あのハマのマリオが大活躍!【カルロス・ポンセ】の凄さに迫る!!

あのハマのマリオが大活躍!【カルロス・ポンセ】の凄さに迫る!!

決して、メジャーリーグで活躍した選手ではないカルロス・ポンセは日本に来て大当たり。口髭の風貌から、マリオと呼ばれ、大人気に。そんな大人気のカルロス・ポンセはどんな人物だったのか迫ります。


マリオは打点、本塁打と4番の仕事をきっちりと行う選手だった。

1959年2月7日生まれ
身長180cm、体重80kg
右投げ右打ち
ポジション:外野手

1986年から1990年まで、大洋ホエールズの4番打者として大活躍して、横浜ファンの記憶に残る選手の一人である。

タイトルこそ、本塁打王1回と打点王2回であるが、あのランディ・バースがいなかったら間違いなく、ポンセがタイトルを総なめしていただろう。

カルロス・ポンセ(Carlos Antonio Ponce Diaz)

カルロス・ポンセの獲得タイトルと主な表彰と成績

本塁打王:1回 (1988年)
打点王:2回 (1987年、1988年)

ベストナイン:2回 (1987年、1988年)
優秀JCB・MEP賞:1回 (1989年)

オールスターゲーム出場:1回 (1988年)

カルロス・ポンセのプレースタイルとはどうだったの?

打率を.322、本塁打も27本、盗塁も18盗塁と来日早々から、走って打てるマリオを見ることができました。タイトルこそ逃した初年度でしたが、堂々たる活躍を見せ、横浜の顔となっていくのであった。

ストイックな走って打てる中距離バッター

当時の大洋ホエールズは、高木、加藤、屋敷のスーパーカートリオでの野球スタイルを目指しており、その3人の後、4番を主に任されることとなった。

走れて、中距離の打撃が適した打者を探していた大洋の首脳陣の理想に最も近かったのが、カルロス・ポンセであった。

守備は決して、得意ではなかったが、3人を返しながら、自らも走り回り次につなげていく打撃が出来、シーズン最多安打の称号を得るほどの選球眼の持ち主であった。

また、ノーヒットで試合を終えると、その晩御飯がピザしか出ず、安打を重ねるごとにおかずが増えていき、猛打賞のときなど御馳走で出迎えられたらしい。そんなストイックな一面もプレーに繋がったのではなかろうか。

日本に来るまでのポンセの軌跡・・・

1959年にプエルトリコに生まれ、1982年にブルワーズと契約し、1985年にメジャーデビューを果たした。21試合を出場したが、目立った活躍が出来ず、翌年のメジャー枠から外れることとなったところを、当時の大洋ホエールズのスカウトが目をつけ、ポンセを口説き落とす。

日本に来たころは、スーパーマリオブラザーズが大人気でして、やってきたポンセの風貌がマリオに似ていたため、マリオの愛称で人気を博していた。

日本の野球に溶け込んだ5年間の大洋時代。

引退後のカルロス・ポンセはいったい・・・。

大洋ホエールズを退団後は、アメリカに戻り、マイナーリーグのコーチや、フロリダ・マリーンズのスカウトなどを務めた。

今は、大型トラックの運転手や、少年野球の教室を開催し、野球に携わった生活をしている。

1998年の横浜ベイスターズ優勝時にはお祝いのメッセージを送って、ともに祝ったものです。

ファンの前で弾けるポンセ

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