1989年、アーケードゲームとしてリリースされた「ファイナルファイト」
パンチ、キック、プロレス技に武器。
大暴れしながらひたすら敵をぶっ潰す派手なアクションで大人気となりました。

スーパーファミコンに移植後、X68000、メガCD、ファミコン、ゲームボーイアドバンス、PlayStation 2に移植された

映画「ストリート・オブ・ファイヤー」(1984年)にインスパイアされた作品
囚われの身となったヒロインのジェシカ
本作のヒロイン・ジェシカは、マイク・ハガーの娘でコーディの恋人。
ゲーム上では1面のダムドにさらわれるシーンの他、最終面のベルガー出現シーンで共に登場しました。
デモ画面時のテレビに映るシーンで彼女がブラジャーの姿にされているのは日本のアーケード版のみの演出で、家庭用版の同シーンでは誘拐時に着ている赤い服に変更されていました。

こちらがアーケード版のジェシカ

こちらがスーパーファミコンなど家庭用ゲーム機版のジェシカ

ジェシカの父・ハガー(市長)と恋人のコーディー、友人のガイからプレイヤーセレクト
それぞれ動きに特徴がある3人のキャラクター
コーディー、ガイ、ハマー。とくにガイは人気がありましたね。
後述しますが、スーパーファミコンへの作品移植に当たってハード性能の関係でセレクト可能なプレイヤーがコーディーとハマーだけとなったのは、残念なことでした。
※後にガイとハマーからセレクト出来る作品もリリース
なお、同じくスーパーファミコンへの移植に当たっては、アーケードで可能だった2人同時プレイが出来なかった点と、アーケード版「4面」がカットされていた点が残念ポイントだったかと思います。

コーディー

ガイ

ハガー

アーケード版やX68000他家庭用ゲーム機でのセレクトは3人から

しかし、スーパーファミコン版は2人からのセレクトでした
大ヒットスマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」を生んだのは、あの名作の仕掛け人!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
背景のグラフィックも鮮やか、演出も興奮したファイナルファイト
ラウンド1 - スラム街 (SLUM)

スラム街 (SLUM)

ボスキャラ・・・ダムド(Damnd)
ラウンド2 - 地下鉄 (SUBWAY PARK)

地下鉄 (SUBWAY PARK)

ボスキャラ・・・ソドム(Sodom)
ボーナスステージ1

ボーナスステージ1
ラウンド3 - ウエストサイド (WEST SIDE)

ウエストサイド (WEST SIDE)

ボスキャラ・・・エディ.E(Edi E)
ラウンド4 - 工業地帯 (INDUSTRIAL AREA)
スーパーファミコン版では割愛された4面です。

工業地帯 (INDUSTRIAL AREA)

ボスキャラ・・・ロレント(Rolento)
ボーナスステージ2

ボーナスステージ2
ラウンド5(※SFC版はラウンド4) - 湾岸地帯 (BAY AREA)

湾岸地帯 (BAY AREA)

ボスキャラ・・・アビゲイル(Abigail)
ラウンド6(※SFC版はラウンド5) - アップタウン (UP TOWN)

アップタウン (UP TOWN)

ベルガー(Belger)
エンディングではガイがコーディーに手荒い祝福の一発

ジェシカに背を向けるコーディーにガイが一発
「ファイナルファイト」は後のカプコンの路線を確立した一本と言ってもよいかもしれません
こちらはファミ通のやり込み大賞に投稿された動画。
難易度MAXにして攻略しています。
そして「ファイナルファイト」は90年代を席巻した格闘アクション「ストⅡ」の誕生へと繋がっていくのでした。
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