大空を舞う航空自衛隊【ブルーインパルス】3つの時代をひも解く!

大空を舞う航空自衛隊【ブルーインパルス】3つの時代をひも解く!

詳しい人はめちゃめちゃ詳しくて、そうでない人も聞いたことのあるフレーズ「ブルーインパルス」。大空を駆けるブルーインパルスを振り返ってみよう!


日の丸が映える、白と青のシンプルなデザイン。
F-86ブルーをイメージさせるカラーリング。

見事最優秀作品に選ばれた「T-4」のデザイン

どのデザインも、ファンならではのこだわりのあるカッコイイ作品ですね~!

優秀作品や佳作など

アクロバット飛行は、「アメリカン・スタイル」と呼ばれる6機編成

基本的な科目構成は、1~4番機によるフォーメーション課目と、5番機と6番機によるソロ課目に大別されている。

この「アメリカン・スタイル」といわれる6機編成は、米海軍の『ブルーエンジェル』も採用している。
反面、ヨーロッパのチームは、比較的多数機フォーメーションが中心となっている。

ブルーインパルスは、アメリカ空軍の『サンダーバーズを手本とした』と言われている。

1番機がブルーインパルスの編隊長機 1番機は編隊長。LAEDERとも呼びます。ブルーインパルスの編隊を先導する編隊長機。正確な操縦技術が必要で、ベテランパイロットが担当します。 2番機は左翼機。LEFT WINGとも呼びます。1番機の左側に位置。隊形変換などの際には、この2番機が基準になります。 3番機は右翼機。RIGHT WINGとも呼びます。1番機の右側に位置し、ブルーインパルスのチーム内で最も若手のパイロットが担当。2番機の動きや位置に合わせて、対称性を確保します。 5番機のパイロットが第2編隊長 4番機は後尾機。SLOTとも呼びます。1番機の真後ろから、隊形のバランスを整える役割が4番機。1番機の排気が当たるため、過酷なポジションといわれています。 5番機は第1単独機。LEAD SOLOとも呼びます。1番機にトラブルがあった際には、5番機のパイロットが第2編隊長としてブルーインパルスの編隊を統率。また、6番機と一緒にデュアルソロ課目も行います。 6番機は第2単独機。OPPOSING SOLOとも呼びます。ソロ課目や、5番機とともにデュアルソロ課目を担当。デルタ隊形の場合は、4番機の右側に位置します。この情報は『ラジオライフ』2015年7月号に掲載されていました。

http://radiolife.com/security/defense/3066/

ブルーインパルスの1~6番機の役割を理解する

ブルーインパルス3つの時代とは?

ブルーインパル3つの時代と言われている「F-86時代」「T-2時代」「T-4時代」。
初の公式展示飛行を実施し、「ハチロク・ブルー」の愛称で東京オリンピックや、万博で大空に夢を描いた「F-86ブルー時代」。
純国産の超音速練習機「T-2ブルー」は、そのスピーディーなパフォーマンスで航空祭やイベントで、展示飛行というジャンルを確立した。
そして、1995年から始まった、現「T-4ブルー」は、今や航空祭のみならず各地のイベントで引っ張りだこと確実にファンを増やしている。
発足から半世紀を超えたブルーインパルスの歴史を振り返って見たいと思います。

【F-86】初代ブルーインパルス(1961.3.4~1981.3.31)

F-86は、アメリカ合衆国のノースアメリカン社が開発したジェット戦闘機。愛称はセイバー(Sabre)である。
ブルーインパルスの初代機体でもあり、1964年東京オリンピックにて大空に五輪旗を描いたことでも有名で、長く活躍したことから、愛称「ハチロク」と呼ばれて親しまれた。

アメリカのサンダーバーズに影響を受けた初代機体、ハチロク!

当時を振り返った動画がありました!
ナント、二日酔いで臨んで成功したのだとか。
本当かな…!?

1964年10月10日、東京オリンピック開会式で会場上空に困難と言われた五輪マークを描く!

【不慮の事故】想像以上に過酷な空でのパフォーマンスでは。。。

■F-86時代の事故
・1961年7月21日
加藤3佐が、単機リーダー訓練中に伊良湖畔沖に墜落して殉職。
ブルーインパルス初の事故となる。

・1965年11月24日
ソロ機がテイクオフ・ロール時に墜落、城丸2尉が殉職。

東京オリンピックの時は5機を使い、大阪万博の時は6機を使って大空に文字を描いた。

1970年3月14日、大阪万博開会式で会場上空に「EXPO'70」の文字を描く

【T-2】2代目ブルーインパルス(1982.1.12~1995.12.22)

T-2は、日本・航空自衛隊の高等練習機。三菱重工業が製造。初飛行は1971年(昭和46)7月20日。日本が初めて開発した超音速航空機である。2006年(平成18)3月2日に岐阜基地・飛行開発実験団のT-2特別仕様機(59-5107)が引退し、初飛行から35年の歴史に幕を閉じた。大抵は「ティーツー」と呼ばれ愛称は無い。

(引用:wikipedia)

国産の超音速練習機「T-2」

ナント!女子高生4人の合作によるデザイン案が採用された!
そのデザインは、「F-86ブルー」を全く意識していないシャープで斬新なデザインで、機体形状にマッチしている。

【T-2】のカラーリングは一般公募!採用されたのはナント!

この日は、天候が悪く十分なパフォーマンスを披露する事が出来なかった。

1982年7月25日、松島基地の航空祭で初の公式展示飛行

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