【モトリー・クルー】80年代にデビュー以来、常に華麗な噂を振りまいてくれたバンド。

【モトリー・クルー】80年代にデビュー以来、常に華麗な噂を振りまいてくれたバンド。

 1982年「華麗なる激情」(Too Fast For Love)でデビュー当時は、派手な洋装で「LAメタル」の騎手、セックス・ドラッグ・ロックンロールを地でいくバンドと言われたモトリー・クルー。低迷期はあったものの、ヒット曲やゴシップなどで何かと注目されがちだった彼ら…2015年のファイナル・ツアーまでをまとめてみます。


「LAメタル」とモトリー・クルー

【LAメタル】モトリー・クルーからガンズ・アンド・ローゼズまで80年代、花火のように艶やかに燃えていたバンドたち - Middle Edge(ミドルエッジ)

 以前に、「LAメタル」をテーマに記事を書かせていただき、その中にモトリー・クルーも入っていますので、そちらもご参照ください。

 一度、このように書いたのですが、中学生の頃にとんでもなく(?!)ファンだったので、もう一度ちゃんと書きたいな…と思いたち「ミドルエッジ」編集局様よりOKのお返事で、たいへんうれしく感謝しております!

モトリー・クルー (Mötley Crüe)

1983年アルバム「シャウト・アット・ザ・デヴィル」(Shout At The Devil)の頃

モトリー・クルー ほぼデビュー当時

オリジナル・メンバーに戻って…

モトリー・クルー 21世紀

メンバー

 では、いつものようにメンバー紹介を…オリジナルメンバーを中心に! そして画像は、なるべく「懐かしわ(#^.^#)」というものを選んで…。

ヴィンス・ニール(ボーカル)

ボーカル。
1961年2月8日生まれ。本名Vincent Neil Wharton。
一時、脱退していてソロ活動もしていましたが、再び戻ってきました。

ヴィンス・ニール

ミック・マーズ(ギター)

ギター。1951年5月4日生まれ。本名ロバート・アラン・デイール。
血清反応陰性関節炎(30代半ばから)のため、ライヴではギター・ソロ・タイムがありません。

ミック・マーズ

ニッキー・シックス(ベース)

ベース。1958年12月11日生まれ。本名はCarlton Serafino Feranna,Jrだったが、81年からNikki Sixxに改名。
バンドのリーダーであり、ほぼモトリー・クルーの曲(特に歌詞)を書いているのもニッキー(のはず)。

ニッキー・シックス

トミー・リー(ドラム)

ドラム。1962年10月3日生まれ。本名Thomas Lee Bass。
一時脱退した頃には、ラッパー、モデル、大学生も経験、その後、復帰。
ライヴでドラムセットごと回転することで有名。
また、元妻パメラ・アンダーソンなどのゴシップでも有名。

トミー・リー

元メンバー

左から二番目、ニッキーとミックの間にいるのがジョン。

ジョン・コラビ(ボーカル)時代

トミー・リーの後に入ったランディは、オジー・オジボーン・バンドなどにもいたドラマー。

ランディ・カスティロ(ドラム)

そしてデビュー

 確か、ミックのその新聞広告(?)には「LAで一番うるさいギタリスト(いりませんか?)」と書かれていたとか、ヴィンスがバンドに誘われた理由は、ヴィンスいわく「学校の中で一番、髪の毛が長かったから」…と当時の雑誌には書いてありました。
 ニッキーとトミーが行ったシスターというバンド(私の記憶が正しければ…料理の鉄人みたい^_^;)には、後にW.A.S.Pを結成するブラッキー・ローレスもいたとか…?!
 Mötley Crüeと、何やらOとUの上に点々(なんといえばいいのかな?)を入れた理由は、「ヨーロッパぽいから」だったかと…(何分、当時80年代の雑誌の彼らのインタビューからで、私の記憶もあいまいですが、確かそう答えていた…はず!)。

80年代

1982年のデビューアルバム。

「華麗なる激情」(Too Fast for Love)

 「ライヴ・ワイアー(Live Wire)」は、前述のLAメタル記事の方へ入っていますので、ぜひ見てみてくださいね。

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何故かこのMV…アジアです。
ギター・ソロがエスニックぽいからでしょうか…?
それにしてもどう見ても、東アジア…!?

「Too Young to Fall in Love」

 「シャウト・アット・ザ・デヴィル」の97年のMVがありました。音までリニューアルされています。初めて見たので、ちょっとびくっくりです!

 これまた当時の雑誌でのインタビューで、
「あなたたちは悪魔崇拝者(?)なの?」
 という問いに、(確か)ニッキーが、
「自分たちは『シャウト・アット・ザ・デヴィル(悪魔に向かって叫べ)』とは歌ってるけど、『シャウト・ウィズ・ザ・デヴィル(悪魔と一緒に叫ぶ)』とは歌ってないよ」
 と洒落た返答をしていたことも思い出されます。

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 この頃あたりだったの思うのですが、いろいろとトラブルがあったかと覚えています。
 ヴィンスは、ハノイ・ロックス(記事に書く予定です)のメンバーとドライヴに行き、ハノイ・ロックスのドラマー、ラズルが亡くなってしまう事故を起こし…(かなりショックでした…)。
 かと思えば、「ニッキー・シックスは二人いる?」という記事が雑誌に載ったり…。
 当時の雑誌には、「ニッキーのヘソの形が今と過去で違う」と書かれていたのですが、このシアター・オブ・ペインで来日した時、ニッキーはちょっと(かなり?)太っていたのですよ。だから、おヘソの形だって太ったら変わるんじゃないかな…と思ったりもしました。
 ニッキーはその「二人いる」騒動後、指に新たにタトゥーを入れたそうです。
 
 そして、この次以降、トレードマーク的だったメイクはしなくなります。

指にも入っています。

ニッキーのタトゥー

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90年代

6作目となるアルバムは、過去のアルバムからのベスト盤です。

デケイド・オブ・デカダンス (Decade of Decadence)

 セックス・ピストルズの記事を書いたばかりなので、この動画も載せてしまいましょう!
 

 80年代から90年代にかけては、音楽界も大きく変動したのは記憶に新しいことです。
 オルタナティヴ・ロックが主流となり、またWikipediaにもあるように、ニルヴァーナのデビューでグランジが登場したり。この頃から、長髪だったハードロック・バンドも髪を切ったりするようになったかと…。
 また、あのメタリカまでもサウンド変更してしまうほどに、ニルヴァーナの勢いは凄く、モトリー・クルーもその波にも飲まれていったようですね…。
(エアロスミス路線でマイペースで行けば良かったのに~、と今更ながら思ったり…)

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 ヴィンスが戻ってきたと思ったら…。

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 ヴィンスが戻ってきたら、今度はトミーが脱退…。
 90年代のモトリー・クルーは、何やら混迷期だったようです…。

21世紀(2000年代)

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2001年には、バンドの自伝本も出版。

the dirt モトリークルー自伝

2005年、12作目もまたもベスト盤!
でもトミーが復帰。

レッド、ホワイト&クルー (Red,White & Crüe )

 トミーがバンドに復帰!
 ああ、一安心…なんというか、やっぱりこの4人でないと、なんとなくモトリー・クルーでないような気がして…。

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ファイナル・ツアー

 英語のコメントなのでなんと言っているのかまではわからなかったのですが、なんとなく…ニッキー、泣いてる? 30年以上も続けてきたのですから…。

 なんとなくこれも予定を変更して、最初の最初、「ライヴワイアー」を…!
 
 低迷期もあったけれど、いつでも華麗な噂(?)を振りまいているようで、それこそ「live wire(電気みたいに、ビリビリしていて、ガンガンに元気)」だったモトリー・クルーには「ありがとう」と言いたいです。
 

MOTLEY CRUE | モトリー・クルー - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

ファイナル・ツアー

終わりの前に…

 終わろうと思ったら、こんな動画をみつけてしまいました!
 VAMPS+sads+Nikki Sixx。
 ニッキー、Hyde、清春さん共演!
 会場のみなさんも歌って共演!

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