【進め!湯川専務】「セガなんてだっせーよな」「プレステのほうが面白いよな」セガが打って出た自虐的なCMで一躍脚光を浴びました。

【進め!湯川専務】「セガなんてだっせーよな」「プレステのほうが面白いよな」セガが打って出た自虐的なCMで一躍脚光を浴びました。

セガといえば湯川専務です。「メガドライブ」「ソニック」「セガサターン」「バーチャファイター」など、深くて長いセガの歴史にあって「ドリームキャスト&湯川専務」の勝負はまさに背水の陣。自虐的なCMで一世風靡した湯川専務は、タッキーこと滝沢秀明とともにドリキャスを懸命に売り出そうとしたのです。


セガの自虐的なCMで「湯川専務」は一躍脚光を浴びました

「セガなんてだっせーよな」「プレステのほうが面白いよな」セガの自虐的なCMに現役専務として出演 、一時期は世間で一番知られている専務として注目されました。

自虐CMの仕掛け人は秋元康。湯川氏はこれが初めてのCM出演ではなく、以前にロボピッチャやテレビおえかきのCMにも出演していました。

湯川専務(湯川英一氏)

実はその前からちょくちょくと自社製品のCMには登場していたのですね。

そんな湯川専務が、タッキーこと滝沢秀明とともに売り込んだのが「ドリームキャスト」でした

ソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStationに劣勢を強いられていたセガサターンの次世代機として社運を賭けて開発され、1998年11月27日に日本国内で第6世代ゲーム機の先陣として発売された。
最大の特徴として、インターネット通信用のアナログモデムを標準搭載した点が挙げられる。最高通信速度は日本国内向け純正品の場合33.6Kbpsで、本体からの着脱が可能だった。2000年7月に100BASE-T(ソフト側では10BASE-Tとしか使われなかった)LANアダプタ・「ブロードバンドアダプタ」が通販専売品ながら発売された。なお、モデムを標準搭載した家庭用ゲーム機は1996年3月にバンダイから発売されたピピンアットマークに次いで本製品が2番目である。
「ドリームキャスト」の名称は候補を募り絞っていったもので特定の命名者はいない。dream(夢)をbroadcast(広く伝える)という願いを込めた造語である。当時はPointCast等のPush技術が未来の情報配信技術として紹介されており、これに影響されたものと推測される。
ユーザの間では「ドキャ」、「ムキャ」、「ドリャス」、「DC」、ロゴマークの渦巻きから「なると」など様々な略称が用いられたが、セガ自身が「dricas.com」というドメイン名を取得したこともありドリキャスが公式の略称となった。
発売時期の近いゲーム機には、前世代機セガサターンのライバル機のひとつであったNINTENDO64や、本機より後に発売され本機のライバル機となるPlayStation 2などが挙げられる。
さまざまな要因からPlayStationシリーズとのシェア争いに再び惨敗し、2001年1月にセガはドリームキャストを含む家庭用ゲーム機の製造とプラットフォームからの撤退を表明。ドリームキャストは事実上セガ最後のゲーム機となった。

引用:wikipedia

国内で280万台を販売した「ドリームキャスト」

湯川専務が奮闘したセガ「ドリームキャスト」のCM全8話を振り返ります

第1話 「セガなんてダセェよなぁ」

ある日、湯川専務は子供たちの会話で「セガなんてダッセーよなー」「プレステのほうが面白いよなー」という会話を聞いてしまう。すぐ会社の部下たちにそのことを問い質すと皆下を向いて否定しなかった。
厳しい現実を突きつけられた専務は、バー、バッティングセンターなどを一人で渡り歩く。しかし、頭の中では日中の子供たちの会話がこだまして、どんどん惨めになっていく。
挙句の果ては、前方から歩いてきたヤクザと肩がぶつかり絡まれる。帰宅時には傷だらけになり、玄関に倒れこんだ。この直後、子供の声で「立つんだ! 湯川専務!」とナレーションが入り、締められる。

第1話あらすじ

第2話 「うなされる」

どこかの山中で専務は登山中の子供たちと出会う。子供たちは専務を励まして、「セガが一番面白い」という言葉に専務は安心する。
しかし、突如子供たちの表情が一変し、笑い出す。そしてそれが全部、専務をからかうための嘘であったことを告げ、「帰ってプレステやろう」と言い歩き出す。
追いかけようとした専務だったが、突然足元が崩れ、谷底へ落ちる。どこかの岩にしがみついた瞬間、書斎で机にしがみついている専務が映る。
秘書らしき女性がそれに気付き専務に声をかけると専務は今までのが夢だったことに気が付いて締められる。オチで専務は爪を割ってしまっていた。

第2話あらすじ

第3話 「ドリームキャスト完成」

遂にドリームキャストが完成、湯川の妻も赤飯を炊いて喜ぶ。
かつて「セガなんてだっせーよなー」と言っていた子供達からも「ドリームキャストってすっげーんだぜー!」という言葉を聞き、湯川はガッツポーズを決める。(その後も会議室や自宅でのガッツポーズシーンがある)。
オチはドリームキャスト発表会の鏡割りで割った欠片が湯川の額を直撃する。最後の子供の掛け声は「進め! 湯川専務」であった。

第3話あらすじ

第4話 「CDデビュー」

湯川CDデビュー告知の内容+α。
しかし湯川はドリームキャストの描画性能、インターネット接続、通信対戦についての宣伝が足りないと叱咤激励する。最後には「対策はあるのか!?」という湯川に対し、また子供の声で「あるって聞いたよ」と言う。

第4話あらすじ

第5話 「草の根販売計画」

ドリームキャスト販売開始に伴い、湯川に「草の根販売計画」なるものが上部より告げられる。
「滝沢君とやってもらいたい」と言われ、湯川は営業2課の滝沢と思っていたが、実際はジャニーズの滝沢秀明であった。そして滝沢と共に草の根販売計画が始まった。
しかしこの計画は、2人でリヤカーに大量のドリームキャストを満載し、メガホンで「ドリームキャストいかがっすか~?」とドリームキャストを売り歩くというものであった。滝沢は専務なのになんでこんなことしているのかと尋ねたが、本人にもわからなかった。
その状況に滝沢は「これで良いのかな?」とつぶやく。

第5話あらすじ

第6話 「専務ひとつ下さい」

訪問販売活動で、玄関から出てきた主婦に湯川が説明を始めようとした途端、「間に合ってます」と言われドアを閉められるが、同じ家に滝沢が行き説明すると3つも売れた。
その後湯川は酒に溺れ「あいつ1人でやればいいんだ!」と嘆く。遂に湯川は鬱で仕事中倒れてしまう。本屋で滝沢は中高年の鬱病は危険であることを知り、TVカメラを通じて湯川の顔が印刷されたパネルを持ち、「リアカーとこのおじさんを見かけたら「専務、1つ下さい」と言ってあげてください」と言う。
町でリアカーを引く湯川のもとへ女子高校生が駆け寄り、「専務、1つ下さい」と言うとともに、11月27日発売!!のテロップが流れる。

第6話あらすじ

第7話 「降格」

ドリームキャスト人気が加速し、遂に需要が生産分を越えてしまった。売り切れを嘆く人々に湯川は謝罪し、その責任を負って専務降格となってしまう。
だがそれでも人々の怒りはおさまらず「そんなの関係ない!!」と男性が叫んだのをきっかけに人々は湯川に物を投げ始める。しかし滝沢が謝罪すると事態はおさまった。

第7話あらすじ

第8話 「生産間に合いました」

湯川降格から時間が経ってからという設定。
TV番組で湯川の名を答えるクイズで、解答者は皆不正解を述べ、湯川の事はすっかり人々の記憶から消えかけていた。しかし元専務の湯川であると告げられると人々の記憶が蘇る。
その瞬間、観客席に居る滝沢の「今だ! 専務」の掛け声と共に、ドリームキャストの生産が追いついたことを告知した。すると会場に歓喜の声が湧き、観客達がドリームキャストを称え始めた。ちなみに専務がいきなりマイクを奪って話しだしたため、番組スタッフが止めに入った。

第8話あらすじ

古くはSC-3000から始まり、マークⅢ、メガドライブ、セガサターン、そしてドリームキャスト。
思えばハード機戦争におけるセガの歴史は、常に強者との闘いの歴史でした。

20世紀の熾烈なゲーム機戦争を振り返ろう【据え置き型ゲーム機】 - Middle Edge(ミドルエッジ)

でも、そんなセガだからこそ熱狂的なファンの支持を得ていたことを、私たちは忘れてはなりませんね。

激闘!セガマニアたち! - Middle Edge(ミドルエッジ)

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