奇才、少年誌への帰還〜 漫画「てりぶる少年団」

奇才、少年誌への帰還〜 漫画「てりぶる少年団」

しばし少年誌を離れて活躍していた漫画家とり・みきの、久々の少年誌連載にして、少年サンデーデビューとなった「てりぶる少年団」。とり信仰の筆者がご紹介しますf^^;


とか、

同じく先ほどの天野博士の登場場面。






…





「というのは世を忍ぶ仮の姿。」

 

「なにをかくそう。/私は…」







「こういうものだ。」
「今度はちょっとびっくりしたでしょう?」

え?なにがおもしろいのか分からない?、、そんな方こそ一度とり作品、できればこの「てりぶる少年団」を実際に読んでみて下さいませf^^;

とり作品のスター・システム

とり氏の漫画の登場人物は、ときに他の作品で別の役で出てきたキャラクター、またときにエッセイ漫画などで出てきたとり氏の友人知人だったり(またその逆も)します^^
いわゆるスター・システムの類いです。

とり作品内で、「漫画俳優」などと呼ばれ、とり氏の友人の(漫画のなかでないご本人は)書店店員「たきたかんせい」氏などは初期作品から、そして頻繁に登場しますね。

、、こんな正体不明のキャラクターも、とり漫画俳優の一人(?)。いろいろな作品にいろいろな役(?)で登場します。

今作でも、天本博士の“漫画役者”は、金田一耕助のパロディ主人公「猫田一金五郎」としてなど活躍しますし、
テッキーはとり氏の友人で編集などを手がける関智氏、ミッキーはとり氏が自分を描くときに一貫して使用しているキャラクターです。

てりぶる少年団の危機(!>_<)

テッキーとミッキーは聖一角獣学院幼稚舎の生徒、リスキーはそのインターナショナルスクールの生徒。
天本博士は、最後まで立ち退きに反対して団地の真ん中にある「天本研究所」に住み、その周辺で怪しげなことばかり起こるので普通の人々はあまり近づかないなか、テッキーミッキーリスキーの三人組はいつもここに入り浸っているのでした。

そんなわけで、毎度々々の面々が毎度なにかしら騒動を起こしてというスジも物語もないハナシが(ギャグ漫画ですから)進んでいいますが、、

「とりの章」扉絵

ね、うし、とら、、第10話ですね。連載がはじまって2ヶ月足らず、、

がーんっ(((( ;゚Д゚)))

連載打ち切りの報に呆然とする天本博士とてりぶる少年団の3人^^;
理由は単純明快、「読者アンケートの結果がよくないからだ!!」>_<

「アンケート結果は悪くてもけっこう面白いといってくれる人も多かったのに…」
「ふふふ、人気のないやつはみんなそういうんだ」
と自らへの厳しいツッコミ、、

「あれもこれも…まだまだやりたいことはいっぱいあったのに…」
「あんまり変なことばかりやるから読者がついてこなかったんじゃないんですか?」
「そんなことはない、むしろ最初は控え目に…」
「かえってそれがよくなかったのかも。」
「いやしかし。」
とか反省会をやっていたり、身売りを考えたり、、

などとやってきると、編集部からまた電話がかかってきます。
「え?なに?打ち切りをネタにするな?/ちゃんとおハナシを進めろって?」
再び電話を受けた天本博士は電話の向こうへ断言します。
「冗談じゃない!!いいかこの世の中にはなあ…

 









その意気やよし!
、、という訳で、「とりの章」は打ち切りをネタに終始します。

てりぶる少年団の最後(!?)

翌章「いぬ」はまったく関係ないネタで、打ち切りには触れませんが、最終章「いのしし」は、、

なんと三段漫画!当連載でいちばん実験的な試みです^^;
上段中段下段でそれぞれ違うハナシが流れます、、
で、最後はあまりのショックで(実際作品をご覧下さい^^;)どの段も崩壊!

天本博士の「よーし、解散!!/みんな出来るだけ生きのびろ!!そして…/いつの日か必ず/必ずどこかで復活するんだ!!」との叫びで、
「未完」となりますT^T

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