自由奔放!奇想天外!摩訶不思議!ダイハツの迷車たち~メーカー別マニアック名車  ダイハツ編

自由奔放!奇想天外!摩訶不思議!ダイハツの迷車たち~メーカー別マニアック名車 ダイハツ編

長年、日本の自動車界を支えてきた国産メーカーのマニアックな名車を「マツド・デラックス」が選りすぐってお送りするわよ!今回は日産、三菱、マツダ、いすゞに続きダイハツよ!あまりこう言うコラムに登場しないダイハツの名車をコアなファンの為にご紹介するわ!楽しんでね!


「猫科のターボ」 シャレードの究極型 シャレード デトマソ ターボ(初代)

1984年に「猫科のターボ(Cats Turbo)」と言われた二代目シャレードのターボに追加されたのが「デトマソ ターボ」よ!あたしからしたらこの車は当時のシャレードターボの究極型だと思うの。

このカラーリングにドキドキしたのはあたしだけじゃないはずよ!

シャレード デトマソ ターボ(初代)

ターボはご存じの通り「世界初の3気筒1リッターターボ」よね。何故このターボが「猫科」かと言うとそれはターボの加速域に関係があるのよ。当時のターボは皆さんも経験があるかと思うけど高回転になってターボが効きはじめるわ。でもシャレードのターボは低回転から直ぐにターボが効く「フルスタンバイ・ターボ」だったの。そして、しっかりと設計された足回りとのマッチングで「俊敏性」に優れていたからこの「アダ名」が付いたのかもしれないわね。だって当時のキャッチフレーズは「ミラノの匂いだ!」だったかしら?(笑)エンジンは逆に「イノチェンテ・ミニ」にダイハツが供給する訳だけど、じゃあ何が「デトマソ」なのかと言うと内装やこった装飾品なのよね。

やっぱりこの車もこのカラーリングが素敵よね!

イノチェンティ ミニ

まずは目を引く「フルエアロ」ね!ステアリングは「MOMO」、ホイールは「カンパニョーロ」のマグネシウムホイール、タイヤは「ピレリー」とそうそうたるメンバーよ!これでグッと来ない車好きはいないわよね。

やっぱり強調されるところはここなのよね!

デトマソのカタログの一部

そして、「デ・トマソ パンテーラ」を意識したカラーリングとサイドに描かれた「DETOMASO」よ!

本家本元  デ・トマソ パンテーラ    スーパーカー世代にはたまらないわね!

デ・トマソ パンテーラ

デ・トマソ パンテーラ (’71~’94):伊米合作の量産型スーパースポーツ

でもね、残念な部分もあるのよ。初期はなかった「エレクトログラフィックメーター」の追加よ。カタログに書いてあったわ!「デ・トマソ」はそのメーターを嫌ったって。でも結局追加され、そのカタログからは、その文章が削除されたの。残念よ!ダイハツさん!

デトマソにはアナログメーターがやっぱり似合ったわ!

ダイハツのエレクトログラフィックメーター

初代シャレードには無かった「デトマソ」は二代目シャレードに登場して、その後四代目に再登場するのだけど「デトマソ」は名ばかりで胸が痛くなったのを覚えているわ。

あたしにとっては残念な四代目。「デ・トマソ」の魂はどこへ行ったの?

四代目 シャレード デトマソ

あ、市販はされなかったけど「デトマソ926R」は化け物だったわ!グループBでの快走を見たかった~。エンジンをミッドシップにするなんてお馬鹿よね(笑)

この車がもし市販されていたら あたし 買ったかも!

シャレード デトマソ926R

和製「ルノーサンクターボ」を目指していたのかしら?是非、この2台でレースをする姿を私は見たかったわ!でもやっぱり私の中の「デトマソ」はやはり二代目が「デトマソ」だったのよね!

シャレードデトマソの究極型はほんとはサンクだったのかしら?

ルノー5 ターボ

そうそう最後に余談になっちゃうけど、本家「デ・トマソ」はこう表記されるけどダイハツは「デトマソ」と表記だったわね。ねえ?どうして?誰か!何故こうなったか教えて頂戴(笑)

色んな意味で「熱い」クルマ アプローズ

1989年発売された、「アプローズ」はダイハツの弱点である普通車の部分をカバーするために4ドアセダンではなく「5ドアハッチバック」と言う選択をした異色の車よ!

関連する投稿


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博している株式会社SpiceSeed フィギュア事業部より、キン肉マンシリーズのフィギュア『ネメシス』が発売されます。


懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

藤子・F・不二雄による名作の数々を紹介する書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が、8月7日(木)より全国のフェア参加書店にて順次開催されます。


最新の投稿


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。


伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体『UWF(ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)』が、設立40周年を記念し、特別イベント「無限大記念日」を書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します(2025年12月24日~2026年1月12日)。第1次UWFの貴重な試合映像や控室、オフショットなど、4,000枚以上のアーカイブから厳選された写真が展示されます。復刻グッズや開催記念商品も販売され、当時の熱狂が蘇ります。


グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

株式会社グラニフは、TVアニメ『幽☆遊☆白書』との初コラボレーションアイテム全21種類を、2025年12月2日(火)より国内店舗および公式オンラインストアで販売開始します。主人公の浦飯幽助をはじめ、桑原、蔵馬、飛影のメインキャラクターに加え、戸愚呂、コエンマなど欠かせないキャラクターをデザイン。11月26日より先行予約も開始され、ファン必見のラインナップです。


全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、隔週刊『1/18 エクストラスケール 国産名車コレクション』を2026年1月7日に創刊します。全長約20cm、1/18スケールのダイキャスト製で、日本の自動車史を彩る名車を精巧に再現。ボディラインやエンジンルーム、インパネなどの細部ディテールにこだわった「エクストラ」なコレクション体験を提供し、マガジンでは名車の開発秘話や技術を深掘りします。