《とんぼちゃん》とは?

秋田県出身のフォークソングデュオ。
1972年、高校の同級生だった伊藤豊昇と市川善光によって結成されました。
このかわいいグループ名は、伊藤のニックネーム『とよ』と市川のニックネーム『よんぼ』を組み合わせたものです。
1974年、全国フォーク音楽祭にて『生活』を披露し、準優勝と作曲賞を受賞。
『貝殻の秘密』でデビューしました。
1977年、グループ名を『とんぼ』に改名。
1982年6月13日、ラストコンサート。そして解散。
メンバー紹介

トヨ:伊藤豊昇 1955年8月13日生まれ

ヨンボ(リードボーカル):市川善光 1956年8月13日生まれ
とんぼちゃん名曲集!
1982年解散・・・・何故?
ヨンボの声が・・・
1982年6月、突然の解散。
レコード会社を移籍して心機一転、と思った矢先の解散でした。
解散理由について、伊藤(トヨ)はこう語っています。
「市川(ヨンボ)の喉の調子悪く、これ以上歌えない状態だ」と。
そしてヨンボは「バンドをつけるようになったことで、叫ぶ様な歌い方になった事が原因」だと。
高音が1音半も落ちボイストレーニングを続けましたが、喉を完治させるには休むしかないと診断されました。
ヨンボの喉が治るのを待つための休養のはずでしたが、結果解散に。
「とんぼちゃんの真の魅力は市川の哀愁のある声にこそあるのだから、自分がカバーすれば良いというものではない」とトヨは語っています。
その後のとんぼちゃんは?
2007年再結成は実現せず・・・・
2007年7月
『とんぼちゃん同窓会ライブ』が2day'sで赤坂で開催!!・・・のハズでした。
このライブは、24年ぶりの再結成ライブを前提に企画されたものでしたが、トヨの”一身上の都合”により、急遽、ヨンボぼの単独ライブ(+サポートメンバー)となりました。
ライブ初日
懐かしいナンバーに盛り上がる会場。いよいよアンコールを迎える頃、なんとトヨが現れたのでした。
とよ!とよが来た!
場内が沸きましたが、その姿はまるで泥酔している様で観客は困惑したといいます。
そしてその口から更に衝撃の言葉が!
「俺はこの先もヨンボと一緒にやる気はない」
ファンにとってそれは絶対に聞きたくない言葉でした。
翌日のライブでヨンボは「あいつは酒を飲まなければシャイでいい奴なんだ」と語ったそうです。
2010年3月 またまた再結成ならず

『よんぼの旅徒然日記』より 2009年10月4日
記事には「トヨから連絡があり2年ぶりに会いました」とあります。そして「2人でそろそろ歌おうかという話しになり2010年3月にライブが出来そうだ」と。
このコメントにファンは大喜び!!
やっと、やっと2人の歌声が復活する!!
誰もがそう信じ待ちわびました。
しかし・・・

2010年3月21日(日) よんぼ単独ライブ
とんぼちゃん再結成中止。ヨンボの単独ライブとなりました。
バックは元オフコースの松尾一彦さんとチューリップの宮城さんと超豪華!大盛況に終わったライブでしたが、トヨとヨンボ2人揃っての姿を待ちわびていたファンにとっては悲しいライブでもありました。
待ってました!トヨ、ついに復活!!

「TOYOライブ」〜ごめんね、元気です 2010年10月4日
最近のトヨとヨンボは?
ヨンボ

日刊ゲンダイ 2015年10月12日の記事
トヨ
2010年10月の復活ライブ以降の情報がなく、今は引退して一般人として暮らしている、との説も。
もしそうなら残念ですね。
あの歌声。
今も多くのファンが待っているのに・・・