1.いつの時代でも愛される西遊記の魅力
時代は、中国唐、民たちが妖怪に脅かされ、すくいを求めていたそんな時、観音菩薩から命をうけて、人々を救う経典を天竺から受け取る旅に出る物語。3人のヒーローを従え、奇想天外な妖術を使い悪者をやっつけていく。冒険・友情・正義・愛エンターメントの要素がすべて詰まった冒険活劇。年代を問わず、時代を問わず、国を問わず愛され続けている物語です。

本家中国の京劇

歌舞伎での演目

孫悟空

玄奘三蔵
2.日本でも愛される西遊記、アニメ、ドラマ版も多数放映されています。
アニメ・スペシャルドラマ・連続ドラマ・演劇・ミュージカルなど様々なエンターテーメントの素材とされている西遊記です。みんな大好きですよね~

孫悟空の大冒険

日本でドラマ化された西遊記作品の時代と主要キャストは以下の通りです。
3.夏目雅子の三蔵法師
日本で初めて、本格ドラマとして放送されました。そして、三蔵法師を女優が演じるという画期的な内容となりました。当時絶大な人気を博していた夏目雅子が起用されました。知的な美しさを備えドラマに花を添えています。ピンチの時の苦悶の表情を見るたび、守ってあげたいと日本中の男子がおもったのでしょうね。



4.サントリー「伊右衛門」のCMペアが孫悟空と三蔵法師です。
1993年にスペシャルドラマとして放送されました。
三蔵法師に初恋の少女の面影を見出して、影に日向に三蔵をたすける孫悟空、実は原作や別の作品と違い、人間の子供として生まれたのちお釈迦様に罰をくらって、猿にされた上苦行を強いられている時、三蔵に助けられます。
三蔵はと言えば、人間に化けた妖怪を見つける能力を見込まれ大唐帝国の太宗皇帝に天竺行きを任されます。釈迦に対する信仰心は人一倍強く、女性のような清らかさをもっています。

美しい西遊記コンビ。今CMで再び

伊衛門のCMでの二人
5.唐沢寿明が孫悟空「新西遊記」エンターテーメント性が高まりました。
1994年4月から9月まで放送していました。唐沢寿明は過去スタントマンをしていたということで、アクションシーンを自ら演じていたといいます。また、妖怪の登場や奇想天外な様子を映す特撮シーンを当時としては、画期的なCGが多用されていました。

ビデオジャケット

新西遊記の語空・三蔵ペア
妖怪の親分提婆達多は 美輪明宏が演じています。そして、その妻で人間を惑わす羅刹女を演じるのは余貴美子です。これまた豪華キャストですね。
6.三蔵法師は牧瀬里穂
当時は宮沢りえ・観月ありさとならんで3Mと言われていた牧瀬里穂が、三蔵法師、夏目雅子とは全くちがうキャラクターでしたが、明るく元気な可愛さがあふれていました。



7.猪八戒は小倉久寛、沙悟浄は柄本明
猪八戒はその役柄上、女好き、大食漢のイメージがあります。少し2枚目俳優が毎回好演します。今回は小倉久寛。少しとぼけた表情が憎めない名脇役ですね。

3人のお伴と三蔵法師
そして、沙悟浄を演じるのは柄本明これまた個性的な俳優ですね。


8.第1話「オープニングスペシャル 豪華絢爛摩訶不思議、CG特撮笑いと涙、何でもありの超大作」
第1話の抜粋です。infix「傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない」のかっこいいテーマ曲にあわせて、牧瀬里穂が颯爽と白馬(白竜)で駆け抜けます。
9.西遊記と言えばこの音楽
西遊記といえば、モンキーマジック、夏目雅子、堺正章バージョンの時の挿入歌です。この曲が流れるとものすごくワクワクして、今から始まる時間に胸を膨らませていました。
そしてエンディング曲は、ゴダイゴが歌うガンダーラ、番組が終わってエンディングにこの歌が流れるととっても物悲しくなっていました。
10.おまけ「SF西遊記スタージンガー」アニメの名作です。
SF西遊記スタージンガーは、1978年日中友好条約締結を契機に中国に関心が向かう中、ドラマでは、夏目雅子、堺正章の西遊記で、中国でロケが行われているころ放送されていました。
子供たちは、このアニメでさらに西遊記が大好きになりました。
