人気漫画・テレビアニメ『るろうに剣心』の剣客たちの必殺技・奥義:天翔龍閃・火産霊神・牙突ほか

人気漫画・テレビアニメ『るろうに剣心』の剣客たちの必殺技・奥義:天翔龍閃・火産霊神・牙突ほか

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-に登場する剣客たちの必殺技・奥義のまとめです。緋村剣心「天翔龍閃」、志々雄真実「火産霊神」、斎藤一「牙突」など。ヒーローの必殺技は、やはり男のロマンですね。


緋村剣心(ひむら けんしん)・緋村抜刀斎(ひむら ばっとうさい)

緋村剣心(ひむら けんしん)は、和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する架空の剣客であり、本作の主人公である。作中では緋村抜刀斎(ひむら ばっとうさい)の名でも呼ばれている。

短身痩躯で赤髪の優男。左頬にある大きな十字傷が特徴である。一見朗らかで間の抜けた人物だが、かつては長州派維新志士で、幕末最強とまで謳われた伝説の剣客・人斬り抜刀斎その人である。

修羅さながらに殺人剣を振るい数多くの佐幕派の要人を殺害してきたが、ある不幸な事件から明治維新後は一転して不殺(ころさず)を誓い、流浪人(るろうに)として全国を旅し、弱き人たちのために剣を振るっていた。神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。

生来争い事を好まない性格だが、戦国時代に端を発する古流剣術「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」の使い手で、ひとたび戦いとなれば逆刃刀という、峰と刃が逆転した刀で人智を越えた剣技を繰り出し、軍の一個大隊をも遥かに超える戦力を発揮する。
(出典:Wikipedia「緋村剣心」)

緋村剣心・緋村抜刀斎・人斬り抜刀斎

緋村剣心の必殺技「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう) 九頭龍閃(くずりゅうせん)」

奥義・天翔龍閃の伝授の試験のために開発された技。比古清十郎の得意技。
神速を最大に発動させ、剣術の全9方向の斬撃「壱(いち):唐竹(からたけ)、もしくは切落(きりおろし)」「弐(に):袈裟斬り(けさぎり)」「参(さん):右薙(みぎなぎ)、もしくは胴(どう)」「肆(し):右斬上(みぎきりあげ)」「伍(ご):逆風(さかかぜ)」「陸(ろく):左斬上(ひだりきりあげ)」「漆(しち):左薙(ひだりなぎ)、もしくは逆胴(ぎゃくどう)」「捌(はち):逆袈裟(さかげさ)」「玖(く):刺突(つき)」を同時に繰り出す乱撃術にして突進術の技。

奥義・天翔龍閃を伝授される域の神速の斬撃を放てるだけの実力を持つ者だけが会得でき、常人には不可能といえる9方向同時攻撃を神速にて実現させた技。「不殺」を誓う剣心は、剣の柄で刺突を行っている。

同じ乱撃術でも、龍巣閃と違って9つの斬撃それぞれが一撃必殺の威力を持っており、神速による全9方向の同時突進攻撃という性質上、使用者の筋力と同等か上回る者が同じく神速による9方向同時攻撃を放ち相殺するか、これを上回る「超神速」の域の攻撃(後述の奥義)で先に攻撃するしかなく、防御・回避ともに不可能とされている。

そのため、腕力と体格で比古に劣る剣心が比古が放つ九頭龍閃を攻略するには九頭龍閃の発動速度を超える「超神速」の抜刀術「天翔龍閃」を身に着ける必要がある。故に奥義伝授のための試練となる技であるとされている。

乱撃術と突進術の特性を併せ持つため、突進術の要たる重量、乱撃術の要たる腕力が重要になる。飛天御剣流伝承者に代々引き継がれてきた白外套には、重さ十貫の肩当と筋肉を逆さに反るバネが仕込まれており、それを常時身に着け強靭な肉体を誇る比古が最も得意とする技でもある。小柄な剣心は、技術的には九頭龍閃を発動することはできたが、腕力、体格それらすべて上回る比古清十郎の九頭龍閃の前には完全に押し負けてしまった。

神速と言われる剣心の動きすら移動速度で優る瀬田宗次郎には回避され、雪代縁には一度目通じたものの二度目は9方向同時攻撃をすべて相殺され、三度目には発動前に掌底で潰され完全に破られている。
(出典:Wikipedia「飛天御剣流」)

緋村剣心の必殺技「飛天御剣流 九頭龍閃」

緋村剣心の必殺技「飛天御剣流奥義 天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)」

通常右利きの場合、右足を前にして抜刀するという抜刀術の常識(通常、抜刀術は刀は左から抜刀するため、左足を前にすると抜刀時に斬ってしまう危険性があるため)を覆し、抜刀する瞬間にその手の振りや腰の捻りの勢いを一切殺すことなく絶妙のタイミングで、鞘側の足、つまりは左足を踏み出し抜刀術を放つ。その更なる一歩の踏み込みによって生まれる加速と加重が斬撃を更に加速させ、神速の抜刀術を「超神速」の域の一撃に昇華する技。

初撃が当たらなかった場合、斬撃が空を切ることで発生する突風が敵の行動を阻害し、その初撃で斬撃が通過した部分の空気が弾かれたことで真空の空間が生まれ、その空間の空気が元に戻ろうとする作用で相手を巻き込むように引き寄せる。その自由を奪われた相手を、二回転目の遠心力と更なる一歩の踏み込みを加え、より威力を増した二撃目で追撃する。

技の理屈こそ簡単ではあるが、生死をわける極限状態で抜刀する瞬間に、その勢いを一切殺すことなく左足の踏み込むには、迷いなく踏み込める確固たる信念が必要不可欠であり、「捨て身」「死中に活を見出す」などの後ろ向きな気持ちを一片でも含んでいては、左足に引っかかるか、それを恐れて意識しすぎると、勢いを殺して単に左足を前に出しただけの超神速には程遠い抜刀術となってしまうため、確固たる信念がなければ絶対に成功しない技だと瀬田宗次郎は評している。

天翔龍閃に限らず、飛天御剣流の抜刀術は全て「隙の生じぬ二段構え」(双龍閃で言えば鞘での攻撃)になっていると比古清十郎は語る。
(出典:Wikipedia「飛天御剣流」)

緋村剣心の必殺技「飛天御剣流奥義 天翔龍閃」

緋村剣心の必殺技「飛天御剣流奥義 天翔龍閃」

志々雄真実(ししお まこと)

志々雄真実(ししお まこと)は、和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』、およびその派生作品に登場する架空の人物。

作品中盤の「京都編」における最大の悪役であり、主人公・緋村剣心(人斬り抜刀斎)を最も苦しめた敵の一人。原作者の和月伸宏が一番気に入っているキャラクターであり、自身の悪の美学の集大成であると語る。本編開始の1年前を描いた外伝漫画『炎を統べる -るろうに剣心・裏幕-』では主人公を務める。

アニメ版での声優は池田政典。実写映画版での役者は藤原竜也。

明治政府打倒と日本征服をもくろむ一大兵団「志々雄一派」の指導者。「弱肉強食」を信念にしており、弱者を糧に真の強者が生き残る修羅の世界を志向している。作中で自身を「極悪人」「何の迷いもなく黒をとる」と語るなど、その存在と行いが悪であるとの自覚がある。

志々雄真実の秘剣「無限刃」
新井赤空作の最終型殺人奇剣にして、剣心の逆刃刀・真打の兄弟刀と言うべき刀。
連続使用による刃こぼれで切れ味が鈍っていく刀から発想を逆転し、刃全体をあえて鋸状にあらかじめこぼすことで、殺傷力を一定に保つことに成功している。さらに、この鋸目の間には志々雄が斬った人間たちの脂が染み込んでおり、刃を地面や鞘、相手の剣や大気との摩擦によって刀身の一部、あるいは全体を発火させることが可能。幕末期に剣心から人斬り役を引き継いだ時点で、この発火能力は発現していた。

「剣心再筆」では、分厚い鍔と石綿入り柄巻の装飾品が余計な延焼を防ぐ仕組みになっており、鞘には秘剣に用いるための火薬を染み込ませた黒革を巻いている。
(出典:Wikipedia「志々雄真実」)

志々雄真実

志々雄真実の必殺技「壱の秘剣 焔霊(ほむらだま)」

壱の秘剣(いちのひけん)。無限刃を摩擦熱で点火して敵を斬りつける技。無限刃の斬撃による「斬る」と、刀が纏った炎による「焼く」の二種の痛みを同時に与える。また、発生した炎を自在に操ることで、威嚇や目くらましの効果も併せ持つ。

志々雄真実の必殺技「壱の秘剣 焔霊」

志々雄真実の必殺技「壱の秘剣 焔霊」

志々雄真実の必殺技「弐の秘剣 紅蓮腕(ぐれんかいな)」

弐の秘剣(にのひけん)。相手を手で掴み、手袋の甲部分に仕込んだ火薬を焔霊で点火して爆発させる。この手袋は爆発の際、敵には大きなダメージを与えるほどの爆発を起こすが、志々雄の手には一切ダメージがないように考慮された構造で作られている。しかし一度使うと完全に消し飛んでしまうため、使用できるのは手袋両手の分で2回まで。だが別に予備の手袋を懐に携行しており、装着すれば再び使用可能。

斉藤には右肩に貫手で指を突き刺した状態で起爆させた。剣心に一度目は意識を失うほどの大きなダメージを与えた。だが、二度目は起爆の位置をずらされ自身がダメージを負った。

技のモチーフは格闘ゲーム『サムライスピリッツ』のキャラクター風間火月の必殺技の1つ「大爆殺」。あまりにもそのままの描写だったため、単行本では作者が『サムライスピリッツ』の制作会社SNKに対して謝罪の意の文を載せている。

「再筆剣心」では、手甲ではなく鞘に巻いた(火薬が染み込まれている)黒革を引きちぎって用い、爆発させる。
実写映画版では、煉獄に積載されていた火薬を手で掴み、それを敵に押し付けながら焔霊で着火させる。
(出典:Wikipedia「志々雄真実」)

志々雄真実の必殺技「弐の秘剣 紅蓮腕」

志々雄真実の必殺技「弐の秘剣 紅蓮腕」

志々雄真実の必殺技「終の秘剣 火産霊神(カグヅチ)」

終の秘剣(ついのひけん)。鍔元から切先に至る無限刃の刀身全体を、鞘の鯉口に全力でこすり付けることで無限刃の全発火能力を開放する。無限刃を志々雄の怪力により全力で引き抜いたことで、壱の秘剣・焔霊とは炎の形状もその規模も異なり、刀身全体を巨大な竜巻状の炎が包む。その状態のまま敵を力任せに斬りつける志々雄最強の技。無限刃の斬撃を受けると共に、巨大な業火に全身を焼き尽され絶命する。志々雄最強の奥の手であり、十本刀や由美ですらその存在を知らなかった、まさしく「秘剣」となる技。

本編では剣心の天翔龍閃の二撃目が先に炸裂したため技は不発に終わり、その全容は不明であったが、原作本編完結後に発表された外伝『炎を統べる -るろうに剣心・裏幕-』やPS2用ゲーム『炎上!京都輪廻』にて全容が明らかとなった。

『炎を統べる』では「火產靈神」の表記。本来なら、剣心との最終決戦まで誰も見たことのなかった秘剣という設定であったが、本編では不発に終わったので、ファンサービスの意図もあり使用させ、直撃した際の技の全容を描いたという。

「剣心再筆」では鞘に巻いた(火薬が染み込んである)黒革をすべて引きちぎって使用する。
名前は『記紀神話』における火の神「カグツチ」に由来する。
(出典:Wikipedia「志々雄真実」)

志々雄真実の必殺技「終の秘剣 火産霊神」

志々雄真実の必殺技「終の秘剣 火産霊神」

瀬田宗次郎(せた そうじろう)

身長163cm、体重51kg。文久元年(1861年)9月生まれ。相模国出身。血液型AB。初登場時16歳
“天剣”の宗次郎。十本刀最年少にして最強の剣士。書生風のあどけない少年だが、志々雄の最古参の部下で信頼も厚い。普段は側近として付き従いつつも、大久保利通暗殺をはじめとした数々の最重要任務に派遣されている。

剣心に匹敵する天賦の剣才「天剣」と、喜怒哀楽の「楽」以外の感情を持たないがゆえに思考や気配が一切読めない「感情欠落」、強靭な脚力で瞬間移動並みの速度を発揮する超神速の移動術「縮地」を兼ね備えている。

大きな米問屋の主人と妾の間に生まれ、幼少の頃より養父母を含む親戚一家から疎まれひどい虐待を受けた結果、不要な怒りを買うのを避けるため、無意識のうち感情を封印し、つねに愛想笑いを浮かべるようになる。

その頃、全身に大火傷を負い追っ手から逃亡中の志々雄と偶然出会い米蔵に匿う。そして紆余曲折の末、志々雄から宿賃代わりに渡された脇差で家族を全員斬殺し、明治維新後の志々雄の最初の部下となり、共に政府を倒し天下を取る闘いに臨む(このとき、志々雄から「オレの次に強くなれる」と言われた)。志々雄を恩人として尊敬し、志々雄から与えられた「弱肉強食」を至上の思想としているため自ら思考することを放棄している。

作中、剣心とは2度対戦している。「感情欠落」の特性ゆえ飛天御剣流の「先読み」が通じないため剣心に対しては有利に立ち回ることができ、剣心を相当に苦しめた。

志々雄曰く、「天剣」「感情欠落」「縮地」の三つが揃っている限りは剣心でも宗次郎は倒せないとのこと。新月村での対戦では抜刀術の撃ち合いで剣心の逆刃刀を真っ二つにし、本拠地での再戦では「縮地」も駆使し剣心を圧倒するが、その最中「弱肉強食」とは違う剣心の優しさを秘めた剣によって徐々に精神が乱され、親戚一家との過去を思い出した後、封じていた感情を呼び起こしてしまい、感情欠落を失う。

決着をつける為に奥義「瞬天殺」を繰り出すが、同等の性質とスピードを持ち、さらに破壊力で上回る天翔龍閃の前に敗れる。

その結果、志々雄との決別を涙ながらに決意。決別のケジメとして、由美を介して志々雄に天翔龍閃の仕組みを説明し、脇差も返却した(脇差は志々雄の手で破壊される)。
志々雄一派壊滅後は、志々雄の名の下で自らが行った人斬りの意味と、これからの自分の生き方を模索するため、日本各地を放浪する。
(出典:Wikipedia「志々雄一派」)

瀬田宗次郎

瀬田宗次郎の必殺技「縮地」

強靭な脚力で瞬間移動並みの速度を発揮する超神速の移動術「縮地」

瀬田宗次郎の必殺技「縮地」

瀬田宗次郎の必殺技「縮地」

瀬田宗次郎の必殺技「縮地」

瀬田宗次郎の必殺技「瞬天殺」

剣心の「神速」をも凌ぐ、目にも写らない速さ「縮地」から繰り出す抜刀術、瞬天殺

瀬田宗次郎の必殺技「瞬天殺」

斎藤一(さいとう はじめ)/藤田五郎(ふじた ごろう)

身長183cm、体重71kg。1844年(天保15年)1月1日生まれ。血液型O。初登場時34歳。
実在の人物。元・新選組三番隊組長で、維新後は明治政府の警官(警部補)。

新撰組でも屈指の剣腕の持ち主で、幕末時代からの剣心の宿敵。世を蝕む悪を即座に絶つ「悪・即・斬(あく・そく・ざん)」の正義を自身の信念とする。幕末の動乱・戊辰戦争・西南戦争を戦い抜き、明治時代における新撰組の数少ない生き残りとなる。維新後は「藤田五郎」と名を改め、明治に生きる新撰組として「悪・即・斬」を貫くために警視庁に奉職。警官として勤務する裏で、政府の密偵として暗躍する。

鋭い眼光に触角に似た数本の前髪を持つ長身の男で、志々雄真実からは「痩せた狼のよう」と評される。性格は非常に冷徹かつ無愛想な一匹狼。「阿呆が」が口癖で誰に対しても突き放した態度を取るが、ぶっきらぼうながら気遣いを見せる時もある。

流派は溝口派一刀流。無数の死線を潜り抜けた経験から相手の本質を見抜く観察力・洞察力に優れる。作中の戦いでも虚勢を張る相手の本心を見透かし、その奥に隠された弱さを鋭く抉る。目的と結果を重視し容赦なく弱点を突く。そのため、真正面からぶつかり、相手の心を汲む剣心とは対照的な戦い方である。作者いわく、「斎藤を相手にするとどんなキャラでも弱くなってしまう」という。

京都編中盤からは舶来の紙巻き煙草を吸うヘビースモーカーとして描写されるようになり、実質的なトレードマークとなる。好物はかけそばで、任務で部下と落ち合うときにはそば屋を待ち合わせ場所にしている。登場初期は、細目で常に笑みを浮かべながら下手な風を装い本来の性格を隠すこともあった。独特なセンスの持ち主でもあり、左之助ほどではないが、他人にあだ名を付ける(操→イタチ娘、外印→黒髑髏)ことがある。史実どおりに妻の時尾がおり、そのことを知った剣心と操を驚愕させる。

抜刀斎時代の剣心とは、何度も戦い決着がつかなかった宿敵同士ながら「悪・即・斬」の正義を共有する者として少なからず認め合う関係でもあった。明治時代に入ってからは志々雄一派との戦いのために再会するが、不殺の信念と人斬りの過去の間に揺れ動く不安定な剣心の姿に苛立ち、その中途半端さを糾弾。

神谷道場では実力を測るつもりで剣心と十年ぶりの死闘を演じる。その後は志々雄や雪代縁一派との戦いにて、呉越同舟ながらも共闘。最終的には相容れない信念を持ちながらも、剣心からは仲間と見なされていた。
(出典:Wikipedia「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」)

斎藤一

斎藤一の必殺技「牙突」

刺突の究極型ともいえる斎藤独自の必殺技。
右手を前に突き出し、刀を持つ左手を後ろに引いて刃を地面に水平に構えた状態で猛烈な速度で突進して突きかかる、平刺突(ひらづき)を絶対の必殺技にまで昇華させた、桁外れの威力の左片手平刺突。避けられても即座に横薙ぎの攻撃に移行できる。平刺突の考案者は新撰組副長土方歳三で、かつて新撰組隊士だった鵜堂刃衛も剣心との対決で片手平刺突を使用している。

斎藤は牙突以外の目立った技を持っていないが、それは「戦場では同じ相手と二度以上相対することは極めて稀であり、見切られる心配をして多数の技を考案するよりも己の得意技を徹底的に磨き上げ、戦ったその場で相手を一撃で確実に仕留める方が合理的である」という理論に基づく。キネマ版では剣心が「その速度は射矢よりも速く、その精度は弾丸をも貫き、その威力は砲弾をも砕く」と評している。
史実の斎藤の得意技「左片手一本突き」を少年漫画風にアレンジしたもの(作者談)。史実でも片手平突きからの横薙ぎの戦術は新撰組隊士に伝えられている。
(出典:Wikipedia「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」)

斎藤一の必殺技「牙突」

斎藤一の必殺技「牙突」

斎藤一の必殺技「牙突・零式」

間合いのない密着状態から、上半身のバネのみで繰り出す牙突。アニメ版では体を回転させることで加速を付ける動作が加わった。まともに決まれば相手を胴から真っ二つにしてしまうほどの破壊力を誇る。斎藤はこれを「抜刀斎と決着をつける時のとっておき」だと宇水に語っている(しかし剣心との対決の機会がなく、結局使用することは無かった)。

京都編では宇水との対決の他、志々雄にも繰り出すがかわされてしまう。人誅編では八ツ目との戦いでも使用しているが、この時は力を加減したものであった。

OVA『新京都編』では志々雄に繰り出すも原作と同じく鉢徹に防がれてしまうが、その後の剣心との対決の際にはこの時の一撃が勝負の行方に影響を与える。

キネマ版では新撰組時代に剣心の天翔龍閃(てんしょうりゅうせん *キネマ版での振り仮名)を迎撃するために使用し、互いに刀が砕けて引き分けている。
(出典:Wikipedia「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」)

斎藤一の必殺技「牙突・零式」

斎藤一の必殺技「牙突・零式」

斎藤一の必殺技「牙突・零式」

斎藤一の必殺技「牙突・零式」

四乃森蒼紫(しのもり あおし)

四乃森蒼紫(しのもり あおし)は、和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』、およびその派生作品に登場する架空の人物。声優は安原義人。実写映画版では伊勢谷友介、舞台版(宝塚歌劇)では、月城かなとが演じる。

剣心(抜刀斎)のことは当初、御庭番衆の最強を示すために打倒すべき存在でしかなかったが、『京都編』の再戦で決着がついた後は、剣心に力を貸すようになる。『人誅編』終盤までは剣心を抜刀斎と呼んでいたが、縁との決着後は緋村と呼ぶようになった。またアニメ版では正座で足が痺れた剣心にマッサージをしてやったり、道場の近所に住む子供の相手をするなどの一面も披露しており、原作よりもソフトな部分が見受けられる。

なお『人誅編』で剣心が廃人になった際、それ以前に同じような経験をして復活を遂げた上に、何事にも冷静に対処でき、隠密であるがゆえに経験や知識、知恵も豊富であったため、剣心が復活するためのキーパーソンのような存在でもあった(作者も『剣心華伝』で「剣心が壊れた時は蒼紫が一番動かしやすかった」と発言している)。
(出典:Wikipedia「四乃森蒼紫」)

四乃森蒼紫

四乃森蒼紫の必殺技「御庭番式小太刀二刀流奥義 回天剣舞・六連」

御庭番式小太刀二刀流奥義。回天剣舞を両手で使う超高速の六連撃で、蒼紫最大の必殺技。初撃は左右どちらからでも選択可能で、相手に攻撃の起点を悟らせないという利点を持つ。

大木をも一瞬で薙ぎ倒す威力を誇り、無意識に手加減していたとは言えこの技を喰らった念至は「いつ死んでもおかしくない」ほどの重傷を負った。作中では障害物の破壊に使われることが多く、対人戦では『京都編』で念至に決まったのみ(剣心戦や志々雄戦では不発に終わり、朱雀に使用した際には同じ技で防がれている)。
(出典:Wikipedia「四乃森蒼紫」)

四乃森蒼紫の必殺技「回天剣舞・六連」

四乃森蒼紫の必殺技「回天剣舞・六連」

魚沼宇水(うおぬま うすい)

身長176cm、体重77kg。1842年3月生まれ。琉球出身。血液型A。初登場時36歳
“盲剣”の宇水。十本刀の中でも宗次郎と並び、最強の戦闘能力を持つ剣士。一人称は「私」だが、心眼の正体を語る時(原作)と新京都編では「俺」(テレビアニメでは44話で使っている)。

琉球王家秘伝の武術の使い手。かつては幕府方の対人斬り用暗殺者として剣腕を振るい、何人もの名の知れた剣士を葬っていた。しかし、ある日遭遇した志々雄に両眼を斬り裂かれて惨敗し、あっさりと幕府に見限られる。その後「隙あらば志々雄を殺しても良い」条件の下、十本刀に加わるが、実は志々雄の余りの強さゆえ復讐は半ば諦めている。

盲目になったことを機に、剣術の1つの究極の型「心眼」を開く。その正体は、数キロ先の小川の音すら聞きつける程の異常聴覚である。戦闘では、筋肉の軋む音から相手の攻撃姿勢を、足音と空気を切り裂く音から相手の位置を予測して攻撃する。また、心音を聞き取ることで相手の心理状態を読むことができる。

性格は非常に残忍で、プライドが高い。軍や警察から選び抜かれた精鋭部隊50人を一夜にして壊滅させており、志々雄のアジト到着時にも雑兵達を無用に殺害していた。理由は復讐を達せない憂さ晴らし。

剣の技量は非常に高く、沢下条張曰く「剣心や斎藤より強い」とのこと。その評に恥じず、志々雄のアジトで斎藤と戦った際には牙突を初見で完璧に捌き、さらに痛撃を加えるなど有利に戦闘を展開していた。しかしながらプライドの高さを突いた斎藤の挑発に乗ってしまい、接近したところに牙突零式の直撃を受け、上半身を吹き飛ばされて(アニメは放送時間の都合上、心臓を刺されたと同時に全身を壁に吹き飛ばされてに変更)死亡した。

斎藤曰く、志々雄を狙うふりをしていれば少なくとも周囲の者には敗北を悟られずに済むとの事なので、仲間内からは実際の実力以上の評価をされていた事が窺える。事実、宇水の心の内を見抜いた上で利用していた志々雄からは宇水よりも斎藤の方が強いと評価されている。
(出典:Wikipedia「志々雄一派」)

魚沼宇水

ティンベー
亀甲型の盾で、普段は背中に背負っており、中心には目のデザインがある。相手の武器を捌いたり、視界を封じるのに用いる。亀甲の丸みに加え、宇水は本来見えない衝突の瞬間も「心眼」で見切れるため牙突の様な強力な刺突技もいとも簡単に捌くことが出来る。完全版再筆では目のデザインが横に目蓋が開いたものから、縦に目蓋が開いたものに変更された。

ローチン
石突に小型の鉄球が付いた槍。柄の途中がアタッチメントになっており、手槍に変えることができる。鉄球は斎藤の牙突を最初に捌いた時に破壊される。
(出典:Wikipedia「志々雄一派」)

魚沼宇水の武具「ティンベー」と「ローチン」

魚沼宇水の武具「ティンベー」と「ローチン」

両端の鉄球と槍を猛烈な速度で相手に目がけ連打する。

魚沼宇水の必殺技「宝剣宝玉百花繚乱(ぽうけんぽうぎょくひゃっかりょうらん)」

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開催直前!TOKYO MX開局30周年記念「昭和100年スーパーソングブックショウ」が10月16日に迫る。古舘伊知郎と友近がMC、豪華ゲストと共に贈る一夜限りの昭和ベストヒットに期待高まる!


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。