バランス釜、見たことありますよね?
最近は見かける機会が減りましたが、築古の部屋のお風呂でたまにあるバランス釜。
かつては我が家もバランス釜でした。
浴槽の横にドンっとお釜が置かれているのが特徴で、運転ダイヤルを押し回しながら着火レバーをカチカチ回して点火させる、アレです。

バランス釜

シャワー付きのバランス釜

排気吹き出し口
バランス釜の使い方

使い方

着火レバーを回した時の音が特徴的♪
バランス釜あるある
●バランス釜だと浴槽(形はだいたい正方形)が超狭い!


浴槽の形はだいたい正方形
●小窓がくすんで火がついてるか良く見えない

●追炊きしている時の「ゴー」って音が気になる

●沸くどころか、沸騰してしまった・・・


そのため、よく一緒に購入されていた商品
●シャワーの勢いが弱い・・・

●おふろ沸かしに時間がかかる

●「追い炊き」できるのが自慢!

なぜバランス釜を見かけなくなったのか?
1960年代に公団住宅が建設された際に考案され、全国的に普及したバランス釜でしたが、1990年代以降に建築された住宅では、ほとんど見られなくなりました。
これは、住宅の集中給湯システム化が進んだこと、バランス釜の多くの欠点が忌避されたことが理由と考えられます。
バランス釜の欠点
衰退傾向にあるとは言え、全国的に見るとまだ相当数の家庭で今も活躍していることでしょう。
着火レバーを回す行為が個人的には気に入っていたこともあって、バランス釜にはまだまだ現役で頑張って欲しいな、と思います。