PSY・Sについて「おさらい」

松浦雅也
松浦雅也 - Wikipedia

CHAKA(安則まみ)
CHAKA (歌手) - Wikipedia
鍵盤とコンピュータが合体したような形のフェアライトCMI でテクノポップサウンド(いわゆるピコピコ音楽)を構築したユニットとして誕生しました。音楽業界がアナログ中心からデジタルへと移行していく頃ですね。
いまや、『パラッパラッパー』の人、というイメージの方が強いかもしれない、松浦の無機質ともいえるエレクトロな音に、CHAKAのグルーヴィーなヴォーカルが乗るという、ミスマッチさも魅力でした。
PSY・Sはデビュー当時、ライブ活動を一切おこなっておらず、レコーディング中心でした。しかし、PSY・Sがデビューした1985年といえば、一大バンドブームの到来。テレビ番組でもバンドが活躍しはじめ、ライブ活動も盛んだった時代。そんな中、PSY・Sも徐々にバンドスタイルへと移行していきました。

Psyclopedia【完全生産限定盤/Blu-spec CD】
ディスコグラフィ | Sony Music
PSY・Sの代表曲といえば?
「Angel Night ~天使のいる場所~」-アルバム「Non-Fiction」収録曲。アニメ「シティーハンター2」の主題歌にもなっていました。他にも良い曲はたくさんあるのですが、世間一般に広く知られるきっかけとなったのは、やはりこの曲でしょう。
「Friends or Lovers」
1991年にTBS系で放送された金曜ドラマ『ママってきれい!?』のテーマ曲でした。
「Woman・S」 1987年「さんまのまんま」エンディングテーマ曲でした。
「BRAND-NEW MENU」 SEIKO 腕時計 ALBAのCM曲。
同時代を駆けるアーティストたちとのコラボ
CHAKA (歌手) - Wikipedia
バンドブーム最盛期、松浦と親交のあったBARBEE BOYSのいまみちともたかが作曲した「Silent Song」は、後にアレンジが加えられ「Noisy」というタイトルで同メンバーである杏子のソロナンバーとしても発表されました。また、BARBEE BOYSのアルバムに松浦がキーボードで参加するなど、親交の深さが窺えます。
「Live PSY・S」と称したバンドスタイルの活動へと移行していったPSY・S。現在も振付師として活躍する南流石が、当時、ダンサーとしてライブに参加していました。独特のパフォーマンスと世界観が話題になりました。

CHAKAと奥田民生はデビュー当時から親交があり、1989年に発売されたユニコーンのアルバム『服部』収録曲「君達は天使」に、プリンセス・プリンセスの奥居香とともに、CHAKAがコーラスとして参加していました。PSY・S解散時にも、奥田がメッセージを寄せていました。
PSY・S“終焉”の理由
PSY・Sの解散は、1996年に松浦が雑誌の連載ページ上で発表しました。
のちに“終焉”という表現になるのですが、解散理由としては「直感的解散」と説明していました。
ファンの間では不仲説なども取り沙汰されていますが、元々、音楽性の違う二人がひとつのユニットで10年以上続けられたこと自体が、絶妙なバランスを保ってきた証しとも言えます。
【ファジィな】PSY・S(サイズ)を語るスレ【痛み】 | ログ速@2ちゃんねる(net)
それぞれで十分に活躍されているお二人ですが、復活の可能性はないのでしょうか?
解散後に歩んだ 二人のそれぞれの道
解散後の二人については、松浦はゲームや映像の分野で、CHAKAはPSY・Sで活動し始める前からおこなっていたジャズヴォーカリストとして、それぞれ活躍しています。
【新作】『パラッパラッパー』の松浦雅也が手掛ける音楽ゲーム『古杣(furusoma)』 - iPhoneのゲームのことならAppGameStream
CHAKA (歌手) - Wikipedia
現在も音楽活動を続けるCHAKAが、ツイッターでこんなことをつぶやいていました。
大人の事情というやつでしょうか。
また、いつの日か、CHAKAの歌声でPSY・Sの曲を聴ける日が来るといいですね。
そして、ファンの方々に朗報です! PSY・Sの初期のほとんどの楽曲では、パール兄弟のサエキけんぞう氏が作詞を手掛けていました。そのパール兄弟30周年を記念したスペシャルライヴにCHAKAの出演が決定!歌声をたっぷりと披露してもらえるみたいですよ。