「との様の茶わん」
村上豊
村上さんはさまざまな作品を手がけられているので、これももし教科書をごらんになって気づかれた保護者の方がいたらきっと驚いていたんじゃないでしょうか。
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■誰もが知ってる絵本画家が50年前に教科書の挿絵を描いていた!
実は、筆者がこの光村教科書について書きたいと思ったのは、この「チックとタック」の挿絵を描いた方のお名前を知ったことがきっかけでした。
「チックとタック」
ひらがなで「あんのみつまさ」と書いてありますが、「安野光雅」さんのことですよ!
筆者は昭和44年に一年生で、そのときに「チックとタック」に触れたことになりますが、まさかこのイラストが安野光雅さんだったとは…40年以上経って初めて知り驚きましたが、それと同時に、子供のころに安野さんの絵に接していたとは、なんと贅沢なことなんだとも感じました。
いかがでしたか?
光村の国語の教科書の挿絵はどれも水準が高いということがよくわかりますよね。
もしかしたらわたしたちは自然と美術・イラストを見る目が養われていたのかもしれません!
光村の教科書についてはもっと書きたいことはたくさんありましたが、ひとまず今回はここまでとさせていただきます!