1965年 第1作『大怪獣ガメラ』(監督:湯浅憲明)大映(現:角川映画)

1965年 第1作『大怪獣ガメラ』(監督:湯浅憲明)

大怪獣ガメラのスチール

旧大映時代の『ガメラ』は、東宝製作のゴジラシリーズの大人気を見た当時の各映画会社がこぞって誕生させた怪獣映画作品群の流れを受け、誕生した。

キャラクターとしてのガメラ
1966年 第2作『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(監督:田中重雄、特撮監督:湯浅憲明)

1966年 第2作『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(監督:田中重雄、特撮監督:湯浅憲明)

冷凍怪獣 バルゴン

バルゴンの背筋に並ぶ光り輝くトゲからは「悪魔の虹」と恐れられる虹色の殺人光線を放つ。

冷凍怪獣 バルゴン

冷凍怪獣 バルゴン

バルゴンは噛み付きや舌による直接攻撃などで応戦するも次第に劣勢となり、最後はガメラに湖に引きずり込まれたために皮膚が溶解し、そのまま絶命する。
1967年 第3作『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(監督:湯浅憲明)

1967年 第3作『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(監督:湯浅憲明)

超音波怪獣 ギャオス

空腹となったギャオスは「AGIL」照明弾を潜り抜け、夜間名古屋市上空へ侵入。

ギャオスは蹂躙の限りを尽くす。

鳴き声が超音波振動を起こしレーザーメスとなる

ギャオスは甲高く叫ぶとともに、その口から黄色い怪光線が放たれ、光線はガメラの腕を鋭く斬り裂く。

名古屋上空に、激しい大怪獣空中戦が展開される。

ギャオスの脚をくわえ、海に引きずり込もうとする。

ギャオスは苦し紛れに自らの足を超音波メスで切断し、二子山へと逃げ帰るのだった。
1968年 第4作『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』(監督:湯浅憲明)

1968年 第4作『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』(監督:湯浅憲明)

バイラス円盤

バイラス人
![宇宙怪獣 バイラス[編集]
身長:96メートル
体重:120トン
イカをモチーフとした知的宇宙生物。企画当初では「ゲッソー」という名がつけられていた。決定名「バイラス」の名称は、『週刊少年マガジン』、『週刊ぼくらマガジン』両誌上での公募による。
公募賞品は特賞が「金十万円の奨学金」、「マガジンカップ」、「双眼鏡」などで、5人の当選者が発表された。しかし湯浅憲明によるとこれは「やらせ」だったといい、実際は「2倍、4倍」と巨大化することからつけられたものだったという。
本作以後、『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(1971年)まで、シリーズの敵怪獣の名は、同様に『マガジン』誌で公募された。昭和43年3月17日の『週刊少年マガジン』巻頭グラビアではバイラスの出身が「ドンガル星」になっていた。](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
宇宙怪獣 バイラス

バイラスの槍状の頭部はガメラの甲羅を貫く

ガメラ危うし・・・この場面は劇場では子供たちから悲鳴が上がったそうである。

ガメラは串刺しにされたまま空中へ上がっていく

寒さに弱いのか、高々度で凍ってしまうバイラス。海中に落下。バイラスの最期。
1969年 第5作『ガメラ対大悪獣ギロン』(監督:湯浅憲明)
![『ガメラ対大悪獣ギロン』(ガメラたいだいあくじゅうギロン)は、大映東京撮影所が製作し、1969年(昭和44年)3月21日に公開された日本の特撮映画作品。「ガメラシリーズ」の第5作。
カラー、大映スコープ、82分。同時上映は『東海道お化け道中』。
世界各地の天文台で、宇宙からの規則性のある電波が観測されていたが、天文学者の志賀博士は記者会見で他天体からのものかどうかという記者たちの質問を否定する。
ある夜、明夫とトムは天体望遠鏡で星を見ていると、円盤のようなものを目撃する。翌日、裏山[注 1]に円盤を探しにいった明夫とトムは円盤を見つけるが、乗り込んだと同時に円盤が飛び立ち、宇宙へと連れ去られてしまう。それをガメラが追ってくるが、円盤は徐々に速度を増し、成層圏を超えて、ついにガメラを振り切ってしまう。
円盤が到着したのは、地球よりも文明が発達した惑星であった。明夫とトムは人を探すが、目の前に宇宙ギャオスが現れる。ギロンによってギャオスは倒されるが、ギロンは明夫たちにも迫る。何とか建物の中に逃げ込んだ明夫たちの前に、バーベラとフローベラと名乗る宇宙人が現れる。彼女達は明夫たちを地球に行く間の保存食にしようと企む。そこへ子供の味方であるガメラが現れた。
出典 ガメラ対大悪獣ギロン - Wikipedia](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
1969年 第5作『ガメラ対大悪獣ギロン』(監督:湯浅憲明)

大悪獣ギロン

ギロンの頭部両脇に穴が開いて、自分の意思でコントロール可能な十字手裏剣を射出する。

ギロンの刃物状の部分は絶大な硬度と鋭い切れ味を誇り、ガメラの甲羅に斬りつけ出血させた。

ギロンは頭部の刀が地面に刺さり、身動きができなくなる。

ガメラは正確無比なコントロールでミサイルを投げる

ミサイルがギロンの手裏剣の発射口に突き刺さる・・・すごいコントロール

そこにガメラの火炎を受けてギロンは爆死する。
1970年 第6作『ガメラ対大魔獣ジャイガー』(監督:湯浅憲明)

1970年 第6作『ガメラ対大魔獣ジャイガー』(監督:湯浅憲明)

大魔獣 ジャイガー

大魔獣 ジャイガー

大魔獣 ジャイガー

ジャイガーの吸血戦法で、卵を産み付けられたガメラ

ガメラによって投げつけられた悪魔の笛がジャイガーの額に刺さって死亡。
1971年 第7作『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(監督:湯浅憲明)

1971年 第7作『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(監督:湯浅憲明)旧大映のガメラシリーズとしては最後の作品

ジグラ星人が地球の海を自分の物にするために宇宙船で飛来。

ジグラ星人

女性X一号

ジグラ星人に操られた ” 女性X ” に襲われる、セクシーな海女さん達

深海怪獣 ジグラ

深海怪獣 ジグラ

深海怪獣 ジグラ

深海怪獣 ジグラ

細胞活動停止光線を浴びせ、ガメラを戦闘不能にする

大岩が鼻先に刺さったために身動きが取れなくなり、ガメラに背びれで演奏された。

ガメラは火炎噴射でジグラを焼き付くす。
1980年 第8作『宇宙怪獣ガメラ』(監督:湯浅憲明)

1980年 第8作『宇宙怪獣ガメラ』(監督:湯浅憲明)

宇宙海賊の乗る宇宙戦艦

平和の宇宙人のM88星人

宇宙海賊による侵略の使者としてギャオスが出現

宇宙人ギルゲ

戦艦に「目標、宇宙人!」と叫び自分を撃たせました。
1995年 第9作『ガメラ 大怪獣空中決戦』(監督:金子修介、特技監督:樋口真嗣、脚本:伊藤和典)

1995年 第9作『ガメラ 大怪獣空中決戦』(監督:金子修介、特技監督:樋口真嗣、脚本:伊藤和典)

超遺伝子獣 ギャオス

ギャオスは折れた東京タワーの上に営巣して産卵する。

今ここに東京の空を舞台として、二大怪獣の空中決戦の火蓋が切られた。

『ガメラ 大怪獣空中決戦』でのガメラのフォルム
1996年 第10作『ガメラ2 レギオン襲来』(監督:金子修介、特技監督:樋口真嗣、脚本:伊藤和典)

1996年 第10作『ガメラ2 レギオン襲来』(監督:金子修介、特技監督:樋口真嗣、脚本:伊藤和典)

レギオン
![劇中では「マザーレギオン」の名称は登場せず、「巨大レギオン」と呼称される。また、飛行能力を持っている成長途中の状態は「亜成体[2]」「幼体レギオン」などと表記される(劇中で呼称する場面は無い)。](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
マザーレギオン(巨大レギオン)

巨大レギオンのレッドロッド(赤熱鞭)がガメラの身体をやすやすと貫く。

レギオン

マザーレギオンは栃木県利根川の最終防衛ラインでガメラのウルティメイトプラズマを受け、粉砕された。
1999年 第11作『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(監督:金子修介、特技監督:樋口真嗣、脚本:伊藤和典)

1999年 第11作『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』(監督:金子修介、特技監督:樋口真嗣、脚本:伊藤和典)

綾奈の憎悪を糧に急速に成長したイリスは綾奈を繭に自身ごと包み込む。

女性キャンパー:仲間由紀恵

1分くらいでイリスに殺されてしまいました・・・

成体となり活動を再開したイリスは、動向を監視していた陸上自衛隊の普通科小隊を全滅させ、綾奈を求めて飛び立つ。

イリスは綾奈の存在を感知し、彼女との完全な融合を求めて京都に降り立つ。やがて追ってきたガメラも京都の地に舞い降りてきた。

イリス(成体)

綾奈救助用に開けられたその傷口に、発動したバニシング・フィストによるカウンターをねじ込まれ内部から爆散、死亡した。
2006年 第12作『小さき勇者たち〜ガメラ〜』(監督:田﨑竜太、脚本:龍居由佳里)

2006年 第12作『小さき勇者たち〜ガメラ〜』(監督:田﨑竜太、脚本:龍居由佳里)

主人公が慈しむ子供ガメラの撮影では実物のケヅメリクガメが用意され、一部コンピュータグラフィックス (CG) を加味して撮影された。

西尾麻衣(演:夏帆)は空中に浮かぶトトを見てしまう。

透に懐いたトトは数日で1メートルを越えるまでに成長したが、ある日透の前から姿を消す。

ジーダス

ジーダスは赤い石を食べてパワーアップしたガメラの火球攻撃を浴び、体を爆破されて遂に倒される。
昭和の怪獣映画(ゴジラシリーズとガメラシリーズは除く) - Middle Edge(ミドルエッジ)