妻の浮気を疑うハリーは、公私混同で組織の力を総動員して2人を追跡。
サイモンの密会現場に踏み込んだハリーは、自分の顔を隠したまま2人を拉致しました。サイモンにきついお仕置きをする。
ハリーは、ヘレンの気持ちを探るため、ヘレンに目隠しをして尋問します。ヘレンは退屈な日常でスパイと名乗るサイモンと出会い、スパイという非日常的な単語に刺激を受けて会っていただけで、本当は夫のことを愛していると言いました。 ちなみにサイモンがスパイというのは、真っ赤なウソでした。
ハリーは妻の真意を試すため、言葉巧みにホテルの部屋に誘い出すが、その場に踏み込んできたアジズ一味によって妻共々捕らえられる。
彼女は夫がスパイだと初めて知って驚く。
テロリストたちは米国内で核弾頭を爆発させる計画を進めていた。ハリーはヘレンとの連携プレイで敵を倒す。
二人は、核弾頭の米国内での爆破をくい止めた。
だが、逃走したアジズはデイナをさらい、残る1個の核弾頭と高層ビルに立てこもる。そしてデイナは落ちれば確実に死ぬ高さの屋上クレーンに逃げる。
「飛び移れ~!」
1年後……。ハリーは相変わらずスパイ活動をしていますが、その傍らにはヘレンもいます。ヘレンもスパイとして活動を始め、夫婦で行動を共にしていたのでした。
アクションシーンが盛り沢山で見所満載です。またジェイミー・リー・カーティスのスタイルの良さに驚きます。
映画の裏話
戦闘機の着陸シーンでは、アメリカ海兵隊よりAV-8B ハリアーIIの実機を借りて撮影している。
妻を誘惑した浮気相手をハリーが脅す場面では、実在のテロリストである「カルロス」という名前が呼ばれる。※ちなみにこちらが実在しているカルロス本人の写真です。
トイレの銃撃シーンから撮影が開始されたが、脚本では半ページにも満たないシーンでスケジュールも1日しか確保してなかった。ところが、撮影前にセットを訪れたキャメロンは「セットが小さい」と言い出し、3倍の大きさに拡張しなければならなくなり、突貫作業でトイレを改造する羽目になった。
続編が作られる予定であったが、911テロの影響により立ち消えとなった。※当時のテロ写真。
この映画が製作に至るまでのエピソード
ジェームズ・キャメロンは、『タイタニック』など大ヒットを飛ばしましたが、その後色々な企画が出たり消えたりしている間に20世紀フォックスがイラつき始めました。5億ドルもの契約金を支払ったのに、ジェームズ・キャメロンは全然次回作を撮る様子がなかったからです。