アメリカ横断ウルトラクイズ、福留功男アナの「ニューヨークへ行きたいか~‼」に始まる壮絶なクイズバトルの歴史。

アメリカ横断ウルトラクイズ、福留功男アナの「ニューヨークへ行きたいか~‼」に始まる壮絶なクイズバトルの歴史。

日本テレビの大型クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」毎年見てた方も多かったのではないでしょうか。主に1977~92年、毎年10月~12月にかけて特番が組まれた視聴者参加型のクイズ番組、毎週の放送がとても待ち遠しかったものです。壮絶なクイズバトルで無情にも脱落し罰ゲームをうけた人、最後まで勝ち残って栄光とスケールの大きな賞品を手にしたクイズ王。福留功男アナ、福澤朗アナらの名司会も番組を大いに盛り上げてくれましたよね。そんなアメリカ横断ウルトラクイズ歴代のクイズ王や罰ゲーム、豪華すぎた優勝賞品を振り返ってみましょう。


アメリカ横断ウルトラクイズといえば「みんなー!ニューヨークへ行きたいかぁー!?」(福留功男)

「みんなー!!ニューヨークへ行きたいかぁー!!?」(福留功男)
「勝てば天国、負ければ地獄!知力、体力、時の運!早く来い来い木曜日!」(高島忠夫・石川牧子アナ)

などの名フレーズが頭に浮かんできますね。

何よりも、優勝賞品が海外旅行だった当時のクイズ番組にあって、そもそもアメリカ大陸を横断しながら戦うクイズ番組という設定が壮大なスケールで、子供心に(つまりクイズの正解などは全く分からないままに)毎週楽しみにしていたのを憶えています。

みんなっ、ニューヨークへ行きたいか~!!

実にスケール感の漂う「アメリカ横断ウルトラクイズ」のBGM。
毎週楽しみに観ていました、不思議と番組途中からはだいたい応援する人が決まってくるんですよね。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」はクイズ界最高峰のイメージがありました

クイズ解答者がこんなにカッコよく思えたクイズ番組は、他になかったような気がします。

「知力、体力、時の運!」

1977年(昭和52年)、『木曜スペシャル』枠で日本テレビ開局25周年記念番組として放送。
翌年からレギュラー化し、年に1回制作、毎年10月下旬から12月上旬頃に放送されました。
1992年(平成4年)の第16回を最後に終了したものの、1998年(平成10年)日本テレビ開局45年記念番組『ネッツトヨタスペシャル 今世紀最後!! 史上最大! アメリカ横断ウルトラクイズ』(以降「“今世紀最後”」と記す)として一度限りの復活を果たしました。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」日本テレビで全17回開催・放送されました

なんと世界で最も制作費のかかったクイズ番組

日本各地から集まった挑戦者たちが「知力、体力、時の運」を合言葉に広大なアメリカ大陸を横断しながら1,000問以上に及ぶクイズに挑戦し、ニューヨークを目指すという番組。
いくつもの「チェックポイント」では趣向を凝らしたクイズが待ち受けており、勝ち抜ければ次のチェックポイントに進み、敗れると現地で厳しい罰ゲームを受けて日本へ強制送還。
数々のチェックポイントを勝ち抜き、ニューヨークには各回2名(第11回だけ3名)が進出して決勝戦が行われ優勝者「日本一のクイズ王」を決定しました。
他のクイズ番組とは異なり、18歳以上(第11回までは45歳以下・第12回から第16回までは50歳以下・“今世紀最後”は上限なし)でパスポートを所持していれば、オーディションなしで誰でも番組に参加可能。
ギネスブックには「世界で最も制作費のかかったクイズ番組」として記載。

世界で最も制作費のかかったクイズ番組

あまりに突拍子もないスケール感に第1回はドタキャンが続出

応募総数4,188名に対し実際の参加者が404名という、かなりのドタキャン率だったようです。

第1回の成功で第2回以降は参加者数がうなぎ上りに

参加者数はうなぎ上りだった一方、視聴率としては1987年以降は次第に低下していったようです。
※下表はwikipediaから参照しております

第1回(1977年) 視聴率約25% 参加者404人
第2回(1978年) 23.9% 700人
第3回(1979年) 23.9% 1,362人
第4回(1980年) 29.9% 2,707人
第5回(1981年) 27.2% 6,473人
第6回(1982年) 27.2% 7,332人
第7回(1983年) 34.5% 10,203人
第8回(1984年) 23.1% 11,048人
第9回(1985年) 22.2% 11,754人
第10回(1986年) 26.8% 17,162人
第11回(1987年) 20.4% 18,017人
第12回(1988年) 17.9% 20,774人
第13回(1989年) 16.6% 24,115人
第14回(1990年) 15.0% 26,735人
第15回(1991年) 18.1% 28,523人
第16回(1992年) 14.6% 26,121人
「今世紀最後」(1998年) 21.2% 50,453人


1992年時点で18歳だった私は一度は東京ドームに足を運んでみたいと思いつつ、ついぞ参加することがありませんでした。

多くの人が同じような思いを抱いたであろう、そんな「アメリカ横断ウルトラクイズ」歴代の優勝者や豪華すぎた優勝賞品、罰ゲームなどについて振り返っていきましょう。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」歴代の優勝者/準優勝者について

「アメリカ横断ウルトラクイズ」優勝者は番組内で「クイズ王」と称されました

出場者はみな素人のはずなのに、毎週の放送を重ねるごとに応援したくなるプレイヤーが決まってきましたよね。
応援してた人が敗北すると、また別の人を応援する。
まるで高校野球のような熱いドラマが、毎年繰り広げられていたものです。

第13回クイズ王(優勝者)  長戸勇人(1989年)

「アメリカ横断ウルトラクイズ」優勝賞品について

以下、歴代の優勝者と準優勝者、そしてスケールの大きな優勝賞品を紹介していきましょう。
※wikipedia参照

第1回(1977年)

クイズ王(優勝者) 松尾清三

京都府出身、当時38歳。
立命館大学出身、材木店経営。優勝時の年齢が歴代最年長。
関西地区収録のクイズ番組を中心に参加し、数多くの優勝歴も持っていた。クイズ本番前に歌い出したり口笛を吹くといったマイペースぶりを見せており、フェニックス以降2位通過で決勝へ進出。

松尾清三

準優勝者 藤原滋子

愛知県出身、当時27歳。
クイズ番組優勝歴を多数持っていた実力者。グァムで敗者復活。
本土上陸後はフェニックス以外は全てトップ通過で決勝へ進出。

藤原滋子

優勝賞品 ラスベガスの土地1エーカー

砂漠のど真ん中・1226坪分。

ラスベガスの土地1エーカー

第2回(1978年)

クイズ王(優勝者) 北川宣浩

東京都出身、当時24歳。
東京都立大学出身。それまで勤めていた建築会社を辞めての初参加。
サイパンで敗者復活を果たし、ハワイ以降はリノ(2位通過)と準決勝を除いてトップ通過の連続で決勝へ進出。共に後楽園予選を通過した妹は成田で敗退しているが、国際電話連想クイズで兄をサポート。

北川宣浩

準優勝者 間下友美子

東京都出身、当時27歳。
クイズ番組ファンという一家の末っ子で、共に後楽園予選を通過した兄は成田で、姉はサイパンで敗退。本人もサイパンで敗れたものの、敗者復活。
国際電話連想クイズでは姉のサポートを受けて勝ち抜け、クイズ番組初挑戦ながら決勝まで勝ち残った。

間下友美子

優勝賞品 ニューヨークの最高級ホテル・エセックスハウス宿泊権

北川の母親と妹を呼んで1泊。

ニューヨークの最高級ホテル・エセックスハウス宿泊権

第3回(1979年)

クイズ王(優勝者) 宗田利八郎

福島県出身、当時29歳。
早稲田大学出身、造り酒屋の若旦那。大学時代は落語研究会に所属。クイズ番組での優勝経験があったものの、眠気と胃痛に悩まされることが多く準々決勝までトップ通過は無し。

宗田利八郎

準優勝者  田上滋

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