サクラローレルの種牡馬生活は
サンデーサイレンスやトニービンなど、当時のトップサイアーも
いたせいか、ローマンエンパイアやサクラセンチュリーなど
G2クラスの馬を出す程度に止まった。
現役時代に比べれば物足りないが、もし今の時代に
サクラローレルが現役バリバリの種牡馬であれば
優秀なサンデーサイレンスの牝馬と交配でき、違った結果に
なったのではないのだろうか?
種牡馬引退後
現在のサクラローレルは新和牧場で余生を送っている。
2016年で25歳となったが、まだまだ存命である。
思えば、サクラローレルが凱旋門賞に遠征をしてから
エルコンドルパサーやオルフェーヴルなど
凱旋門賞を目指すことが日本競馬の集大成となりつつある。
サクラローレルは凱旋門賞に出ることすらできなかったが
彼の遠征経験は後に活かされていることは間違いないだろう