70年代の「おでかけ」の思い出:デパートやピクニック

70年代の「おでかけ」の思い出:デパートやピクニック

70年代の「おでかけ」といえば、一大イベントであったデパートへの「おでかけ」。デパートの屋上遊園地やおもちゃ売り場は、子供にとって天国でした。70年代や80年代のデパートは最後の楽園だったのかもしれない。スマホもネットもない時代でしたからポケモンGOのような世界ではなく、デパートやピクニックへGOというのが最高な体験でした。


正月の風物詩としての凧揚げ。1970年代の正月・冬休みは、ゲイラカイト・凧揚げへGO!

この発想はなかったですね。スピニングリールの投げ竿は当時持ってましたが、ゲイラカイトとつなげる発想は思いつかなかった。

「釣り竿」で「凧」(ゲイラカイト)を揚げることができる。これは、当時は、まったく思いつきませんでした。

凧(たこ)とは糸で牽引して揚力を起こし空中に飛揚させる玩具である。日本では正月の遊びとして知られている。木や竹などの骨組みに紙、布、ビニールなどを張って紐で反りや形を整えて作られる。紙鳶、ハタ、イカなどとも言う。

あっという間に凧・ゲイラカイトは空高く舞い上がる

バイオカイトでは専用の釣竿風のモノとリールも本格的なベイトリールを使います。

電動ベイトリールを使って上手くコントロールすると1200メートルくらいバイオカイトは揚がるそうです。

釣竿でバイオカイトを揚げる場合、500メートルくらいの高さは普通。

日本ではかつて正月を含む冬休みには子供たちが凧揚げをする光景がよく見られ、玩具店のみならず子供たちが買い物をする頻度の高い身近にある駄菓子店や文房具店などで凧も販売されていた。特に凧揚げが盛んに行われていた1970年代には、冬休みの時期には電力会社がスポンサーの夕方のニュース番組で「凧揚げは電線のない広い場所で」「電線に引っかかったら電力会社にご連絡ください」という内容のコマーシャルがよく流されていたほどで、当時のトラブルの多さを窺わせる。

凧揚げが安全にできる広い空間が少なくなったことに加え、少子化などもあり正月の凧揚げの光景も少なくなった。

ゴールデンウィークや特別の日などに、デパートへ「おでかけ」

1971(昭和46)年6月1日、初夏を迎えた東京・銀座のデパートでは店員の制服をホットパンツに衣替え。

デパートで、初めてのエスカレーター・エレベーター体験

初めてのエレベーター、エスカレーター体験はデパートという人が多いでしょう。

大正3年に日本初のエスカレーターを設置したのは、日本橋三越なんです。

日本橋三越に、昭和2年には日本初のエレベーターができました。

専用の制服姿で優雅に客の案内をする姿は女性の憧れの職業のひとつで、当時は「昇降機ガール」と呼ばれていた。独特のゆっくりとした口調の、高い声での案内も特徴の一つであるが、これは乗客の話し声にまぎれないようにするためである。

日本で最初にエレベーターガールを置いたのは1929年(昭和4年)、松坂屋上野店のエレベーターと言われている

高島屋日本橋店と、三越日本橋本店では、顧客サービスとして現在も現存している他、西武百貨店池袋本店では車椅子、ベビーカー優先エレベーターなどの一部のエレベーターや、混雑時に乗務する百貨店もある。

バブル崩壊後、人件費削減など諸般の事情により、1990年代終盤を以って、一部の百貨店店舗を除き、現在では殆どの百貨店で、エレベーターガールを廃し自動運転としている

バブル崩壊後の微妙なタイミングで放送されていますね・・・

宮沢りえ主演のドラマ『東京エレベーターガール』(とうきょうエレベーターガール)はTBS系列で1992年1月10日 - 3月20日に放送された日本のテレビドラマである。

デパートの最上階の大食堂でお子様ランチを食べる

デパートの最上階の大食堂でお子様ランチを食べる

同時期の昭和35年、西別館1階に「風車コーヒーショップ」が、東側1階階段昇り口に「風車アイスクリームパーラー」が開業しています。

ちなみに昭和34年当時の食堂献立の値段です。

大食堂:ランチ100円、ビーフカツ50円、ライスカレー70円、ホビー70円。

ランチパーラー:コーヒー50円、ホットケーキ60円、フルーツジュース70円。

グリル:カレーライス100円、ハンバーグステーキ100円、えびフライ150円、ビーフカツ100円。

甘味横丁:鰻丼150円、焼めし100円、富士カクテル(氷)50円。

「阪急百貨店二十五年史」より この写真は昭和34年、2階に開業した食堂「風車」です。

1930年(昭和5年)12月1日に、東京府東京市日本橋にあった三越の食堂部主任であった安藤太郎が数種類の人気メニューを揃えた子供用定食を考案し発売した。

当時は「御子様洋食」と呼称されており、値段は30銭。世界恐慌の暗い時代でもあり、子供には楽しい気持ちになってもらおうとしての開発という。

今では新館5階の「LANDMARK」というレストランでお出ししています。年齢-制限なく注文できますよ。

お子様ランチを日本初、提供したのも、日本橋三越。「御子様洋食」と呼称されていた。

日の丸の旗は、当時、祝祭日に玄関先に国旗を掲げる家が多く、英国皇太子が来日の際に、小旗をふって歓迎した事をヒントに、ライスの上に日の丸を立てたそうです。

お子様ランチがスターの座についたのはウルトラマンの力

日本橋三越から3ヵ月後には上野松坂屋の食堂にも「お子さまランチ」の名で登場。こちらの名称が普及し、現在に至っている。

テレビで大人気だった“ウルトラマン”や“怪獣”をおまけに付けたのです。その結果、日曜日には1日1,300食も出て、オムレツを焼くのが間に合わず、4~5人がかかりっきりで焼いたそうです。当時の価格は40~60円。大人のランチの半額程度、ラーメンが25~30円でした。

1960年代、上野松坂屋が当時人気だった『ウルトラマン』のおもちゃをおまけに付けたところ、休日には1,000食もの注文を受けるほどの爆発的な人気を得るようになったという。

ウルトラマンの活躍でお子様ランチは飛ぶように売れて、子供向けメニューの不動の人気になった。

子供にとって楽園だった『デパートの屋上遊園地』 昔は百貨店の屋上には遊園地があり、母親が買い物をしている間に子供と父親はそこで時間を潰していたものです。

常設による日本初の屋上遊園地は、日本娯楽機製作所(現・ニチゴ)が1929年(昭和4年)に日本初の自動木馬を開発(宝塚新温泉への納入実績により)したことから、1931年(昭和6年)11月に開店した松屋浅草店に設けられた。

日本娯楽機製作所社長の遠藤嘉一は、設計技師と話し合って「スポーツランド」と命名する。これはその後の「○○ランド」のはしりとなった。

常設による日本初の屋上遊園地は「松屋浅草店」の「スポーツランド」

土星に似た斬新なデザインで、360度水平回転し浅草の街や隅田川を見下ろせるスカイクルーザーは、まるでビルの外へ放り出されそうになる重力感とスピード、スリルが味わえることから人気が殺到した。

そして、夜は縁取られたネオンによって爛々とした光彩を放ち、その姿は浅草の新たなシンボルでもあった。

松屋浅草店の屋上遊園地の60人乗りとなる「スカイクルーザー」

丸広百貨店わんぱくランド(ナムコが運営)
川越駅から徒歩8分。丸広百貨店の屋上にあるお店です。昭和43年生まれの屋上遊園地健在!観覧車・モノレール・飛行機は今日もお客様を乗せ元気に運行中です!

「丸広百貨店川越店」(埼玉県川越市)の屋上遊園地

東武宇都宮百貨店の屋上遊園地のスーパーカーの乗り物

長崎の岡政デパートの屋上遊園地の飛行機の乗り物

阪神百貨店の屋上遊園地の新幹線の乗り物

デパートの屋上でのイベント・展示:ミスコンやスーパーカー展示など

デパート屋上は遊園地だけではなく仮設ステージが設けられ、繊維メーカー主催による水着ショー、各種ミスコン、映画会社による出演者を交えた新作発表会、新人歌手のキャンペーン、人気歌手のサイン会や子供向けテレビ番組のキャラクターショーなどが催されるようになる。

「ミス大井どんたく」コンテスト 昭和40年頃 阪急百貨店の屋上

「ミス大井どんたく」コンテスト 昭和40年頃 阪急百貨店の屋上

仙台の藤崎デパートの黄色いカウンタックの屋上展示。

1977年(昭和52年) - 1978年(昭和53年)にかけてのスーパーカーブーム絶頂期に、日本各地のデパートがランボルギーニ・カウンタックを始めとしたスーパーカーの展示撮影会を行い、関連商品の販売人気も手伝って子供から大人まで連日大人気を博した。

スーパーカーブーム時期の1977年頃は、デパートの屋上でスーパーカー展示イベントが頻繁に行われた。

最後に、デパートのおもちゃ売り場で、好きなおもちゃを買ってもらう。最高の休日のクライマックス。

デパートのおもちゃ売り場。それは1970年代最強の子供の楽園。

ジャンボマシンダー「マジンガーZ」などを買ってもらえた日には・・・エクスタシー状態に

感動しまくり!人気のLSIゲーム(電子ゲーム)を買ってもらえた時には・・・絶頂に達してしまいますね・・・

LSIゲーム・電子ゲームは高いので、なかなか買ってもらえませんでした。

『ドキドキ!プリキュア』 キュアエース

70年代はハイキング・ピクニック・サイクリングが流行った。家族で公園でピクニック。

貴族のピクニック15世紀の図版
下に描かれた使用人たちのほか、左下には猟犬もおり、大所帯で戸外に繰り出している様子がうかがえる。

ピクニックという風習は、ヨーロッパ貴族の狩猟遊びで栄えた。その当時は配膳などに使用人を配するなど、戸外で食事をすることを贅をこらして楽しむ傾向が見られたが、これは後に大衆化(→大衆文化)する過程で簡略化され、家族やカップルないし遊び仲間など少人数で楽しむ際に、食器を使わないでも食べられる簡便な、それでいて「食べる」という娯楽性を付与した食事が供される。

貴族のピクニック15世紀の図版

お墓のようなものが背後にあって、怖い雰囲気が漂ってますが・・・

ピクニック(Picnic)は、屋外に出て野山や海岸などの自然豊かな場所に出かけていき、食事をすること。

1934年(昭和9年)のピクニック

1950年代から60年代に高度経済成長を遂げた先進国の国民として、日本は働きすぎであると言われだした。欧米人のように上手に休暇を楽しまないといけない!という時代になっていく。

60年代のレジャーブームが始まる。この風潮が70年代にも続く。モウレツからビューティフルの時代へ突き進んでいく。現代でもできているとは言えないワーク・ライフ・バランスを模索していくことになる。

1962年ごろ、家族でピクニック

1965年ごろ、家族でピクニック

70年代のオシャレなピクニックスタイル

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