【魔女の宅急便】魔女キキと黒猫ジジの織り成す成長物語(スタジオ・ジブリ)

【魔女の宅急便】魔女キキと黒猫ジジの織り成す成長物語(スタジオ・ジブリ)

 角野栄子の原作(「魔女の宅急便」第1巻)を元に、監督は宮崎駿、スタジオジブリにより制作された映画「魔女の宅急便」は、1989年に公開されたアニメ映画です。多くの子供から大人までが、時に笑い、時に感動し、この映画に堪能しました。また、荒井由実(松任谷由実)による主題歌「やさしさに包まれて」「ルージュの伝言」も話題になりましたね! この記事では、バブル景気の真っただ中にヒットしたこの映画を、あの頃を思い出しながら振り返ってみたいと思います。


みどころ

 皆様はこの「魔女の宅急便」を既に見ておられますか?
 もしまだ見ていないという方はもちろん。または、「だいぶ前に見たことあるけど、忘れた」という方、もう一度、見てみましょうよ。と私はお誘いしたいです。この映画の魅力の一つだと思うのですが、世代により見方が変わってくる‥‥のではないかな? という個人的な感想があるからです。

レビュー(批評)を見てみましょう

 主人公の、魔女修行中のキキを娘にしたい‥‥!
 わかりますよ! 同世代の方でしょうか? 
 少し年齢的に自意識がおっきくなってくる時期だから素直になれないことも多いけど、本当は素直で感受性豊かでがんばり屋なキキでしたね。

 ついでに私は猫好きなので、黒猫ジジもほしいです!

キキとジジ(&ジジ子たち)

 そうですね!
 見る年代により、それぞれ観る視点も、見方も、感想も変わってきそうですよね!
 「限りなく深まってゆく作品」‥‥きっとそうだろと私も思います。

Twitterでは‥‥

 そうそう、そういえば、「宅急便」というのは、「クロネコヤマト」の商標なのですよね。
 だからなのか、今なのですが、Googleで「魔女の宅急便」を検索すると‥‥
「伝票番号に「ヤマト」を付けると宅配状況が検索できます (例)ヤマト 99999999999」
 という文字が上に出てくるのですよ!

物語は‥‥

スタッフは‥‥

魔女の宅急便 宅急便の仕事をはじめたキキ

声の出演

糸井重里さんのキャッチコピー「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」は書いてあるかな?

お父さん、お母さんへの手紙

バブル景気の中で‥‥

 うろ覚えで申し訳ないのですが、以前、(おそらく)宮崎監督がおしゃっていたのです。
「この映画をつくった時はバブル景気の真っただ中だった。そんな中、田舎から都会へ出てきた女の子たち、進学だったり就職だったりするだろうけど、新しい世界でいろんな人々に会い、喜んだり、落ち込んだりしながら成長していく姿が、キキと重なったのではないかな?」
 というような内容だったと覚えています。
 そうだったのか‥‥と私もちょうど、その89年に20歳という若さだったので、「確かに‥‥!」と深く頷いたことも同時に思い出されます。

肩肘を張っていた年代だった‥‥

肩パット入りスーツが流行った時代

 この時代、1989年頃といえば、上記のようなファッションが主流でしたね!
 ジャケットには必ずといっていいほど肩パットが入っているような‥‥。
 なんとなく、その「肩パット」がちょうどこの時代を象徴しているような気がして‥‥。

 この少し前くらいに林真理子さんの「ルンルンを買っておうちに帰ろう」という本も売れていたと思うのです。
 その林さんの本の中で、
「DCブランドを着たハウスマヌカンたちが、弁当屋に列をなしていたので、興味本位でのぞいてみると、彼女たちが買う弁当は、一番安い『シャケ弁当』だった」
 という(これもうろ覚えです)ような文節も出てきたかと覚えています。
 服装に高いお金を使うので、一見、見た目はきらびやか、しかもハウスマヌカン(ブティックの店員さん)、イタリア料理でランチ? それとも、もっと高いところで食べるの? と思ってみたら「ほか弁」の中でも一番安い「シャケ弁当」だった‥‥。
 バブルだからといって、初任給でそんなに高価なものを買えるわけではなかったでしょう。
 肩肘張ってまで、DCブランドの服やらバッグや靴を買っていた時代だったな‥と、なんとなくしんみり思い出してしまいました。
 

落ち込むキキ

 キキも都会である「コリコ」の街に着いて、自己紹介している場面がありましたね。街の人々は、無関心そうにキキに目をやると、何も言わず去っていったり‥‥。
 街の女の子が着ている洋服と、自分自身が身に着けている黒いワンピースをショーウィンドウに映して、キキがどことなく屈辱的な顏をしていたシーンもあったり‥‥。
 
 重なってしまう部分はたくさんあったな‥‥とバブル期が少女~青年期だった私は思い出します。

黒猫ジジが人間の言葉を話せなくなったのは‥‥

ジジ

 なんとなく生意気口でも、どこかかわいかった黒猫ジジ。
 キキとは人間の言葉で会話をしていたのに、突然、人間の言葉を喋らず、「にゃ~」と猫の声を出しはじめた‥‥!
 ありましたね!
 その理由には、いろいろ説があるようですが‥‥

 これは宮崎監督ご自身の言葉のようですよ!
 なんと!
 キキの魔力が弱まったせいでもなく、キキの精神的ダメージが大きかったわけでもなく、キキが成長したから、ジジの言葉がいらなくなった‥‥とは。
 それに私が一番、驚いたのは、ジジの声は元々キキ自身の声‥‥だったと!

 それも成長の一つなのですね!

ジジが話せなくなった理由。魔女の宅急便の面白トリビア。 | ミネルヴァのトリビア

 こちら「ミネルヴァのトリビア」様サイトに詳しく載っています。
 ぜひ見てみてください。

絵描きのウルスラ

ウルスラ

 キキが落ち込んでいる時に、絵描き少女のウルスラに会いに行きますが、その時の言葉がとても印象に残っています。

 その他、キキが「どうしても描けない時はどうする?」と訊く場面もあったかと思います。
 その時の、

「描いて描いて描いて、描きまくって、それでも駄目なら、やめる!」
 
 という言葉もとても私にとって大事な言葉だと思わせてくれました。

 調子が悪い時期は誰にでもあると思います。
 そんな時でも、とにかくやってみる、試してみる、それでも駄目だったら、一度、やめてみる‥‥ことも大事なことだな‥‥と痛感しました。

『魔女の宅急便』名言まとめ | Ciatr[シアター]

音楽も良かった!

ジジ・ファミリー

 主題歌、荒井由実(松任谷)さんの音楽も良かったですよね!

 この二曲を聴くと、じーんと胸が熱くなってしまいます!
 個人的に「やさしさに包まれたなら」はカラオケの持ち歌だったりします。
(まったく関係のない話でした‥‥)

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