今じゃ考えられないビデオデッキ失敗あるある

今じゃ考えられないビデオデッキ失敗あるある

今や録画予約せずとも全録できる機器が普及するなどしており、今や考えられないことですが、80,90年代ビデオデッキが出てきた頃は、テレビ番組を録画して好きな時間に観られるなんて夢のような機器でした。しかし、今では考えられないような失敗も!ある意味それも80年代、90年代の良さではあるのですけどね。


ベータマックスを買ってしまった!!

家電好きには有名な話ですが、ビデオデッキが出た頃は、SONYが中心となっていたベータ規格と、ビクターや松下電器(現Panasonic)を中心としたVHSでシェア争いを繰り広げていた。
画質など性能はベータのほうが良かったため、機械に詳しい人に限ってベータを選んでいたが、価格面がネックとなり勝者はVHSとなった。
そのため、ベータを使っている人は、テープなども販売されなくなり、買い替えを余儀なくされた。

VHS対ベータ 家庭用ビデオの規格争いとしては、もっとも有名な事例であり、単に「ビデオ戦争」といえば『VHSとベータマックスのデファクトスタンダード戦争』を指すことが殆どである。 家庭用ビデオの最初期には、カセット収納型規格として U規格(ソニー・松下電器(現・パナソニック)・日本ビクター(現・JVCケンウッド)、後に放送用・業務用へ転用) Vコード / VコードII(東芝・三洋電機) オートビジョン方式(1973年、松下電器) VX方式(松下寿電子工業(現・パナソニック ヘルスケア)) ベータマックス(ソニー)・βII採用後はベータ方式と呼称 VHS(日本ビクター) など、さまざまな規格が乱立していたが、開発・販売が先行していたU規格がカセットの大きさや価格の面で家庭用としては普及せず、各社が1/2インチテープを使用する各規格を構築し「家庭用の本命」とPRしていた。しかしVコードを開発した東芝・三洋がベータ方式に参入(当初は併売)、オートビジョン方式・VX方式を開発した松下電器も子会社であるビクターが開発したVHSの併売を決め、最終的にはベータ方式とVHS方式に収斂されていった。 結果としてベータ陣営はソニーを規格主幹として東芝・三洋電機・NEC・ゼネラル(現・富士通ゼネラル)・アイワ(現・ソニーマーケティング)・パイオニア(現・オンキヨー&パイオニア)が、VHS陣営は日本ビクターを規格主幹として松下電器産業を中心にシャープ・三菱電機・日立製作所・船井電機などが、それぞれ加わった。 ソニーのベータマックスがU規格と同等の性能確保を意識し、基本録画時間を1時間(後のβIモード)として画質を堅持、U規格と同じ形態によるフルローディングとして機能性を維持していたのに対し、VHS方式では家庭内用途を意識して画質・機能を過度に追求せず、基本録画時間を2時間と設定していた。録画時間で劣るベータマックスは、すぐさま2倍モードに相当する「βII」モードを開発・搭載することでVHS方式に対抗したが、2倍モードの構造的問題から再生処理を本来規格から変更せざるを得ず、βIIモードの再生処理を基本とした「ベータ方式」として規格を再構築し、これを各社が採用する形となった(最初期のβIをソニー以外の各社がサポートしない理由となっている)。ベータマックスの再生モードの基本がβIIモードになった事から、画質面では両者に顕著な差はなくなったが、機能面ではVHSはベータマックスの後塵を拝する事となった。ベータ方式は主幹のソニーが画質維持と高機能化を意図した開発指向で新機種を投入し、対するVHS方式は「家庭用」であることを強く意識した商品開発を各社がバリエーション豊かに進め、技術の進歩に合わせて目まぐるしいほどの速度で画質改善や新機能の搭載が進んだ。 こうして家電品史上例のない規格対立戦争は1980年代まで続くこととなったが、一般的傾向としては録画時間が長く、また販売店の多かったVHS陣営が1980年代初頭頃から優勢になり、1980年代半ばには「VHSの実質的勝利」という認識が拡がった。東芝・三洋などベータ陣営のメーカーもVHS方式の併売をはじめ、程なくベータ方式の新規開発を取りやめVHSへ完全に鞍替えすることとなった。ベータ方式の規格主幹であるソニー自身も1988年にVHSの併売に踏み切り、ベータ方式は事実上の市場撤退となった。ソニーはその後もベータ方式の開発・販売を続けていたが、2002年8月27日に同年末でベータデッキの生産終了を発表、市場からの完全撤退となった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E6%88%A6%E4%BA%89

ビデオ戦争 - Wikipedia

テレビデオを買ってしまった!!

テレビとビデオが一体型となっていたテレビデオ。配線の煩わしさもなく、場所もコンパクトで済むので一人暮らしの若者を中心に流行った。しかし、その後ビデオ録画時代が終焉を迎えるとは・・・。まだテレビは映るのにレトロ感醸し出す機器に。

いかがでしたでしょうか?今、思い返すと笑えるような失敗談でも、当時は人生が終わったと思うくらいショックになったりしましたよね。色んな意味で良い時代です(笑)
今も実家に帰れば昔のビデオテープがあるのでは!?
ビデオテープをDVDに焼ける機器もありますので、昔の思い出に浸ってみませんか?

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