バンナはやっぱり番長だ

バンナはやっぱり番長だ

ジェロムレバンナといったらk1の番長だ。今は戦う姿が見られないかもしれないが、圧倒的な破壊力は見るものすべてを魅了した。そんなバンナを今回は取り上げたいと思う。しっかり目に焼き付けてくれ。


バンナ

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元プロボクシング国内ヘビー級王者で、“Normandy Bull(ノルマンディーの闘牛)”の異名を持つ父フィリップに憧れたバンナはボクシングかキックボクシングをやりたがっていたが、母親の猛烈な反対に遭い、自らの意思でフルコンタクトのクラブに入会できる18歳になるまで出来なかった。代わりに6歳から14歳まで柔道を学び、優秀な成績を残していたが、ある試合で不当な判定に対して父親が審判に不服を訴えたことがきっかけで柔道の世界から退くことになる。なお、得意の柔道技は大外刈りであった。14歳の時に映画『ドラゴン怒りの鉄拳』を見てブルース・リーに憧れ、空手とジークンドーを学び、右利きだがブルース・リーにあやかってサウスポーに構えて、コンバーテッド・サウスポーとなった。 18歳で念願叶ってキックボクシングを始め、早くから頭角を現し、20歳の時にISKAフルコンタクト・フランス王座を獲得。さらに1994年4月16日にはアンディ・マヨにKO勝ちしてISKAヨーロッパ王座を、アンドレ・ブァン・ブァーレンにKO勝利してRCFA世界スーパーヘビー級王座を獲得。そして南アフリカのケープタウンで行われたISKAインターコンチネンタル王座戦でマイク・ベルナルドと対戦し、激闘の末に判定勝利し同王座を獲得。この試合をK-1主催者が高く評価したため、K-1に参戦することになった。

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12月5日、K-1 GRAND PRIX '99 決勝戦の決勝トーナメントに出場。 トーナメント初戦となる準々決勝で希望通り前年度王者ピーター・アーツと対戦。大会前から「最強の王者であるアーツを倒せば俺が最強だと証明されるから、初戦のアーツ戦に全てを集中する。準決勝以降のことは何も考えてない」と明言していた。一方のアーツも、自身が苦戦したスケルトンを簡単に倒したバンナの実力を警戒しており、「バンナ戦が最大の難関だから彼を倒す事に専念する」と語っていた。 試合開始から15秒でアーツの強烈なカウンターの右ハイキックでダウンを奪われる。しかし、それでもKOされることなく立ち上がり、その直後に圧力をかけて左フックで逆転の1ラウンド失神KO勝利。 続く準決勝では、下馬評を覆してアンディ・フグに勝利してきたアーネスト・ホーストと対戦。1ラウンド、バンナはパンチで猛ラッシュを仕掛け、優勢に進める。しかし、1ラウンドのラッシュによってスタミナを大きく消耗したバンナは、2ラウンドに入るとローキックを放った際の隙を突かれてカウンターの右ストレートからラッシュを受け逆転KO負けを喫した。 大会後のインタビューでは「アーツを倒したので自分が最強だということは証明できたと思う。準決勝のホースト戦は、決勝に備えて消耗を少なく勝ち上がりたいと考えていたので1ラウンドKO勝ちを狙ってラッシュを仕掛けたが、それによって力み過ぎてしまい、2ラウンドにはスタミナ切れしてしまった。力まず普段通りに戦えばスタミナは切れなかったので、これからはワンマッチだけでなく、トーナメント用に消耗を少なく勝ち上がる戦い方を研究しないといけない」とコメントした。一方、ホーストは大会後の格闘技通信のインタビューで「(所属する)ボスジムのヨハン・ボス会長と共に準決勝はバンナが勝ちあがってくると予想していたので対策はしていた」「仮に私が優勝できなくても、少なくともバンナとマイク・ベルナルドの優勝だけは絶対に阻止しなければと思っていた。別に彼らに個人的な恨みがあるわけではない。しかし、ボクシング主体で蹴り技に欠けるファイトスタイルの彼らが優勝したらK-1・キックボクシングという競技そのものの存在意義が否定されてしまうので、彼らが蹴りが上手くない間は絶対に優勝させてはいけないと思った。実際に、バンナはこの2年間ボクシングを学んだことでパンチは良くなったが、上手かったはずの蹴りが下手になっていて、その下手になったローキックにカウンターを合わせて私が勝ったんだ」とコメントした。また、アンディ・フグは「私が準々決勝でホーストの足にローキックでダメージを与えていたのだから、バンナはローキックを蹴り、頭を使って戦術的に戦えば優勝できたはず」とコメントした。

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