90年代の日テレバラエティを復活させた男!土屋敏男

90年代の日テレバラエティを復活させた男!土屋敏男

現在、「イッテQ」「鉄腕ダッシュ」「しゃべくり007」など絶好調の日テレバラエティですが、1980年代半ば、ひょうきん族を始めとした時代を形成していたフジテレビはおろか、TBSにも後塵を拝していた時期がありました。そんな苦境の日テレを救ったと言われているのがプロデューサー土屋敏男です。そんな彼が築いた伝説の番組をプレイバックしていきましょう。


90年代の日テレバラエティを復活させた男!土屋敏男

現在、「イッテQ」「鉄腕ダッシュ」「しゃべくり007」など絶好調の日テレバラエティですが、1980年代半ば、ひょうきん族を始めとした時代を形成していたフジテレビはおろか、TBSにも後塵を拝していた時期がありました。そんな苦境の日テレを救ったと言われているのがプロデューサー土屋敏男です。そんな彼が築いた伝説の番組をプレイバックしていきましょう。

土屋敏男とは?

土屋 敏男(つちや としお、1956年(昭和31年)9月30日 - )は、日本のテレビプロデューサーである。日本テレビ放送網編成局ゼネラルプロデューサー、LIFE VIDEO株式会社代表取締役社長。 バラエティ番組『電波少年シリーズ』の「Tプロデューサー」、「T部長」などとして知られる。 1979年、日本テレビに入社。ワイドショーの現場を経て、バラエティ番組制作に携わるようになったが、低視聴率が続き、編成に異動となる。その後再び制作に戻って作った『電波少年シリーズ』が高視聴率となる。編成部長(2001年7月 - 2003年7月)として行った各局の視聴率分析の結果、世代交代の必要性を感じテレビ番組制作から離れ、2003年6月コンテンツ事業局コンテンツ事業推進部長、2004年6月コンテンツ事業局次長兼コンテンツ事業推進部長兼PR局日テレイベント事務局長、2005年6月PR局次長、2005年9月第2日本テレビ事業本部VOD事業部長兼コンテンツ事業局次長兼PR局次長、2006年7月第2日本テレビ事業本部ED、2008年6月編成局ED・P兼AXON出向、2012年6月編成局専門局長を経て、2015年5月付で現職。 社外では、テレビ番組制作ではない新規事業として人生の映像化を提案し、日本テレビと日テレアックスオンが設立した新会社のLIFE VIDEO代表取締役社長(2012年7月2日-)に就任。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E5%B1%8B%E6%95%8F%E7%94%B7

土屋敏男 - Wikipedia

土屋と言えば、やはりT部長!

やはり土屋敏男と言えば、電波少年で、ダースベイダーのテーマにのって、迫力満点で登場するT部長でしょう。当時は、若手芸人の多くが恐れ震える存在だったとか。

生み出した伝説的バラエティ番組

ここからは土屋が生み出してきた伝説的バラエティ番組を振り返っていきましょう。

電波少年

やはり土屋敏男と言えば、画面上にも度々T部長として登場していた「電波少年」でしょう。
猿岩石などのアポなしヒッチハイクを始め、松村邦洋は、渋谷のチーマーたちにボコボコにされ、アフリカの砂漠で遭難して死にかけ、出川哲朗はオーストラリアでゲイに掘られ、松本明子はパレスチナのアラファト議長とデュエットするなど、無謀すぎる企画で視聴者を驚愕させ、時代を作っていった。

恋々ときめき倶楽部

まだ東京では無名だったダウンタウンに一早く目を付けたのも土屋敏男と言われています、わざわざ和歌山でのダウンタウンのコンサートにまで顔を出し、親交を深めていって、菅賢治プロデューサーとともに、昼のバラエティ「恋々ときめき倶楽部」にダウンタウンを抜擢したのです。

ダウンタウンのガキの使いじゃあらへんで

フジテレビ「夢で逢えたら」の現場にも、他局にもかかわらず足しげく通い、ダウンタウンとの親交を深めていった。
「ガキ使」と言えば、ガースーこと菅賢治プロデューサーが有名ですが、ガキ使開始当時、土屋は編成に異動しており、真っ先に「ガキ使」の企画を通したとか。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(ダウンタウンのガキのつかいやあらへんで)は、日本テレビ系列で毎週日曜日(一部地域を除く)の23:25 - 23:55 (JST) に放送されているお笑いバラエティ番組。「ガキの使い」「ガキ使」「ガキ」と略称される。ダウンタウン(浜田雅功・松本人志)がメイン司会を務める長寿番組であり冠番組。 1989年10月4日未明(3日深夜)放送第1回の番組スタートは松本と浜田がスタジオまで雑談しながら歩いていくというものであった。ガキの使いの番組内で繰り広げられる数々の企画とダウンタウンのトークは、過激なものからシュールなものまで様々なバリエーションがある。トークでの何気ない一言から大きな企画が生まれる事が多々あり、対決&罰ゲームなどはその最たるものである。また数々のゲームで敗戦すると、恐怖と爆笑の罰ゲームが行われる(笑ってはいけないシリーズなど)。 ダウンタウンのビデオを見た日本テレビの菅賢治と土屋敏男が、ダウンタウンの東京進出の足がかりとして、二人を『恋々!!ときめき倶楽部』という番組に出演させ、その後、菅と土屋は「彼らの漫才を毎週見たい」と熱望し、ダウンタウンの漫才番組として番組を開始させた。タイトルの由来は、『恋々!!ときめき倶楽部』の中で松本が出演者に対し「お父さんもガキの使いやないんやから…」と発したことから。後に放送された特番では、浜田が素人のおじさんに「いやいや、それでは済まさん。こっちもガキの使いやないんやから…」と言ったシーンが流され、これが由来だと説明されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%AC%E3%82%AD%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%B8%E3%82%93%E3%81%A7!!

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! - Wikipedia

ウッチャンナンチャンwith SHA.LA.LA

ウンナンの出世l作と言ってよい「ウッチャンナンチャンwith SHA.LA.LA」を立ち上げたのも土屋敏男。上記のダウンタウン同様、ウンナンもニッポン放送のオールナイトニッポンに通い詰め、見学の常連者となったほどだった。
その後、空前のブームとなる「ウリナリ」の原点ともなった番組ですよね。

『ウッチャン・ナンチャン with SHA.LA.LA.』(ウッチャンナンチャンのシャララ)は、1990年4月3日から1992年6月28日まで一部日本テレビ系列局で放送された日本テレビ制作のバラエティ番組。通称「ウンナンのSHA.LA.LA.」。 日曜17:00枠で1年間放送された15分番組『ウッチャンナンチャン』が火曜25:10枠へ移動し、30分番組として放送されるようになったのがこの『SHA.LA.LA.』である。番組タイトルは、ウッチャンナンチャンほか出演者全員が劇団SHA・LA・LAの構成員であることに由来する。 1991年9月までは火曜25:10枠で放送されていたが、同年10月からは直後の時間帯に放送されていた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』とともに日曜22:30枠に新設された『笑撃的電影箱』枠内で放送されるようになった。しかし、それから程なくして放送休止状態に入り、そのまま同タイトルでの放送を終了。3か月後の1992年10月に後継番組の『ウンナン世界征服宣言』が金曜23:25枠でスタートした。放送休止および番組終了の理由は、ウッチャンナンチャンの2人がフジテレビ製作映画『七人のおたく』の撮影に掛かりきりになったためであり、また、後継番組の放送曜日が金曜になったのは、この番組が休止している間のつなぎ番組として放送された『進め!電波少年』が高視聴率を記録し、そのまま打ち切られずに続いたためである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3_with_SHA.LA.LA.

ウッチャン・ナンチャン with SHA.LA.LA. - Wikipedia

とんねるずの生でダラダラいかせて!!

ダウンタウン、ウンナンのみならずとんねるずにも先見の明を発揮していた土屋敏男。
「ねるとん紅鯨団」のロケ現場にも足しげく通い、身内しか付き合わないと言われているとんねるず・石橋貴明とも、初めは「あいつ誰?」状態から「貴ちゃん」「ツッチー」と呼び合う仲に。
そして、『生ダラ」は石橋から土屋に提案して出来上がった。

いかがでしたでしょうか?こうやって振り返ってみると、日テレのみながず日本のバラエティの礎を築いている感じがします。
今は、ネット配信中心に活躍しているようですが、またテレビで奇想天外な企画をぶっ放してほしいです。

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