ルミは助かったが、精神病院に強制入院させられる。
見舞いに訪れる未麻。
ルミの実態と鏡に映るルミの願望=アイドル未麻
このルミの鏡のシーンでも
鏡の役割は、やはり、実態が表に出ているために、ルミの願望的心理、同一視したい対象であるアイドル未麻が映っています。
未麻「私は本物だよ」
最後の未麻の「私は本物だよ」の意味は
おそらく、映画の視聴者に対して安心感を与えるサービスです。
本作品では
未麻の現実・未麻の夢・未麻の妄想・未麻の幻影・劇中劇の未麻・ミーマニアの妄想・ルミの妄想・・・これらの「未麻」が激しく錯綜しています。
意図的にどの未麻が真実の、本物の未麻か分かりにくくなるように錯綜させまくっています。
かなり強引な手法です。
ゆえに視聴者は、一見するだけでは、もはやどの未麻が本物かどうか分からなくなります。
最後の最後でも視聴者はまだ安心できないかもしれない。
最後の病院のシーンも夢かもしれないし、劇中劇のシーンの可能性もあります。
そうではないと。もう、未麻に関してはそういう錯綜状態は終わったと。
最後の未麻は、他の誰でもなく、幻影でもなく、夢でもなく、劇中劇でもなく
正真正銘の本物の未麻です!
とストレートに表現した、エンディングなのではないかと思いました。
視聴者に対して、「本物の未麻」ですよ、未麻は女優として頑張っていますよ。
どうぞ安心してくださいという製作者側(本物の未麻)のサービスではないでしょうか。
きれいに終わらせたと、素直に解釈しました。