昭和玩具史・懐かしい昭和のおもちゃの歴史(1950年代半ばから80年代前半)

昭和玩具史・懐かしい昭和のおもちゃの歴史(1950年代半ばから80年代前半)

1950年代半ばの電動玩具時代の始まりから任天堂のファミリーコンピューター発売(1983年)までのおもちゃの歴史を振り返ってみましょう。おもちゃの歴史を通じて、当時の文化や生活習慣などを振り返ることもできます。どっぷりと懐かしい昭和時代を満喫することができます。


田宮模型、日本模型など、日本の玩具・模型会社が多数参入した。またゲームセンターやボウリング場などの娯楽施設にもサーキット(貸しコース)が置かれた。
市販の汎用シャシに、別途ユーザーの好みのモーター、タイヤ、1/24スケール前後のプラモデルのボディーを載せる方法が主流であった。しかし、価格的に小中学生が手が出しづらいこともあり、サーキットには大人ばかりが集まってしまい、しかも賭けレースが公然と行われるようになったことから、教育現場から「風紀上良くない」と判断され、相次いで子供のサーキットへの出入りが禁止された。

さらに急激なマニアック化の影響で、ビギナーが育たずに急速に人気が落ち、当時からの商業コースは全滅した。正確な統計は残されていないが、一時期は大小合わせて全国に200ヶ所以上のサーキットが存在したといわれる。

出典 スロットレーシング - Wikipedia

1/24スケール タミヤのロ ータス40

1965年:「スーパーボール」アメリカから渡来。駄菓子屋の定番アイテムへ。

1965年:「スーパーボール」アメリカから渡来。駄菓子屋の定番アイテムへ。

1966年(昭和41年) マルサン商店が「ソフビ怪獣」を発売。1966年(昭和41年)から1968年(昭和43年)頃が『第一次怪獣ブーム』

1966年(昭和41年)から1968年(昭和43年)頃 『第一次怪獣ブーム』 テレビ番組『ウルトラQ』、『ウルトラマン』の影響。

1966年(昭和41年) マルサン商店が『ウルトラQ』や『ウルトラマン』に登場する怪獣のソフトビニール人形「ソフビ怪獣」を発売

第一次怪獣ブーム (だいいちじかいじゅうブーム)とはテレビ番組『ウルトラQ』、『ウルトラマン』の影響で、巨大な「怪獣」が登場する特撮テレビ番組が相次いで制作され、児童を主体として爆発的に「怪獣」がブームとなった社会現象である。期限としては1966年(昭和41年)から1968年(昭和43年)頃である。

1966年(昭和41年)、映画「ゴジラシリーズ」の生みの親である円谷英二が設立した円谷特技プロダクションが、TBSで『ウルトラQ』を放映開始。それまでは映画でしか見られなかった怪獣たちが、これを皮切りに毎週テレビに登場。続く『マグマ大使』(フジテレビ)、『ウルトラマン』(TBS)の放映によって、子供たちの間に「怪獣ブーム」と呼ばれる爆発的な社会現象となったもの。

この社会現象は当時、マスコミによって「怪獣ブーム」と名づけられたが、「第一次怪獣ブーム」との呼称で文献に現れるのは1979年(昭和54年)発行の「別冊てれびくん1・ウルトラマン」(小学館刊)、「空想特撮映像の素晴らしき世界・ウルトラマンPART2」(朝日ソノラマ刊)、「大特撮」(有文社刊)からである。

1971年(昭和46年)から始まる「第二次怪獣ブーム」は、等身大ヒーローが主流であり、当時のマスコミは「変身ブーム」と呼んだ。

1966年(昭和41年)から1968年(昭和43年)頃が『第一次怪獣ブーム』

マルサン商店が「ソフビ怪獣」が大人気になった。

1966年(昭和41年)から1968年(昭和43年)頃が『第一次怪獣ブーム』

1966年 アクションフィギュア「G.I.ジョー」の販売。アメリカの連続TVドラマ『コンバット!』の人気もあり、兵隊をモチーフにした玩具は一定の人気を得ていた。

G.I.ジョーは、米国ハズブロー社が販売している男児向け玩具。アクションフィギュア本体ならびにその付属品・関連商品を指す。人形の大きさは約12インチ(29cm前後)で、スケール換算するならばおおむね1/6ということになる。

米国で人気を博したG.I.ジョーは各国に輸出されることになる。イギリスでは1966年から『アクションマン』の名でライセンス生産されている。日本では同じく1966年に三栄貿易株式会社によって輸入され、その後、1969年には新たに権利を得たタカラが引き続き販売を行なった。

当時日本でも放映されていたアメリカの連続TVドラマ『コンバット!』の人気もあり、兵隊をモチーフにした玩具は一定の人気を得ていた。その時期に輸入品として登場したG.I.ジョーは、当時の玩具としては破格のリアルさと高級感、豊富なオプションによる世界観の広がりなど、子供達に大きなインパクトを与える存在だった。

1966年 アクションフィギュア「G.I.ジョー」の販売

『コンバット!』(英: 「Combat!」)は、米ABCで1962年から1967年まで放送されたアメリカのテレビ番組(連続テレビドラマ)。第二次世界大戦下での、アメリカ陸軍歩兵連隊のある分隊の活躍を描いている。

日本でも吹替えにより全152本が放送された。60年代に海外ドラマとしては異例のヒットを記録したテレビ史に残る珠玉の名作である。

「戦争を通じた人間模様」を描く海外ドラマ『コンバット!』はTBS系列で1962年11月7日から1967年9月27日まで、水曜20:00から1時間放送され人気を博した。

玩具としてはサイズが大きいうえ、フィギュアは1500円前後、12インチサイズのG.I.ジョーが乗ることのできるジープなどは5000円を超える高額商品だった。

精密で高級であることは大きな魅力であると同時に簡単に手の届かない存在である感覚を強め、当時の子供にとっては基本的に高嶺の花的な存在であり、自然と経済的に豊かな層がターゲットの商品となった。

1966年 アクションフィギュア「G.I.ジョー」の販売

1967年(昭和42年) タカラ『リカちゃん』の発売

初代リカちゃん(1967年)から始まり、現在は4代目リカちゃん(1987年から現在)

企画にあたり、日本の少女たちがより身近に感じられるようなファッションドールというテーマが掲げられ、小学生という設定と、小さな女の子の手の平の中に収まる身長21cmという大きさと、当時流行していた少女漫画のヒロインのような顔立ちが採用された。

漫画家の牧美也子が発売当時の広告のイラストを担当し、広告には「牧先生監修」という表記がされていた。「リカちゃん」という名前は月刊少女漫画雑誌「りぼん」の1967年7月号誌上の一般公募で決定されたことになっているが、実際には発表号をずらして、読者でなくタカラ側が命名した。日本人でも外国人でも通用する名前をということでリカとなった。

タカラ「初代リカちゃん」(1967年)

1967年 初代発売。
発売時から約1年間は腰部にジョイントが無く、お腹におへそのあるボディだった。最初に発売されたのは栗色の外巻きカール、ツーテール、おさげの3種。途中からアップヘアが加わる。瞳の中の星はひとつ。
自社生産は行なわず、株式会社シバに生産を委託してつくられた。
初出荷時には、漫画家牧美也子が表紙イラストを描いたブックレットが封入されていた。

タカラ「初代リカちゃん」(1967年)

4代目リカちゃん成長ポイント
1、背が1cm伸びた
2、胸が大きくなった
3、首をかしげられ表情が豊かに

リカちゃんは年代によって改良が加えられ、1967年発売の初代と現在のリカちゃんの仕様は大きく異なっている。

1967年 東京科学(現、マブチモーター)『水中モーター』の発売

東京科学(現、マブチモーター)『水中モーター』の発売(1967年)

昭和42年森永乳業は創業50周年と銘打って「森永マミー」のノベルティとして『水中モーター』をキャンペーンに利用した。

水中モーターシリーズ

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