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」と5枚出したところでジョン・ボーナムの死亡によりレッド・ツェッペリンは解散してしまいます。
1988年に行われたアトランティック・レコード40周年コンサート以降は残りの元メンバー3人にジョン・ボーナムの息子であるジェイソン・ボーナムをドラマーとして迎え入れLED ZEPPELINとしてライブが行われています。
未発表音源もいろいろとアルバムとして発表されていますが、それらを聴くとレッド・ツェッペリンはつくづくライブ・バンドだったんだなと思います。
それでは最後にレッド・ツェッペリンの素晴らしいライブ・ステージをご覧ください!