30数年の時を越え、最新の印刷技術で蘇えるラムちゃん
2016年1月18日、高橋留美子「うる星やつら パーフェクトカラーエディション」の上下巻が発売された。
週刊少年サンデー(小学館)に掲載された2色カラーや4色カラーだった回だけを全て集めて連載順に収録したコミックス。
水彩絵の具で塗られた高橋留美子先生の綺麗な色使いを完全再現。
懐かしいラムちゃんの姿が30数年の時を越え最新の印刷技術にて蘇った。
上下巻あわせて約600ページものボリュームで巻末には高橋のインタビューも収められている。
「うる星やつら」ファンなら必携のアイテム。
週刊少年サンデー連載当時の「うる星やつら」
「うる星やつら」は週刊少年サンデーの1978年39号~1987年8号まで連載。
1978年に短期集中連載作品として『少年サンデー』に初掲載され、好評であったため1979年に月刊連載化・不定期連載化された。
当時、高橋留美子はまだ大学生であったため、約20~30Pの作品を数カ月おきに連載していたが、大学を卒業すると同時に週刊連載に移行した。
1980年に『少年サンデー』にて本格的週刊連載となり、一週およそ16Pの連載が続けられた。
定期連載以降、最終話まで作者都合による休載はない。
あだち充の『タッチ』と共に、当時の『少年サンデー』を支える二本柱となるほどの人気作品となった。
単行本34巻(全366話)に及ぶ長期連載作品となり、最終話時点では『がんばれ元気』を上回り、『少年サンデー』史上最長巻数である。

週刊少年サンデー表紙(1983年)

週刊少年サンデー表紙「うる星やつら」
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