幽☆遊☆白書って?

もう説明もいらないくらいの名作ですが、もちろんご存じない世代の方もいらっしゃいますでしょう。
作者の富樫先生は、現在も連絡中の「HUNTER×HUNTER」を執筆されていらっしゃる漫画家です。
当時は、ドラゴンボール、スラムダンクなどと並び、週刊少年ジャンプの看板作品として有名でした。
アニメ化、映画化とメディア展開していく中で、本作品のようにゲーム化もされました。
いったいどんなゲーム?

ジャンルの通り、「ビジュアルバトル」というものです。
大きな枠で見れば、格闘アクションゲームという形ですが、アクションをする、というよりは、TVアニメを見ている感覚で、相手と戦うバトルシステムです。
当時、全く新しいこのシステムに、みんな熱中したものです。その反面、敵によって難易度が格段に変わり、終盤やラストではかなり難しく感じる方も多かったのではないでしょうか。
アクティブターン制のバトル

ターン制で、互いに行動を選択して、それぞれ攻撃を行って相手の体力を0にすることを目的とするゲームです。
ターン制といっても、アクティブバトルで、入力が早い方から攻撃を出来る。入力が早ければ、続けて攻撃できるのが特徴です。
もしイメージするなら、格闘ゲームで、アクション要素をなくしてコマンドで対戦をする格闘ゲーム?でしょうか。
パンチや必殺技を繰り出せ!
十字キーと、SFCの4つのボタンを組み合わせることで、パンチや回避、必殺技を繰り出すことができます。
上記動画をご覧いただくとお分かりと思いますが、前述の通り、パンチは行動が早く、連続で攻撃になることも可能です。
攻撃をヒットさせたり、相手の攻撃を回避したりすると、霊魂のマークの玉が多く増え、これを霊力など
割り振ることができるのです。
技には優先順位があります

このゲームの必殺技には、原作通り、飛んでいく技や接触系、吸収系などいろいろあります。
実はこの技には、行動が優先される順位があるのです。
公になっていない内部パラメータですが、イメージの通りで、飛んでいく技が早く、伸びる技、接触が必要な技、という感じで順番になっています。
多彩なゲームモード

幽☆遊☆白書のストーリーを追体験する「ストーリーモード」の他に、「フリー対戦モード」があります。
フリー対戦モードでは、1対1の「タイマン勝負」と、キャラクターを5人選んで5対5で戦う「チーム戦」があります。これは、作中の武術大会である暗黒武術会をイメージしています。
さらに、隠しモードとして、勝ち抜き戦である「熱闘!激闘!首くくり島」というモードもあります。
原作のキャラクターが登場、専用ボイスも!

主人公である幽助をはじめ、桑原、飛影、蔵馬といった主役チームはもちろん、幻海師範をはじめ、四聖獣の朱雀や戸愚呂チームの鴉など、原作で人気のキャラクターも登場しています。
六遊怪チームの是流は、原作ではあっという間に飛影にやられてしまいましたが、必殺技に名前が付いていたりとアニメ準拠になっています。
そして、全てのキャラクターはアニメ声優のボイス付きで、盛り上がります。
本作以降も続々とゲームが発売されています



本作以降も、幽☆遊☆白書シリーズは続き、ビジュアルバトルも後作で新発売されています。
他は一般的な格闘アクションとしての作品ですが、面白さは抜群です。
今の少年ジャンプ読者の皆さんは、連載中の「HUNTER×HUNTER」が休載となってヤキモキしていることでしょう。
そんな時は、幽☆遊☆白書の原作を読んで頂いたあとに、このゲームに触れて頂くと、楽しさ倍増し、より富樫ワールドに引き込まれること間違いなしだと思いますので、是非一度、体験してみてください。