喫茶店・カフェの歴史

喫茶店・カフェの歴史
コーヒーの伝来「日本にコーヒーが伝来したのは江戸時代、徳川綱吉の頃」「18世紀に長崎の出島にオランダ人が持ち込んだといわれている。」

日本にコーヒーが伝来したのは江戸時代徳川綱吉の頃で、長崎の出島においてオランダ人に振舞われたのが最初であると考えられている。
戦前の喫茶店

1888年(明治21年)に開店した日本最初の喫茶店「可否茶館」の跡地
1911年3月「カフェー・プランタン」銀座に開業。「日本初のカフェ」とされる

1911年3月「カフェー・プランタン」銀座に開業。「日本初のカフェ」とされる

画家の松山省三、平岡権八郎、小山内薫がパリのカフェをイメージして開店した「カフェー・プランタン」は文学者や芸術家らの集まる店であり、普通の人には入りにくい店であったという。
1911年8月「カフェー・ライオン」

銀座尾張町角に「日本初のメイド喫茶」の「カフェー・ライオン」(築地精養軒経営)開店

カフェー・ライオンの女給さんは、 品行が良いことで評判でした。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 江戸が知りたい。東京ってなんだ?!
1911年(明治44年) カフェーパウリスタが銀座に開業

カフェーパウリスタ
関東大震災(1923年)の翌1924年(大正13年) 「カフェー・タイガー」はカフェー・ライオンの斜向かいの焼けビルを修復して開業した

「カフェー・タイガー」は「美しい女給と濃厚なサービス」が売り物

当時の女子の職業斡旋屋
1920年代 - 日本で喫茶店ブーム。当時コーヒー一杯10銭。

風俗営業としてのカフェー。当時のカフェーが立ち並ぶ夜の新宿
1933年(昭和8年) 「上島珈琲」が創業

上島珈琲。1933年(昭和8年)創業。
戦後の喫茶店
1950年代後半 - 日本でジャズ喫茶(JAZZ喫茶)、歌声喫茶、名曲喫茶などが流行。

日本初のシャンソン喫茶店「銀巴里」(1951年–1990年)

ジャズ喫茶「銀座ACB(ぎんざアシベ)」(1957年-1972年)
1960年(昭和35年)頃は個人経営の店が主流となり、店主のこだわりが店の個性として色濃く反映された喫茶店が人気を獲得した。
1964年(昭和39年)10月 「銀座ルノアール」は日本橋に第1号店を開店する。
![株式会社銀座ルノアール(ぎんざルノアール)は東京都・神奈川県を中心に「喫茶室ルノアール」などの喫茶店をチェーン展開する会社。
都市型喫茶店として創業以来、早くからチェーン化を図り、喫茶店の直営店チェーンとしては業界の大手に成長。1989年(平成元年)11月には業界で初めて株式店頭公開を行った。
駅前での展開が多いのにもかかわらず、他のチェーン展開をしているコーヒーショップと比較してもゆったりとした座席配置となっている。 全店舗で無線LANサービスを利用でき、ノートパソコンや携帯電話充電のための電源としてコンセントも開放している。貸し会議室を「マイスペース」として都内店舗に設置しビジネスユーズに応えている。
また、低価格セルフサービス型コーヒーショップ「NEW YORKER'S Cafe」、中価格フルサービス型コーヒーショップ「カフェ・ミヤマ」も積極的に展開を図っている。また、「ブレンズコーヒー」を運営する株式会社ビーアンドエムは銀座ルノアールの子会社である。
2013年にキーコーヒー株式会社が資産管理会社の株式を取得し、同社の傘下に入った。
東京都中野区の煎餅店、有限会社花見煎餅(1955年10月設立)が1957年10月に四谷に喫茶店を開業したのが銀座ルノアールの前身である。その後、同社は喫茶店事業の展開を図るために喫茶部を独立させて有限会社花見商事を設立、日本橋に開店したのが第1号店となる。
元が煎餅店だっただけに創業当初のメニューには日本茶と煎餅のセットがあった。ルノアールの特徴ともいうべきロビー風喫茶室のスタイルは、「絨毯に金をかけすぎて資金不足となり、苦し紛れに椅子をまばらに配置したところ意外と客に好評だったため始めた」と創業者の小宮山正九郎が語っている[3]。このスタイルの基礎は1965年に開店した江古田店において確立した。
(出典:Wikipedia「銀座ルノアール」)](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
銀座ルノアール

キーコーヒーは「銀座ルノアール」提携でフルサービス型喫茶店の復権を狙う

Cafe Miyama 渋谷センター街店
1965年 「シャノアール (コーヒーチェーン)」は1号店「珈琲館シャノアール福生」開店

シャノアール (コーヒーチェーン)
![1965年 - 1号店「珈琲館シャノアール福生」開店
1969年 - 3号店「新宿珈琲館&洋酒館」開店
1973年 - コーヒーマシン導入
1985年 - 業界初の全店舗POSシステム導入/朝食セットメニュー開発
1986年 - 50号店「シャノアール東村山店」開店/カフェ・ベローチェ開発
1987年 - カフェ・ヴィラージュ開発
1988年 - カフェテリア・ノックノック開発
1993年 - 仙台地区に進出/100号店「シャノアール飯田橋店」開店[要出典]
1996年 - 「ブック&カフェ」開発
1997年 - 「イタリアンレストラン リアナ・バデッラ」開発/九州地区に進出/コーヒー豆・関連グッズ販売開始
2002年 - 社内にクラシフィカドール(コーヒー鑑定士)誕生/関西地区に進出
2003年 - 200号店「カフェ・ベローチェ春日駅前店」開店
2005年 - 広島地区に進出
2006年 - 板橋本町から池袋サンシャイン60ビルへ本社移転
2007年 - 「カフェ・ラ・コルテ」開発
2008年 - シャノアール研修センター(千葉県市川市)完成
(出典:Wikipedia「シャノアール (コーヒーチェーン)」)](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
1986年 新業態「カフェ・ベローチェ」開発
日本の高級喫茶店のはしりとな「談話室滝沢」が東京都内にオープン(1966年)

日本の高級喫茶店のはしりとな「談話室滝沢」が東京都内にオープン(1966年)

談話室滝沢の店内
1970年4月 「珈琲館」は直営1号店となる「専大前本店」を創業

コーヒー専門店として1970年(昭和45年)に開業した珈琲館。
1970年(昭和45年)頃、名古屋市名東区で漫画喫茶「ザ・マガジン」が営業開始

漫画喫茶(略称:漫喫(まんきつ)やマンキ)
1972年(昭和47年)7月 ドトールコーヒーは神奈川県横浜市に「カフェ コロラド」1号店を出店

ドトールコーヒーは1972年(昭和47年)7月 - 神奈川県横浜市にカフェ コロラド1号店を出店
1970年代 - スペースインベーダーの登場にはじまるアーケードゲームブームが興り、多くの喫茶店にテーブル筐体が設置された(ゲーム喫茶)

ゲーム喫茶
ハウステンボスに『UFOゲーム喫茶』開店、インベーダーブーム時代を再現。当時の筐体も - Engadget Japanese

ハウステンボスの『UFOゲーム喫茶』
1978年、京都西賀茂で「ノーパン喫茶」誕生

従業員が下着を履かない喫茶店「ノーパン喫茶」
1980年(昭和55年)4月 「ドトールコーヒー」はドトールコーヒーショップショップ1号店を原宿駅前(渋谷区神宮前)に出店

セルフカフェの草分け的な存在の「ドトールコーヒーショップ」
1990年代 - 日本へスターバックスなどシアトル系チェーン店が進出。コーヒー一杯を300円から500円で提供

1990年代 - 古民家を改築した和風喫茶の「古民家カフェ」などもブームになる。

隠れ家的な「古民家カフェ」
1996年(平成8年)8月2日 「スターバックスコーヒー」は東京銀座に、北米地区以外では初めてとなる、日本1号店を出店
![スターバックス(英: Starbucks Corporation、NASDAQ: SBUX)は、1971年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルで開業した、世界規模で展開するコーヒーのチェーン店である。1986年に、エスプレッソをメイン商品としてテイクアウトと歩き飲みが可能なスタイル(シアトルスタイル)でのドリンク販売を始め、後に北米地区全土に広がったシアトルスタイルカフェ・ブームの火付け役となった。
2014年現在、およそ60の国と地域で営業展開をし、店舗数は18,000以上に亘る。
1971年にシアトルで開業。当時は、コーヒー焙煎の会社にすぎなかった。1982年にハワード・シュルツが入社。シュルツは、コーヒー豆のみならず、エスプレッソを主体としたドリンク類の販売を社に提案した。
1985年にスターバックスを退社したシュルツは翌年にイル・ジョルナーレ社を設立し、エスプレッソを主体としたテイクアウトメニューの店頭販売を開始した。これがシアトルの学生やキャリアウーマンの間で大人気となり、瞬く間に流行した。シュルツは1987年にスターバックスの店舗と商標を購入。
イル・ジョルナーレ社をスターバックス・コーポレーションに改称し、スターバックスのブランドでコーヒー店チェーンを拡大した。同業他社もこれに倣い、同様のスタイルのコーヒー店が急増した。
当時のアメリカではイタリア流のファッションや食事が流行しつつあり、イタリア式コーヒーのエスプレッソを主体とするこれらの「シアトル系コーヒー店」はブームに乗ってすぐに北米全土に広がり、シアトルスタイルというコーヒーやコーヒー店のスタイルとして定着した。
1996年(平成8年)8月2日、東京銀座に、北米地区以外では初めてとなる、日本1号店を出店。チェーン店ながらも洗練された店内・おしゃれなメニュー品目・欧風のオープンテラスの併設などから大きな人気を呼んだ。
当時の日本の喫茶店としては珍しく、店内を全面禁煙にしていたことも特徴。喫煙する客のために、屋外のオープンテラスは喫煙可としている。特に女性層を中心に好評を呼び、日本のカフェブームが進むきっかけとなった。
2003年(平成15年)4月、茨城県守谷市けやき台のショッピングセンター西友楽市にドライブスルーを併設した日本国内初の店舗を開設(米国では1994年頃から出店している)。郊外店舗を中心に増やし、2008年(平成20年)3月現在で53店舗ある。
2006年(平成18年)7月31日、千代田区霞ヶ関の経済産業省内に出店。中央省庁への初出店となった。市谷本村町の防衛省庁舎厚生棟にも店舗があり、出店時の契約により、ほとんどの商品が定価の1割引きで提供される。職員や出入り業者はもちろん、防衛省見学コースの参加者も利用できる。なお、両店とも店舗検索には掲載されていない。
2008年(平成20年)3月、茨城県つくば市の筑波大学中央図書館エントランスホールに店舗を開設。日本の大学の附属図書館に専門店が設置されるのは初である。
2010年(平成22年)5月12日、全国で初めて仙台クリスロード店が地域活動の場として開放された[28]。他にも出店した地域の祭りに協賛するなど、メセナを積極的に行っている。
通常の店舗だけでなく、医療施設内にも出店がみられる。2009年(平成21年)時点では、一般病院内に3店、大学病院に23店を出店している。これらの多くは患者や見舞い客のみならず一般客も集客できる立地にあることが多い。
(出典:Wikipedia「スターバックス」)](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
スターバックス 日本1号店 中央区銀座3-7-14 スターバックスコーヒージャパン銀座松屋通り店

クランチー キャラメル トフィー ラテ、ホット アップル、ジンジャーブレッド ラテ
1997年8月 「タリーズコーヒー」は東京都中央区銀座に一号店を開店

京都大学の学内カフェ「タリーズコーヒー京都大学時計台店」(2010年1月15日)
1999年7月 「エクセルシオール カフェ」の第1号店が東京都港区芝浦の「シーバンス・ア・モール」にオープン

エクセルシオール カフェ 第1号店 東京都港区芝浦の「シーバンス・ア・モール」
2001年(平成13年)3月 世界初の常設型メイド喫茶である「Cure Maid Cafe」が秋葉原で開店

世界初の常設型メイド喫茶である「Cure Maid Cafe」が秋葉原で開店
2013年(平成25年)1月 セブン-イレブンは淹れたてコーヒーブランド「セブンカフェ(SEVEN CAFÉ)」をスタート

淹れたてコーヒーブランド「セブンカフェ」が人気に

セブンカフェのコーヒーマシン
2013年11月6日 「サードウェーブ・コーヒー読本」

サードウェーブ・コーヒー読本 茶太郎 豆央 (著)

サードウェーブ・コーヒー読本
2015年2月6日 「ブルーボトルコーヒー」は日本の東京都江東区平野に「清澄白河ロースタリー&カフェ」を開店
![ブルーボトルコーヒー・カンパニー(英語: Blue Bottle Coffee Company)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランドに本社を構えるコーヒー生産販売企業である。
オークランドで創業後、他地域に拡大しており、フェリービル(英語版)やサンフランシスコ近代美術館屋上庭園などサンフランシスコ各地にカフェを出店した。2010年、ニューヨークに初出店した。直営店ではコルタードコーヒーである「ジブラルタル」といったオフメニューアイテムも用意されている。
サンフランシスコを拠点とする競合コーヒー企業にはフォーバレルコーヒー、リチュアル・コーヒー・ロースターズがある[3]。2012年、かつて独立系コーヒー企業であったスタンプタウン・コーヒー・ロースターズ等と同様の道を歩み、ベンチャーキャピタルから2000万ドルを調達した。
2015年2月6日にはアメリカ国外初の店舗として日本の東京都江東区平野(清澄白河駅付近)に「清澄白河ロースタリー&カフェ」を開店した。
なお、店舗の進出以前にも、東京都渋谷区宇田川町の西武百貨店渋谷店モヴィータ館地下のオープニングセレモニー内に2009年10月23日に開店したカフェ「POTLUCK」(ポットラック)で「ブルーボトルコーヒー」のコーヒーが提供されていたが、このカフェは1年後に閉店している。
2015年4月には、サンフランシスコを本拠とするベーカリーチェーンの「TARTINE BAKERY & CAFE」を買収し傘下に収めた。
(出典:Wikipedia「ブルーボトルコーヒー・カンパニー」)](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
ブルーボトルコーヒー「清澄白河ロースタリー&カフェ」

"コーヒー界のApple" 焙煎したてのコーヒーを提供する米サンフランシスコ発「ブルーボトルコーヒー」が日本上陸
西海岸のコーヒー焙煎所「ブルーボトル」日本上陸、変化するサンフランシスコのスタートアップ文化(松村太郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

ブルーボトルコーヒー 青山カフェ
Blue Bottle Coffee 日本上陸、変化するサンフランシスコのスタートアップ文化 | @tarosite
西海岸のコーヒー焙煎所「ブルーボトル」日本上陸、変化するサンフランシスコのスタートアップ文化(松村太郎) - 個人 - Yahoo!ニュース